□作品オフィシャルサイト 「バンクーバーの朝日」
□監督 石井裕也
□脚本 奥寺佐渡子
□キャスト 妻夫木聡、亀梨和也、勝地涼、上地雄輔、池松壮亮、
高畑充希、宮崎あおい、佐藤浩市
■鑑賞日 11月23日(火)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
1900年代初頭にカナダへ渡った日本人が多くいたなんて、この映画を通して
初めて知ったことで、また野球というスポーツを通して、日本人の存在感を
知らしめたことさえ、恥ずかしながら全く知らなかった。
新天地を夢見てカナダへと渡った多くの日本人が、過酷な肉体労働や貧困、
差別という厳しい現実に直面する。 そんな中、日本人街に誕生した野球チーム
「バンクーバー朝日」は、フェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、そんな彼らの
姿は日系移民たちに勇気や希望をもたらし、賞賛と人気を勝ち取っていく。
体格や力では、とても外人には歯が立たない。 だけど、日本人はクレバーで、
機敏な性質が、ヒットを打たなくても、塁に出れば盗塁やバントで得点を上げる
ことはできる。 日本人だというだけで差別され蔑まれる環境で生きている日本人に
とって、バンクーバー朝日は彼らの代表として、言葉にできない言葉を、彼らの戦いに
託して一生懸命応援し、彼らの一挙手一投走に一喜一憂する。 そんな姿に、
もしこの時代に自分自身がカナダに生まれていたとしたらと自問自答しながら・・・。
そして人として、正道を求めながら、その真摯な態度と野球に対する愛情で、
彼らのフェアプレイは、いつしか相手方の賞賛を得ることになる。
当時の環境では、ここで描かれるより大変な人種差別が存在したのは想像がつく。
だからこそ、彼らバンクーバー朝日に、夢を見て、力づけてもらえる大きな存在
だったのだろう。
足とバントで大きな外人選手たちを撹乱し、挫折を乗り越えて勝ち進むことこそ、
苦しい環境打破に向える大きな希望であり、光であったに違いない。
明日か あさって辺り、母と観ようと思っています。
どうぞ、良い年をお迎えください。
どんな土地、環境でも、消せない「日本人らしさ」が
滲み出て、そんなバンクーバーを知らない私も
かなり心を添わせて魅入りました。
セットが素晴らしかったですよね~
>明日か あさって辺り、母と観ようと思っています。
ぜひ、ご覧になって下さい!
>どうぞ、良い年をお迎えください。
mayumiさんも大変でしょうが頑張って下さい!
どうぞよいお年を~♪
>消せない「日本人らしさ」が滲み出て、そんなバンクーバーを知らない私もかなり心を添わせて魅入りました。
やはり素晴らしい国民性だと思いますよ^^
我が国ながら!
>野球場面のふくらみがもうちょっとでしたが、“スモールベースボール”があの時代にもう通用することが描かれているのは驚きでした。
そうですよね~。
今後、野球モノが2作位続きますよね^^
私もこの映画を観ました。当時の2世達が体格の良いカナダ人と正面から戦っても勝てないなら、と編み出したのが今の日本野球にも通じるスモール・ベースボールだった点は興味深かったです。カナダでの日本移民がこんなに苦労していたとは知りませんでしたが、そんな日系社会の希望の灯が朝日軍の野球だったという点はスクリーンからも伝わってきました。
>本年も宜しくお願いします。
こちらこそ、よろしくお願い致しますm(__)m
>今の日本野球にも通じるスモール・ベースボールだった点は興味深かった
ですよね~。やはり体力の差は明らかだっただけに、
細かい攻めは、バントやスチールでかきまわす。
その昔の高校野球のように。
>カナダでの日本移民がこんなに苦労していたとは知りませんでした
僕もこの事実は全く知りませんでした(汗)
カナダにこんな多くの日本人が移住されていたなんて
全然知りませんでした。もちろん野球チームの存在も。
野球の歴史においても、戦争に関わる歴史についても
勉強になりました。
ところで、EDに移った方は、メンバーのどなただったんだろう?
それが気になって気になって^^;
>カナダにこんな多くの日本人が移住されていたなんて
全然知りませんでした。もちろん野球チームの存在も。
ですよねぇ・・・。
実は僕も全然知りませんでした(汗)
>野球の歴史においても、戦争に関わる歴史についても勉強になりました。
こういう背景があったからこそかもしれません。
>ところで、EDに移った方は、メンバーのどなただったんだろう? それが気になって気になって^^;
ですねぇ(笑)