□作品オフィシャルサイト 「ハイネケン 誘拐の代償」
□監督 ダニエル・アルフレッドソン
□原作ピーター・R・デ・ブリーズ
□キャスト アンソニー・ホプキンス、ジム・スタージェス、サム・ワーシントン
■鑑賞日 6月19日(金)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
実話に基づくハイネケン誘拐の実態とは・・・。
1983年、アムステルダムでハイネケンの会長フレディ・ハイネケン
(アンソニー・ホプキンス)が誘拐された。 警察は巨大組織による犯行を疑うが、
真犯人は犯罪経験すらない幼なじみの若者5人組だった。 犯人たちは莫大な
身代金を要求し、計画は順調に進んでいるかに見えた。 ところが、人質である
ハイネケンの傲慢な態度に振り回されるようになり、追い詰められていく。
一代で巨大な企業に育て上げた企業家は一筋縄ではいかない。
たまたま、デキの悪い若者たちが、なけなしの知恵を絞りだし、一旦は
上手く運んだように見える誘拐劇も、様々な荒海を乗り越えて来た老練紳士には
“暖簾に腕押し”的。 正直、これが事実に即して作り上げたのならまさに「バカ者ども」。
ニヒるではないものの、この映画の主人公ハイネケンを演じるアンソニー・ホプキンス。
あの『羊たちの沈黙』で演じたハンニバル・レクター博士に似ている感じ。
そう思っていたら、ちょっと展開が面白く思えた。
ただ、内容は期待していたよりも変化がなく、ちょっと期待外れ。
若者の一人にでも、頭脳明晰なヤツが居て、あのクラリス(ジョディ・フォスター)ばりの
キャッチボールができるキャラが欲しかったなぁ(笑)
誘拐犯側からしか描かれてないので、捜査の状況がどうなって逮捕に至ったのか気になりました。
ハイネケンと犯人のすごい対決があるのかと思ったら、たいしたことなくて拍子抜けでした。
>誘拐犯側からしか描かれてないので、捜査の状況がどうなって逮捕に至ったのか気になりました。
そこは結構手抜きでしたね(笑)
>ハイネケンと犯人のすごい対決があるのかと思ったら、たいしたことなくて拍子抜けでした。
ホプキンスが相手なら、もっと対抗できるクレバーな役者が欲しかったものです。