□作品オフィシャルサイト 「僕等がいた」
□監督 三木孝浩
□脚本 吉田智子
□原作 小畑友紀
□キャスト 生田斗真、吉高由里子、高岡蒼甫、本仮屋ユイカ、
小松彩夏、柄本 佑、比嘉愛未、須藤理彩、麻生祐未
■鑑賞日 3月17日(土)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)
<感想>
ふとこの映画を観ながら、ある歌が頭の中をリフレイン。 その歌とは、
そんな時代もあったねと いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと きっと笑って話せるわ
(中 略)
まわるまわるよ時代はまわる 別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも 生まれかわって歩き出すよ
いまどき、好きな相手に自由に連絡が取れる時代に、わざわざ不自由な恋愛を演出して
見せることもないのになぁとは思ったけれど、なぜかいまどきではないオブラーとで包んだような
懐かしさが込みあげてくるような恋愛模様。
原作は味読だけれど、若い人たちにもうけて、またその昔若かった(笑)人たちにも
もちろん“そんな時代もあったねと”ですよね、きっと。
高校2年の七美(吉高由里子)と矢野(生田斗真)の出会いと別れ。
この二人の恋愛の行方を、なんだか第三者的には見れない分、
最初はあまり期待もしていなかったけれど、彼らの恋愛の進捗と比例して
どんどんストーリーにのめり込んだ。
一番の理由は、七美演じる吉高由里子の演技かな。
どちらかと言えば、いままでとは180°違った女性を演じていたからに違いない。
また舞台が釧路という港町なので、絵的には同じ北海道の函館のような、
海があり、坂道がありというロケーションはストーリー構成に深みと温かみをもたらしてくれた。
高校の屋上から海を眺めることが出来たりするなんて、都会の学校に通っていたら
なかなか叶わないシチュエーションで、そんな場所に自分を置いてみたいなぁと思いつつ、
思い起こせば、高校時代は近くに淀川しかなかったなぁ(笑)
でも堤防とかはそれなりにデートコースにはなったけれど。
いくつかの、互いの想いの糸が絡まって、それを少しずつ不器用にほどいていく二人。
七美の矢野に対する想いを、自分の気持ちを抑えつつもサポートにまわる竹内(高岡蒼甫)。
性生活でも複雑な状況に置かれていたときの高岡蒼甫だったが、この映画では
俳優高岡蒼甫は活きていたと思える。 逆に山本演じる本仮屋ユイカも効いていた。
竹内の姉を演じる須藤理彩も矢野と弟との良きアドバイザーになっていた。
10代のもっとも多感な頃の恋愛模様は、様々なボタンのかけ違いと、
単純そうで、うまく進まない二人の恋愛の、その先をまるで親のように、兄のように、友人のように、
様々な心で判断できる全てでもって応援している自分が居たこと。
そして、その中に高校時代の自分の恋愛を重ねていたことも事実だ。
すんなりと進む恋愛より、容易に叶わないからこそ心奪われる。
自分で言うのも口はばったいが、中学・高校の頃はバスケットをやり、
もちろん矢野ほどではないが、女の子にはモテたほうだ。
だけどすんなりいく恋愛よりも、その逆の恋愛をしていた僕としては、
やはり七美の気持ちが異性ながらよくわかったし、彼女のその先が気になるところだ。
後篇は4/21からだなぁ(笑)
懐かしさを感じる物語でしたね。
背景になる釧路の風景も
いい感じでした。
cyazさんの、学生時代、
恋愛事情、想像してしまいます(笑)
>昔若かった(笑)人にとっては懐かしさを感じる物語でしたね。
そうですね(笑) 僕もそのうちの一人です(汗)
>背景になる釧路の風景もいい感じでした。
海と坂道って絵になりますよね!
>cyazさんの、学生時代、恋愛事情、想像してしまいます(笑)
いつか大阪で飲みながら語り合いましょうか(笑)?
後半の方が楽しみですね。こちらはこちらで解りますけど、流石に年齢的なギャップが大きいってのもありますし。後編はその点で等身大なところあるだろうし^^
>男子寮男子クラスの3年間でしたからもうそういうのは縁遠くて(笑)
そうだったんですか? それはちと遠くなるかもしれませんね(笑)
>後半の方が楽しみですね。こちらはこちらで解りますけど、流石に年齢的なギャップが大きいってのもありますし。後編はその点で等身大なところあるだろうし^^
より年齢的に近くなって、少し大人の二人が
どんな展開を見せるか楽しみです!
ちょっと観てみようと思います。
>もちろん矢野ほどではないが、女の子にはモテたほうだ。
ずいぶん前に、ちょっとお顔出しありましたが
確かにモテたんだろうな~という顔立ちだと思いますよvv
鑑賞したら、また遊びに来ます♪
>先日、同窓会があったせいか?ちょっと観てみようと思います。
そうですね(笑)
僕も来月大阪で同窓会です^^
>ずいぶん前に、ちょっとお顔出しありましたが確かにモテたんだろうな~という顔立ちだと思いますよvv
どうも(笑)
あれ、目を消してましたから(笑)
本当はそこがポイントです!
>鑑賞したら、また遊びに来ます♪
感想、お待ちしてます^^
やっと観にいって来ました。
高校生役で出るのは、ちぃと無理なのでは?と
思った役者さんが若干いましたが、そこさえ気にしなければ
少女マンガ好きにはすんなり入れた世界でした。
cyazさんが仰ったように、私も自分の高校時代とオーバーラップしてしまい、「そんなこともあったな」と思いながら鑑賞。
これ、案外かつて高校生だった世代が、はまるかもしれませんね。
現役女子高生の娘は、全然はまりませんでした。--;
>高校生役で出るのは、ちぃと無理なのでは?と思った役者さんが若干いましたが、そこさえ気にしなければ少女マンガ好きにはすんなり入れた世界でした。
なるほど^^
ま、いまどきあんなヒネた高校生は(笑)
>私も自分の高校時代とオーバーラップしてしまい、「そんなこともあったな」と思いながら鑑賞。これ、案外かつて高校生だった世代が、はまるかもしれませんね。
それに近い今時ではないシチュエーションでしたからね(笑)
>現役女子高生の娘は、全然はまりませんでした。--;
ありゃりゃ><
今度、説教してやらねば(笑)