運命に引き寄せられ、4人は出逢った。
■監督 マイク・ニコルズ
■脚本・原作 パトリック・マーバー
■キャスト ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン
通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダン(ジュード・ロウ)は、車と接触事故を起こした女性を助ける。 彼女の名はアリス(ナタリー・ポートマン)。 ニューヨークでストリッパーをしていたアリスは、その日ロンドンに着いたばかりだった。 2人は恋に落ち、同じ部屋で暮らし始める…。 1年後。処女小説の出版を控えたダンは、アンナ(ジュリア・ロバーツ)という女性写真家に一目惚れする。 アンナは恋人のいるダンを拒むが、ダンの心の揺れはアリスに見抜かれていた。 一方、アンナはダンの悪ふざけがもとで医師のラリー(クライヴ・オーウェン)と出会い、結婚するが…。 それぞれの愛は、やがて運命的に交錯してゆく。
おススメ度 ⇒★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
これはジュリア・ロバーツとジュード・ロウの対決(笑) が楽しみな映画でした。 予告を観ていても実にそそられる内容の映画だったので期待は大きかった。 そして予告編で流れていた音楽も乾いた感じで僕の好みでもあったのですが。 どんな展開を見せるのか・・・。 過大な期待がありすぎたのかもしれないですが、ちとツボにははまらなかった。 そもそもが、100都市以上で上演されたパトリック・マーバーの戯曲の舞台を映画化したものなのですが、絡み合う4人の男女の恋愛模様は、その駆け引きの弱さと多すぎる会話の遊びから、少し醒めてしまった。
ジュード・ロウはこの手のストーリーには打ってつけのような気がした。 彼についてのキャステキングは満足の出来るものであった。 彼も多様な男を演じる力をつけてきたと思う。 彼のニヒルさと、ある意味女性的なナイーブな面はこの映画で活きていたように思います!
ナタリー・ポートマン。 あの『レオン』の強烈なイメージの少女から何年経ったんだろう・・・。 まだどことなく少女のイメージを残しながらも、背伸びして大人の女性を演じるには、経験不足な気がする。 自在に二人の男の間を揺れ動く女性を演じるには、特にこの映画では“ズルさ”を持ち合わせた演技が必要な気がした。
ジュリア・ロバーツ。 昔から好きな女優さんなのだが、やや成長が止まっているのが寂しい。 つまり大女優であることは誰もが認めるところであるのだが、彼女の新しい女優としての面が見えない。 胡坐を掻いているとか守りに入っているとかいうのではなく、女優ジュリア・ロバーツに自身が甘えているような気がしてならない。 この映画にしても、彼女でないほうがむしろ良かったのかもしれない。
クライヴ・オーウェンは女性の目から見ると素敵な男優なのでしょうか(笑) ? 女性の方、是非コメントいただきたいです! 男の、いや僕の目から見るとどうしても宇梶剛士に見えてしまうのですが(笑) ?! 途中でダブってしまってシリアスな役ながら笑えましたよ!
そんなわけで役者で魅せる映画としては、残念ながら満足いくものではありませんでした。 初日ということでしたが、客席も6割程度で、女性同士の客が多かったですが、出口に向かう客の反応はあまり良い印象ではなかったようですね。 微妙な男女の心の襞と心理描写は、あまり会話のやり取りではなく、役者自身の演技力に任せたほうが良かったように思います。 舞台ならばこのセリフの多さでカバーすべきなのでしょうが、そこは映画、しかもこれだけの役者が揃っているのですから(笑) ?! ニコルズ監督も、監督本来持つ人間味を前面に出した作品に仕上げてほしかった気がしました。
≪追記≫
この映画はロンドンが舞台になっているようですが、その辺は多少デフォルメしていいような気がしたのですが・・・。 なんとなくストーリーでこの4人の役者たち。 別にニューヨークあたりでも、マンハッタンあたりでも良かったのでは?! 『アメリカン・イン・ロンドン』ではイケてない(笑)
■監督 マイク・ニコルズ
■脚本・原作 パトリック・マーバー
■キャスト ジュリア・ロバーツ、ジュード・ロウ、ナタリー・ポートマン、クライヴ・オーウェン
通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダン(ジュード・ロウ)は、車と接触事故を起こした女性を助ける。 彼女の名はアリス(ナタリー・ポートマン)。 ニューヨークでストリッパーをしていたアリスは、その日ロンドンに着いたばかりだった。 2人は恋に落ち、同じ部屋で暮らし始める…。 1年後。処女小説の出版を控えたダンは、アンナ(ジュリア・ロバーツ)という女性写真家に一目惚れする。 アンナは恋人のいるダンを拒むが、ダンの心の揺れはアリスに見抜かれていた。 一方、アンナはダンの悪ふざけがもとで医師のラリー(クライヴ・オーウェン)と出会い、結婚するが…。 それぞれの愛は、やがて運命的に交錯してゆく。
おススメ度 ⇒★★(5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★☆
これはジュリア・ロバーツとジュード・ロウの対決(笑) が楽しみな映画でした。 予告を観ていても実にそそられる内容の映画だったので期待は大きかった。 そして予告編で流れていた音楽も乾いた感じで僕の好みでもあったのですが。 どんな展開を見せるのか・・・。 過大な期待がありすぎたのかもしれないですが、ちとツボにははまらなかった。 そもそもが、100都市以上で上演されたパトリック・マーバーの戯曲の舞台を映画化したものなのですが、絡み合う4人の男女の恋愛模様は、その駆け引きの弱さと多すぎる会話の遊びから、少し醒めてしまった。
ジュード・ロウはこの手のストーリーには打ってつけのような気がした。 彼についてのキャステキングは満足の出来るものであった。 彼も多様な男を演じる力をつけてきたと思う。 彼のニヒルさと、ある意味女性的なナイーブな面はこの映画で活きていたように思います!
ナタリー・ポートマン。 あの『レオン』の強烈なイメージの少女から何年経ったんだろう・・・。 まだどことなく少女のイメージを残しながらも、背伸びして大人の女性を演じるには、経験不足な気がする。 自在に二人の男の間を揺れ動く女性を演じるには、特にこの映画では“ズルさ”を持ち合わせた演技が必要な気がした。
ジュリア・ロバーツ。 昔から好きな女優さんなのだが、やや成長が止まっているのが寂しい。 つまり大女優であることは誰もが認めるところであるのだが、彼女の新しい女優としての面が見えない。 胡坐を掻いているとか守りに入っているとかいうのではなく、女優ジュリア・ロバーツに自身が甘えているような気がしてならない。 この映画にしても、彼女でないほうがむしろ良かったのかもしれない。
クライヴ・オーウェンは女性の目から見ると素敵な男優なのでしょうか(笑) ? 女性の方、是非コメントいただきたいです! 男の、いや僕の目から見るとどうしても宇梶剛士に見えてしまうのですが(笑) ?! 途中でダブってしまってシリアスな役ながら笑えましたよ!
そんなわけで役者で魅せる映画としては、残念ながら満足いくものではありませんでした。 初日ということでしたが、客席も6割程度で、女性同士の客が多かったですが、出口に向かう客の反応はあまり良い印象ではなかったようですね。 微妙な男女の心の襞と心理描写は、あまり会話のやり取りではなく、役者自身の演技力に任せたほうが良かったように思います。 舞台ならばこのセリフの多さでカバーすべきなのでしょうが、そこは映画、しかもこれだけの役者が揃っているのですから(笑) ?! ニコルズ監督も、監督本来持つ人間味を前面に出した作品に仕上げてほしかった気がしました。
≪追記≫
この映画はロンドンが舞台になっているようですが、その辺は多少デフォルメしていいような気がしたのですが・・・。 なんとなくストーリーでこの4人の役者たち。 別にニューヨークあたりでも、マンハッタンあたりでも良かったのでは?! 『アメリカン・イン・ロンドン』ではイケてない(笑)
だって、見終わった後、あまりに話の内容が???だったもので。
舞台だと、これで充分面白かったのではないかと思います。
でも、やはり映画と舞台は根本的に違うんじゃないかと。
映画ならではの演出をもっと考えた方がよかったのかな?
クライブ・オーウェンは、素敵な役でもなかったでしょう?これは。ちょっとくたびれた感じで、妻に求めるものが安らぎ、例えほかに愛してる人がいても、最終的に自分のところに戻ってくれば勝った気でいる?本当にこんな、後ろ向きあって寝るような夫婦でいいの?なんて思っちゃいました。これも一つの愛の形?
いつかは崩れそうな気がするけど?
近づけば近づくほど終わりが見えてくる?淋しいですね~それは。
舞台を見てみたいです。
「インタープリター」と2連ちゃんのTB&コメント、ご了承下さい
で、宇梶さんに見えちゃいました?
私は初めてC・オーウェン見たときからルー・大柴なんですよ~(笑)
ちなみに好みの俳優さんではありません・・・
が、しかし!
今回の役どころは良かったと思います。
カッコいいとかではなく、あくまでも演技者として。
次回作の「Sin City」も楽しみになってきました♪
でも次期007は・・・イヤー!
お話の方は、どうしたニコルズ監督!?って感じですかねぇ
イギリス人には受ける内容だと思いましたが・・・(笑)
>やはり映画と舞台は根本的に違うんじゃないかと。
僕も基本的には同じ考えでいます。
その昔、やはりJ.ロバーツ主演の『マグノリアの花たち』を観て感動し、
石田えり主演の日本での舞台を観ましたが、ガッカリでした>< 描き方の相違を感じました。
最近では『阿修羅城の瞳』もそうでしたね(笑)
>後ろ向きあって寝るような夫婦でいいの?
ということは、ルーシーさんのところは○向きで(謎)?
映画は言葉(会話)での進行でなく、もう少しセリフをカットした役者の力量にまかせた演出がほしかったですね^^
>初めてC・オーウェン見たときからルー・大柴
う~ん、宇梶剛士もルー大柴も濃いですねぇ(笑)?!
演技者としては良かったという印象なんですね^^
>イギリス人には受ける内容だと思いましたが
そうですかぁ、僕も一応イギリス人なんですが(笑)、
サッパリわかりませんでしたねぇ?!
大阪国ジョークはわかるんですけどねぇ(謎)
クライブ・オーウェンはちょっと情けない男を
上手く演じていたと思います。
それにしても、ジュリア・ロバーツのオーラは
一体何処へ行ってしまったんでしょう(^^?
ナタリー・ポートマンの引き立て役に
なってしまった感じがします。
なんというか、これを見た感想は
「試写会で良かった!」でした(^^ゞ
>ジュリア・ロバーツのオーラは一体何処へ行ってしまったんでしょう
そーなんですよね^^
僕も彼女のオーラを捜し歩いているのですが、なかなか見つけることができません><
トラックバックありがとうございます。
そうか、クライブ・オーウェン、だれかに似てると思ったら、
宇梶剛士(笑)。
お父さんのバックドロップを決めそうな雰囲気、確かにあります。
いたって普通のジュードが見れて満足でした!
(たとえ自己中な役でも)
サイバーセックス(っていうのかな?)の場面では、チャットにおける文字の略し方がとても面白かったです。
なかなか、ふか~い映画でした。
しかし、見た直後は、『なんでこれアカデミーに選ばれたんだろうね』と一緒に行った人といいあったんですけどね。
でも、後からじわじわくるんですよ~~。
といって女性なら全員がウケてるわけではありませんが!
クライヴ・オーエン、濃いぃっすねー。
私としてはあまり好みではないのですけど
でも素敵な人だなぁと思いますです。
だけど、見た目も仕草もSEXも
がさつな役っていいんだか悪いんだか(汗)