□作品オフィシャルサイト 「ブロークン・シティ」
□監督 アレン・ヒューズ
□脚本 ブライアン・タッカー
キャスト マーク・ウォールバーグ、ラッセル・クロウ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
バリー・ペッパー、カイル・チャンドラー、ナタリー・マルティネス、ジェフリー・ライト
■鑑賞日 10月26日(土)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
ニューヨークを舞台に、マーク・ウォールバーグとラッセル・クロウが対立する
クライム・サスペンス。
元警察官で私立探偵のビリー・タガート(マーク・ウォールバーグ)は、警察を辞職する
きっかけとなったある事件の秘密を知るニューヨーク市長のホステラー(ラッセル・クロウ)
に呼び出され、妻・キャサリン(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)の浮気調査を依頼される。
ビリーが調査を開始すると、浮気相手はホステラーの対立候補ヴァリアント(バリー・
ペッパー)の右腕的存在であるアンドリュース(カイル・チャンドラー)と判明。
しかし、その後すぐにアンドリュースは何者かに射殺されてしまう・・・。
疑惑ある現役市長と正当防衛ではなく銃で若者を死に追いやった元警官。
幾重にも張られた伏線と、微妙に絡み合った“過去”。 単に妻の浮気調査ではなく、
ビリーとホステラーの互いの相手の出方を見る落し合いが面白い。
派手なアクションはないが、互いに相手の探られたくない腹のうちを探り合う。
しかし、決定的な証拠を掴んだかに見えたビリーも、実はそれ以上に決定的に自身に
不利な証拠をホステラーに掴まれていた。
結局、握られたビリーの決定的証拠と物語の顛末は、ビリーの人としての“正義”だったの
かもしれないし、自らの悪戯の禊だったのかもしれない。
マーク・ウォールバーグとラッセル・クロウもそれぞれが良かったけれど、背景にもう一枚、
脇で渋い役者が噛んでいれば、もっと面白い展開も準備できたのではないかな。
それにしても、あの秘書のケイティ(アナロ・タル)は何故2時間待てなかったのだろうか・・・。
もしかして・・・捕まっていたのかなぁ(笑)
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