□作品オフィシャルサイト 「シルク」
□監督 フランソワ・ジラール
□原作 アレッサンドロ・バリッコ
□脚本 フランソワ・ジラール、マイケル・ゴールディング
□キャスト マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀、アルフレッド・モリナ、國村隼、本郷奏多
■鑑賞日 1月26日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
そもそもこの映画を観てみようと思った理由のひとつは、『海の上のピアニスト』と同じアレッサンドロ・バリッコの原作だったからだ。
妻エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)を残したまま、蚕の仕入れで日本に来たエルヴェ(マイケル・ピット)は、原(役所広司)を介して美しい少女に出会う。
妻がいながらエルヴェはその少女のことが忘れられず、また日本に行く。 エレーヌは恐らく日本に蚕を仕入れに行く以外の目的をエレーヌは感じていたんだろう。 蚕の白い繭糸でつむいだような優しく綺麗な映像と、教授の哀愁に満ちた音楽には感嘆できたが、映画の内容はそのものはしっくりこなかった感が強い。 原作を読んでいないのでよくわからないが、脚本は原作に沿って書かれていたのだろうか。
二人の女性の間で揺れ動く心理を描く純愛を描く作品なのだろうが、どうもしっくり来ない。 っていうか何のために(蚕奈以外の目的)日本へ行くのうすうすわかっていた妻の葛藤も上っ面しか表現できておらず、しかもキーナ・ナイトレイの女優としての魅力さえ感じることが出来なかった。
日本でのシーンは当然ながら日本語なので役所広司等もなんら洋画ながらプレッシャーがかかっておらず、本来の演技を見せていない感じがした。 中谷美紀もまるで飾りだけで、なんとも外国の映画で演ずるという感じではなかった。
主演のエルヴェ(マイケル・ピット)、なんとなく『ラスト・サムライでトム・クルーズが演じた闘わないネイサンにも見えたりして・・・。
繭糸を紡ぐような、美しい映像とそれをフォローする音楽を楽しむだけの映画だったかも。 『海の上のピアニスト』を観て口直しするかな(笑)
あたしはかなりしっくりきちゃったのですが、
この映画はどうも評判良くないですね(;・∀・)
トラバお送りいただきありがとうございました。
現在gooさんへのトラバが弾かれる現象になっています(;・∀・)
gooさんへは問い合わせ中ですので、
送れるようになりましたら、トラバに改めて参りますね。
>あたしはかなりしっくりきちゃったのですが、
この映画はどうも評判良くないですね(;・∀・)
他の女性のブロガーさんには比較的ウケているようですが、男性陣にはイマイチみたいですね(笑)?
>現在gooさんへのトラバが弾かれる現象になっています(;・∀・) gooさんへは問い合わせ中ですので、送れるようになりましたら、トラバに改めて参りますね。
すいません、お手数おかけしますねm(__)m 多分gooのせいだと思います(汗)
この映画は雰囲気・・・というか感性でその世界観に浸るタイプの作品なんでしょうね。
ただ、人物の感情が読み取れる描写が殆ど無く、有無を言わせぬ流れ(展開)に乗せられ・・・ 結局、男が女の掌の上で泳がされてる、という内容なもんで・・・(笑)
どーも納得し辛い作品でした。
日本人出演者を含め、特に役者の魅力を引き出すような演出じゃないんですよね。 皆、単に物語の登場人物ってレベルで・・・
では、またお邪魔します
これからもヨロシクお付き合い下さいませ。
>この映画は雰囲気・・・というか感性でその世界観に浸るタイプの作品なんでしょうね。
おそらくそうでしょうね^^
>結局、男が女の掌の上で泳がされてる、という内容なもんで・・・(笑) どーも納得し辛い作品でした。そうでしたね(笑)
>日本人出演者を含め、特に役者の魅力を引き出すような演出じゃないんですよね。 皆、単に物語の登場人物ってレベルで・・・
日本人役者ほど、洋画だと思って甘くみていたような気がしました。
>これからもヨロシクお付き合い下さいませ。
こちらこそ、よろしくお願い致します。
レディス1000円DAYに、ちょうど映画1本分ほど時間が
できまして…CMでいいかも?と思っていたこの映画を
観てみました。1000円でも、何か損した気分で(--
特に日本の女の描き方がキタナイっす!外人さんの作る
映画に登場する日本女性って、みんな花魁チックですよね。
何となく腑に落ちないで、こちらのブログを覗きに来ました。
やはり、しっくりこなかったという感想で、ちと安心しました(^^ヾ
>お久しぶりです =^^= にゃんこです。
ごぶさたですね^^
>レディス1000円DAYに、ちょうど映画1本分ほど時間ができまして…CMでいいかも?と思っていたこの映画を観てみました。1000円でも、何か損した気分で(--
ふむ、やっぱりそうですか~
>特に日本の女の描き方がキタナイっす!外人さんの作る映画に登場する日本女性って、みんな花魁チックですよね。
日本人を海外の人はよくわかって描けないですね(笑)?
>何となく腑に落ちないで、こちらのブログを覗きに来ました。やはり、しっくりこなかったという感想で、ちと安心しました(^^ヾ
根底にあるものが何なのか、何を描きたかったのかという主題が見えない映画でした。
「日本」なるものへのあこがれが原作者の心を惑わせたのか,当の日本人にとっては,何だかなあという感じが残る作品でした.
逆に日本人から見たら,キーラ・ナイトレイの活躍のなさが気にかかります.
こういうのが「バベル」状態なのでしょうか?
>「日本」なるものへのあこがれが原作者の心を惑わせたのか,当の日本人にとっては,何だかなあという感じが残る作品でした.
原作は未読なのでわからないのですが、伝わっていない感じがしましたね><
>逆に日本人から見たら,キーラ・ナイトレイの活躍のなさが気にかかります. こういうのが「バベル」状態なのでしょうか?
そうでしたね。 なんだか消化不良ですよね、キーラは?
原作がどうというより、監督の問題なんでしょうかねぇ。お口直しを10回ぐらいしないと、おさまりがつきません(笑)
>原作がどうというより、監督の問題なんでしょうかねぇ。お口直しを10回ぐらいしないと、おさまりがつきません(笑)
ほんと、そうですよね(笑)
フラストレーション、溜まりますよね~