『モテキ』

 

□作品オフィシャルサイト　「モテキ」
□監督・脚本　大根 仁 
□原作　久保ミツロウ　（「モテキ」講談社イブニングKC）
□キャスト　森山未來、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子、
　　　　　　　新井浩文、金子ノブアキ、リリー・フランキー、ピエール瀧

■鑑賞日　９月２５日（日）
■劇場　ＴＯＨＯシネマズ川崎
■cyazの満足度　★★★☆（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

　　あなたの一番の“モテキ”はいつでした（笑）
　　僕のモテキは・・・・・それは後にしよう

　まあ今時こんな不器用な恋愛偏差値ゼロの男がいるだろうか（笑）
　だけど突然モテモテの“モテキ”に突入して、この男の世界観は変わる。

　その様子を、まるでセリフのあるミュージッククリップのような映像展開で、
　軽快に進められていくところは秀逸
　まあ、長澤まさみ、麻生久美子、仲里依紗、真木よう子とそれぞれに違った美形と、
　交われるなんて最高の“モテキ”ではあるものの、
　そのモテキに乗れない情けない藤本幸世（森山未來）３１歳はセカンド童貞ヤロー（笑）
　（セカンド？　先日観たのは『セカンドバージン』）
　余談ですが、森山未來に長澤まさみとくりゃぁ、あの『セカチュー』以来ですわ。
　うーん、あの感動はぶち壊しかぁぁぁ～

　まあ、とにかくテンポがいいことと、幸世の心象をうまく歌でつないでいく。
　安っぽいノリだけど、反って的を得てる選曲が抜群
　若い世代にはちょっとこの選曲、無理があるかなぁと思いつつも、
　僕ら（かみさんは結構ド真ん中かもしれない）は大ウケ。
　その楽曲、こんな感じで～

　　・『J-POP』／Half-Life
　　・『マルマルファンク』／在日ファンク
　　・『格好悪いふられ方』／大江千里
　　・『SELF CONTROL』／ TM NETWORK
　　・『物語はちと？不安定』／N'夙川BOYS
　　・『安めぐみのテーマ』／ジョニー大蔵大臣（水中、それは苦しい）
　　・『いかれたBady』／フィッシュマンズ
　　・『Baby crusing Love』／Perfume
　　・『走れ！』／ももいろクローバー
　　・『Lifetime Respect』／三木道三
　　・『ワック♪ワック♪B-hack』／B-hack
　　・『あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう』／岡村靖幸
　　・『悦びに咲く花』／ACO
　　・『失格』／橘いずみ
　　・『Love Forever』／加藤ミリヤ×清水翔太
　　・『LOVER SOUL』／JUDY AND MARY
　　・『友達じゃがまんできない』／ナキミソ
　　・『ばらばら』／星野源
　　・『カルア ミルク』／岡村靖幸
　　・『long time』／rei harakami
　　・『東京』／くるり
　　・『ヤード』／TOKYO No.1 SOUL SET
　　・『今夜はブギー・バック（smooth rap）』／スチャダラパー featuring 小沢健二
　【カラオケシーン】の楽曲
　　・『粉雪』／レミオロメン
　　・『カムフラージュ』／竹内まりや
　　・『愛のバクダン』／B'z
　　・『ultra soul』／B'z
　　・『衝動』／B'z

 　ツィッターってやったことがないけれど、軽いノリではじめたらやっぱ
　“やめられないとまらない～”になってしまうのだろうか（笑）
　森山未來、『セカチュー』よりこの映画のほうがハマリ役なのだ（笑）
　新井クン、やっぱいい出汁出てるし、ピエール瀧、今回は鼻が曲がってる役でなく良かった良かった（笑）

　　
　　それにしても、幸世のような揺れ動くドキドキのモテキ、いつしかなくなってしまったなぁ・・・。
　　僕のモテキ・・・・・結構長くて１１歳～２９歳まで（笑）
　　特に１３歳から２２歳までの間、彼女いない歴はなし
　　（でも２２歳で最初の結婚してしまったから、その後のモテキはということで）


　　　そうそう、ちょうどＡｌｌ Ａｂｏｕｔの記事にこんなものが
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　「３０代で突然モテはじめる人の３つの特徴」