京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『at Home アットホーム』

2015-08-31 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「at Home アットホーム」 
□監督 蝶野博
□脚本 安倍照雄
□原作 本多孝好
□キャスト 竹野内 豊、松雪泰子、坂口健太郎、黒島結菜、池田優斗

■鑑賞日 8月22日(土)
■劇場  109CINEMAS川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

 5人家族の平凡な森山家。 だが、彼らに血の繋がりはなく、父・和彦(竹野内 豊)は
 空き巣、母・皐月(松雪泰子)は結婚詐欺師、長男・淳(坂口健太郎)も偽造職人と、
 全員が犯罪で生計を立てている。 ある夜、ターゲットと食事に出かけた母の詐欺がばれ、
 誘拐されてしまう。 和彦は家族を守るため、ある決断を下す。 それぞれが苦しい過去を
 背負った寄せ集めの家族が、ささやな幸せを守るために奮闘する姿を描く。

 ちょっとニュアンスは違うけど『オー!ファーザー』を思い出しちゃった(笑)
 あれは4人のオヤジが居て、誰が本当のオヤジかって、最後まで謎だったけど。
 5人家族がそれぞれ血のつながりなど無い、いわゆるまるで寄せ集めの
 家族ごっこのような森山家。 だが、5人それぞれが、過去の傷を癒せないままに
 生き続けている。 そこで生計を立てていくのが悪事。 互いに傷をなめ合いながらも
 少しずつは、血縁のない家族らしきものを形成して行く。 それもしばらくは波風が
 立たなかったが、母親のドジで結婚詐欺相手に拉致されてしまう。 そこから、
 助けに向かうため本当の家族以上の“絆”を見せる。

 ま、こんなことはあり得ないと一口で言ってしまいたいところだが、血縁のある本当の
 家族だって、ヘタをすれば崩壊するし、親が子を、子が親を殺める事件なんて
 日常茶飯事の現代。 逆に、この家族の存在を頭から否定することはできない。
 もしかしたら、この映画と同様な現実がそんざいするかもわからない。
 「産みの親より育ての親」、ナシアリではなく、アリアリなのかも。
 松雪泰子、うん、体当たりでよく頑張ったねぇ~


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4 コメント

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竹野内豊 (mayumi)
2015-08-31 11:55:24
これまでと違う竹野内豊が見られそうで、これは興味があります。
松雪泰子が好きだし(^◇^)

「オー!ファーザー」は、原作だけ読んだんですが、
シチュエーションも展開も面白かったけど、
四人の男性と あっけらかんと暮らす母親の気持ちは、
どうしても理解できません
返信する
原作は~ (cyaz)
2015-08-31 13:48:52
mayumiさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>これまでと違う竹野内豊が見られそうで、これは興味があります。
ということは観に行かれるんですね^^

>松雪泰子が好きだし(^◇^)
ほうほう^^

>四人の男性と あっけらかんと暮らす母親の気持ちは、どうしても理解できません
なるほど^^ 映画では最後まで登場しませんでしたが、
原作はどうだったんでしょう???
返信する
Unknown (Ageha)
2015-09-11 14:18:42
結局見に行けないまま9月になっちゃいました。

ちと話がそれますが、去年の京都国際映画祭(どうかんがえても吉本学園祭だったけどね)の初日、オープニングアクトがこの映画で、竹野内豊や松雪泰子が祇園の歌舞練場で舞台挨拶のあと、祇園会館でこの作品上映だったのね。

よくわかんないけど、吉本の芸人がいっぱいでてたの?


なるほど、そういうことだったのねって
この作品のレビューあちこちみにいってなっとくしたわけで。やっぱ吉本がらみの邦画だったのねって。ポスターやチラシではめだたないけども。( ̄∇ ̄*)ゞ
返信する
吉本~ (cyaz)
2015-09-11 21:15:46
Agehaさん、コメント、ありがとうございますm(__)m

>結局見に行けないまま9月になっちゃいました。
あらま(笑)

>よくわかんないけど、吉本の芸人がいっぱいでてたの?
いや、村本大輔、千原せいじ、板尾創路 ぐらいかな・・・。

>ポスターやチラシではめだたないけども。( ̄∇ ̄*)ゞ
村本大輔は結構やらしい役、こなしてたね(笑)
返信する

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