京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『GODZILLA』

2014-08-03 | 洋画

 

作品オフィシャルサイト 「GODZILLA
□監督 ギャレス・エドワーズ
□脚本 マックス・ボレンスタイン
□キャスト アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺 謙、エリザベス・オルセン、
       ジュリエット・ビノシュ、サリー・ホーキンス、デビッド・ストラザーン

■鑑賞日 7月27日(日)
■劇場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

  唯一、広辞苑に載っている怪獣・ゴジラ。 そのハリウッド版リメイク作品。

 1999年、フィリピン。 採掘現場の調査にやって来た芹沢博士(渡辺 謙)とグレアム
 (サリー・ホーキンス)が謎の巨大生物の痕跡を発見する。 同じ頃、科学者の
 ジョー(アーロン・テイラー=ジョンソン)とその妻サンドラ(ジュリエット・ビノシュ)が
 働く日本の原子力発電所が謎の大振動に見舞われ、深刻な放射能事故が引き起こ
 されてしまう。 15年後。ジョーの息子フォードは米海軍に所属し、妻と息子と
 サンフランシスコで幸せに暮らしていた。 そんなある日、ジョーが立入禁止区域に
 侵入して逮捕されたとの知らせを受け、急ぎ日本へと向かうフォード。 ジョーは、
 今も原発事故の謎に取り憑かれていたのだ。 彼は真相解明のためにはかつての
 実家に残る15年前のデータがどうしても必要だとフォードを説得し、2人で再び
 立入禁止区域への侵入を図る。
 
 続編が決まった話から入るのも何なのだが、世界的に受けているこの映画も、
 オリジナルのゴジラを見続けてきた少年時代の怖さを払拭させてくれるような
 力強い作品ではなかった。

 ま、興行的にはいい滑り出しだということなのだが、僕自身はスベってしまった(笑)
 “隠し、煽る”って言うのか、どうも最新の技術をして、こんな映画にしか仕上がら
 なかったのが残念でならない。
 ちょうど時代設定が2014年となるのかもしれないが、あまりにも銃でゴジラと
 戦うなんて、初代ゴジラから60年も経っているというのに、なんともはやそそられない。
 トーンが暗いのは仕方がないとして、相変わらずへんてこな日本(そこはチャイニーズ
 なのかコーリアなのか訳がわからないが・・・)が描かれている。

 芹沢博士役の渡辺 謙も今回はイマイチな感じ。
 言っちゃ悪いけど、今までの作品の中で一番悪いのでは。
 ハリウッドで一目置かれる渡辺 謙ではなかったような・・・。
 
 昔好きで良く観た、久しぶりのジュリエット・ビノシュだったが、
 されまぁあんなに早々に居なくなってしまうなんて・・・。

  金はあるけれど、割と大雑把なアメリカ人気質が出ているような映画だったなぁ。
 見終わってこれだったら初代ゴジラのデジタルリマスター版を観たほうが
 良かったなぁ、まったく。 うがった観方になってスンマセン・・・。

  続編に、キングギドラ、モスラ、ラドンが登場するんですって???
  真の意味でゴジラをリスペクトする映画にして欲しいっす。
  子供の頃に恐怖を植えつけられた大人が驚く映画にしてほしいです、ホンマ。  

コメント (8)
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