茶ブログ

森林と木材をこよなく愛する男もすなる日記

つなぎ合せ

2008-06-29 | Weblog
担当案件の現場が、完成し、
完成検査に誰がいきますか?と相談したところ、
お前いってこいと。

ゼネコン側も完成検査は、真剣。
こちらも、その真剣さでやや緊張。
今までは、金魚の糞だったが、おいらオンリー。

判断は、おいらに委ねられていまっす。
オドオドすると舐められるので、
根拠のない自信を充足させハッタリで対応。

現場を回るときは、今までの完成検査で見てきた経験を
その場でフル回転で、つなぎ合わせて対応。

経験をつなぎ合わせて最適っぽい解を出す。
なんとかなったので、この経験が、
また次の経験になっていくんだろうと思う。


すべての経験が、何事にも応用できるし、
思わぬところで役立ったりもする。


ノリでデータセンタ関連の論文を書いたが、
さっそくその調べた経験が先日の打ち合わせで、生きた。
論文は仕事に生かそうとかは、あまり考えてなくて、
マスターベーションでやっただけだったのだが、
こういうところで、自分の幅として生きてくるのねって感じ。


なんでも見とけ、やっとけ、食っとけってことです。



CASBEE

2008-06-24 | Weblog
CASBEEなるもの試験が今日ありました。
http://www.ibec.or.jp/CASBEE/

CASBEEとは、建築の環境性能評価の指標みたいなもの。
時代の流行に乗っかった資格というか指標やな。

CASBEEは試験代がめちゃ高い。
試験受けるのに講習を受けとかなあかんとかで、
軽く5万くらいする。
受かったら、諸費用が会社からキャッシュバックなので、
絶対に落ちる訳にはいきません。(当然、落ちたら自腹)

ちなみに前回の合格率は、86%。
テキスト持込可なので、結果はたぶん大丈夫だ。

おいらの所属する会社は資格が大好きでありまして、
とりあえず有資格者の頭数で、「どやっ!」って
そういうアピールをしたいので、
社員たちにせっせと資格をとるように勧めてきます。


ちなみに、このCASBEEは一級建築士もってないと受験資格なし。
会場にようさん人がいたけど、全員一級もってんだなと思うと、
そら「足の裏の米粒」と呼ばれる資格だと思った。
(とらんと気持ち悪いが、とっても食えない)

そういや今年の一級の学科が、近づいてきました。
あと1ヶ月くらいかな。

ということで、イヤミにしか聞こえないでしょうが、
一級受ける予定の人、がんばってください。w

来年からは4科目から5科目になるので、今年中にね♪

追込

2008-06-22 | Weblog
土日をフルに費やした甲斐もあり、概ね論文は完成。
あとは、添削と英文アブスト。
 二度とやるかぁと思うけど、たぶんまたそのうち
論文書くことになると思う。
 添削と英文アブストは、共著者に任せて、
おいらは自分へのご褒美として、
今から呑み会にいってきます。
つうかこの呑み会にいくために、今日はがんばったのでした。

遊ばなあかんと考えたら、かなりがんばりが出る。

ここ数日、論文の進捗が悪かったが、最後にギャッと
進むというのは、締切効果もあるけど、
表の進捗と裏の進捗があるのではないかと考えた。
 半分くらい出来上がってからの停滞期にも、
裏側(自分の潜在意識化)で、熟成されて整理され
進む感じ。
 イメージ スタートが0、完成を100とする。
表の進捗率
0 5 10 15  30 60 65 66 67 70 95 98 99 100
裏の進捗率
0 5 10 15  30 60 65 70 80 90 95 98 99 100

イメージ的にこんな感じ。

建築における資本主義と共産主義

2008-06-21 | Weblog
論文書きながら考えていたが、
建築って資本主義と共産主義のその間に
存在するのではないかと。

建築ってべらぼうに金がかかる。
ある意味、資本主義の塊である。
経済的に成功している地域しか、
ばかでかい建築物はできない。
 
一方で、建築は
資本と知識を集約させる一方で
労働集約的にしか作れないので、
共産主義的であるなと思った次第です。

ようするに建築って世相、思想、時代、
あらゆるもの縮図でしょう。

だから建築史ってのが存在して、
ある一定の立ち位置を保持し続けているんだろう。

お尻フェチ

2008-06-20 | Weblog
締切というお尻が迫ってきました。
お尻フェチのおいらは、
締切というお尻が、目の前に迫ってくるのが好きです。
そこに、お尻があるから、おいらはがんばれるんじゃなくて、
締切があるから、物事は進むんだけど。

ちなみに好きなお尻は、お尻って感じのお尻。
的確な表現になっていないな。

人間にとって時間という有限性が、無限の可能性を切り開くのかね。
時間が無限にあったら、何もがむしゃらにならんし。

月曜日が、論文の締切ということで、
毎晩パソコンに向かっているが、ここ数日ちょっと停滞中。
なんとな~く、大まかなストーリーは、
おぼろげながら見えてきたのだけど、
ギャギャギャ~っと文章にならない。

なので、こうしてブログを書いて、逃げてます。
刻一刻とお尻が迫ってくるぅ。

IQサプリ的にいうと、モヤッとがスッキリにならんな。

論文書くのってこんなにしんどかったっけ??
今更ながら、学生時代を思い出しみるが、
そのときのしんどさとか、もはや思い出せない。

考えて、それを表現するのって難しいね。でも、面白い。

参考文献として、本も10冊近く買ったし。お財布もしんどい。笑

内容はIDC、インターネットデータセンタを切り口に
マネジメントの方向性とか、発注者と建築技術者との
関係性を書こうと思う。
意図しては、流行のIDCを持ってきてるのは、
興味を呼びこむための切り口でしかなく、
あくまでマネジメントを解きたい。

ちなみに、このブログも、IDCがあるから存在する訳です。

あともうちょっとなんだけどな。素材と、切り口と、最後の展開と
ほとんどパーツが揃っているはずなので、あとは整理するだけなのだが、
その整理が、まだ出来ないというか、なんとなく見えてきているから、
無意識に手を抜き始めているのか。

で、そんなモヤモヤしているときは、
ネットサーフィン。

最近は、日経ビジネスオンラインにはまっている。
この記事 
http://blog.goo.ne.jp/cyaba83/e/633af9c37fa2b952482fc3def7406559
のときに、「はったり」という話で、
引用もとである「デキルヤツノ条件」というのを紹介したが、
このシリーズは最近の毎週金曜のお楽しみである。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080305/148977/

どこまでが偶然性に任せた展開で、
どこまでが計画的戦略的な展開なのかはわからんが、
読んでいて普通に面白い。
 おそらく大まかな展開と戦略だけは用意しておいて、
あとは、読者の反応を見ながら、細かいアレンジとか修正を
加えているんだなと思う。JAZZ的というか、そんな感じ。

この内容とか好きですわ。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080604/160460/?P=1

去年、自分でこんなこと書いてた。笑
「営業は恋愛だ」論。
http://blog.goo.ne.jp/cyaba83/e/2bceffc32b77551c5699e74c123b7dca
 文末見ると当時付き合っていた彼女と別れたとか書いてるな。


最近、新しく彼女ができました。
ということは、少しでもデキルヤツには
近づけているのかなとか思います。w



製品検査

2008-06-19 | Weblog
建築の現場をやっていると、設計ジムソの人間(監理者)は、
鉄骨とかの加工工場に行って、製品検査ってのを行います。

この前、お勉強のために、これに同行させてもらいやした。
大体工場とかは、ちょっと田舎にあるので、
大阪からだと小旅行。今回は、鯖街道を抜けて日本海側へ。


鉄骨の製品検査を行っただが、溶接の仕事が荒かった。
いまいちの出来だな~と我々。
おいらは、初めてなので、
なんとなくわかったふりをしながら、写真もとるけど、
将来の違いの分かる男になるためにw
目に焼き付けておく。
溶接光を見すぎて、違う意味で
目に焼きつかないようにせねばならんが。

溶接の第3者チェックの検査者のおっちゃんも来ていた。
ローションを鉄骨に塗り塗り。超音波を当てて、内部の欠陥を探す。
その手際のよさとか、波形を見ながら解説してくれる感じは、
プロフェッショナルを感じた。
このおっちゃん技術屋の鏡みたいな感じで、検査するだけでなく、
よりよい製品を生み出すための工程や工法まで工場側に指導。
その技術に対する探究心というか、ドSっぷりが、ちょっと面白かった。
モノをわかってるんやなと思った。


たぶんこのおっちゃんが大人のおもちゃとかを使ったら、
ニヤリとしながら、超テクイ攻めをするんだろうなとか、
そんときは思わなかったが、今このブログ書きながら
鉄骨の検査風景を思い出して想像してしまった。


目的とする場所にローションを塗り塗り。
ローターを当てながら、波形というか女子の反応を
真剣なまなざしでチェック。
ほんで、弱点を見逃さずに見つける!!!


まぁあほな想像はこのへんで。

昼食は、鉄骨屋さんが用意してくれた場所へ。
車で到着すると、す~し~。
おいら、寿司にはうるさいぞと、内心思いながら。

ネタ単体は80点以上。
ただ、ネタのサイズとシャリのサイズとのバランスは、
もっと改善の余地あり。
ネタがやや大きすぎる感はあった。

ネタも新鮮なのはよかったが、
新鮮すぎるのかもしれない。
魚も種類によっては、熟成というか、
ちょっと寝かせた方が旨い。

印象としては、刺身盛にあった単体のウニ。
これは、抜群にうまかったのでした。

普通にもう一回食べてもいいなとは思った。
検索してみたら、かなり安いようです。
食べた感覚としては、大阪で7~8千円はとれそうだけど、
その半額ちかいみたいだね。



溶接の仕事が粗かったのは、
寿司ではごまかされないぞ~と思いながらの帰宅でした。

ということで、溶接の出来のチェックとして、
製品検査、何回もいこうかな。w





1234GO

2008-06-17 | Weblog
先週ですが、1234GO年生呑み会がありました。
(入社5年目までの若手呑み会)

会社は仕事の内容で、
おおきく2つのラインに分かれてまして、
今まで、おいらのいるラインでは123年生呑み会を
やっていたのですが、
それをGO年生にまでひろげ、
なおかつ2つのライン合同でやるってことをしました。

総勢40人以上あつまって、盛大でなおかつカオスでした。
呑み会で、顔見知りが増えていったら、
仕事を回すんが楽になっていくよね~。
とはいえ、知っている人が、すでに大勢いました。笑
わいわい呑み会に来る人って、なぜか結局固定化されていく。


カオスな呑み会といえば、
我が高校時代のハンドボール部。
今週末にあるOBOGも含めた定期戦。
その夜の部は、老若男女が入り混じっての
カオスな呑み会です。
後輩がCM作ってたので、ペタリ。
http://cmizer.com/movie/2382
(期間限定w)


来週月曜が、論文の提出締切なのだが、
今でやっと2ページ半。
全部で6ページかかんとだめなのだが、
非常にうっすい内容になりそう。
切り口としては、当たり前だけど、
わりとシンプルに実態を説明できそうな
モデルと思いついたのだが、
深夜のテンションだったので、
それがどれだけ妥当性があるかはわかりません。

そのモデルの裏づけのデータ集める余裕が
ありません。

だっさい内容にだけはならんようにせんとあきまへんが、
つうか、もはや今の目標は、書き上げて提出することという、
小学生が夏休みの宿題出しましょうね的な水準です。

あ~発表やだねったら、やだね。

+20%

2008-06-15 | Weblog
ふとモノとかサービスの価値を考えてまして、
「+20%」を線引きに
1段階、その内容が変わるな、思いました。

800円のランチに
+20%のっけたら、960円。
およそ1000円とすると、
800円の価格帯の店とは、
内容が変わってくると思う。

2千円、5千円とかのランチは、
どう説明するねんと言わないで。

あくまで、広く一般的な価格帯に対して、
+20%というところ。

宿とかも、1万円と1万2千円で、ぐっと変わると思う。
宿も、カプセルだと3千円からあるし、
高級ホテルのスイートだと100万円超えるから、
同じ尺度で説明するのは、そもそも困難だけど、
あえて20%というのに、のっけて話をつくってみる。

ある一定水準の経費に対して、
+20%のっけると、もう一段階の手間とかサービスを
かける余裕が出るのではないかと思った。
これによって、8割の客層を狙うのか、
2割の客層を狙うのかが変わってくると思う。

もう一方で、お金を払う側にとっても、
即断できる無意識の幅なのかもしれない。

パレートの法則とかで、2:8とか
あるけれど、20%って統計的に
ちょうどいいバランスの幅なんでしょう。

どっかの企業の研究所とかでも、
2割の時間は、自分の好きな研究をやるように
奨励をしているところがあったけど、
その2割の遊び代ってのが、クリエイティブとか
新しいことしたり、他のこと考えたりするのに、
大事なのかなと思います。





INTEROP

2008-06-13 | Weblog
栃木まで行ってたので、翌日の中部行きを変更して、
幕張メッセでやってたINTEROP TOKYOに寄ってきた。
http://www.interop.jp/index.html

急遽、予定を変更したので、
先輩に、「自由やな~」って突っ込まれた。笑

基本はICTの展示会。
おいらの本職は建築だけど、仕事柄ICTにからむ。

こういう展示会って、案外そのテーマからちょっとだけ外れた企業が
入った方が、アピール効果高いかもとも思った。

アメリカのウォルマートの例で、ビールとオムツを並べて売るみたいな。
似たような技術はたくさんあるので、埋没しかねないけど、
周辺技術とかサービスとかだと、個性的に見えるので、
かえって注目を浴びたりするのかなとか。



以下感想と覚書。

大手企業のブースには、キャンギャルのおねいちゃんらが、
イパーイ。あれ、なんでキャンギャル呼ぶのかな?
まぁ、おいらとしては、なんかテンションあがるから、いいけど。w
大手は、やっぱり金もってるよなというのが感想。

今のトレンドは、個々の要素技術というよりは、
システム全体の制御をいかにワンストップで提供するとか、
個々のシステムの統合化とか、そういうところなのかな。

サーバの仮想化による負荷の削減とか、
サーバ一台あたりの稼動効率をあげてるとか。

基幹系の統合ソフトとか。(CMSからイントラの統合)
タブとか、ガジェットとか、もう当たり前。

3Dの表示技術。ICカードを使ったソリューション。

メールのセキュリティ、管理システム。

データマイニングとかテキストマイニング。
これって、ベイジアンネットワークとか使っているよな??
キーワードの関係性を図示化。

ASPからSaasとか。
シンクライアント。

サーバラックの水冷化。ブレードサーバが増えてくるので、
空冷じゃ対応できなくなりそう。


無線LAN系の技術。高速化とか。
社内電話もPBXからIPベースで、
すべての情報とか通信がLANの上にのってくるんやろう。
この市場って、中小企業がこれからマーケットの中心になってくると思う。
小規模の社内ネットワークを、IP化していくんやろう。

中小企業のオフィスを、オールインワンでパッケージングして
リニューアルって商売が成立しそうってか、たぶん誰かすでにやってるはず。
二重床、社内LANの整備、電話のIP化とか携帯電話と内線の一体化、
社内サーバの導入、イントラ・会計・SFA・給与・勤怠とか基幹系の統合。
 こういうのんて、大手は行き渡りつつあるけど、
中小ってまだまだこれから。



で、展示というかプロモーションの仕方って難しい。
どういうターゲットに向けてやるのか。
おいらみたいな素人だと、スペックの細かい展示とか
話されてもわからん。絵とかで、どういう便利さとか
効果があるかとか、簡単にわかる方がよい。

ストレージみてたら、これポートが??だけあって、
??ギガベースで、この小ささって説明されたけど、
ポカーンでした。

玄人だと、スペックの細かい話が重要になってくるので、
こういう説明が大事だし、まぁ難しいわ。

展示は、細かいこと書いてても距離があると見えないので、
明瞭、簡潔にすることが大事だと思った。

これって、自分が仕事するときでも、相手の力量に合わせた
説明の仕方をせんとあかんなぁと思ったのでした。
建築のマニアックな話を、素人にしても意味わかってもらえんです。
ということは、こっちの力量がかなり問われてくる。
難しくも簡単にも、どっちの話方でも、できないとダメみたいね。



貯金21

2008-06-10 | Weblog
土曜日は、阪神戦を観戦。相手はソフトバンクの杉内。
こっちは能見。2回で能見は降板。分が悪いと思いながら、応援。

ライトスタンドで観戦していたのだが、
フォードの守備の不安定さにハラハラ。
そんなこんなでも、杉内を攻略し、
サヨナラ勝ち。阪神強いわぁ。

特に、中継ぎ陣が、最高。
先発が試合作れなくても、中継ぎが試合作り直すから、
終盤で流れがくる。

守りで攻撃のリズムをつくれるんですな。
今日も勝ったので、5連勝で貯金21。

日曜は、論文をシコシコシコリーノ。
既往研究を探したり、本を読んだりして、
あと2週間なので、必死に書き始めることにした。
久しぶりに論文を書こうと思うと、やり方とか
なんとなく忘れていて、勘を戻すのに時間がかかる。
でも、こういうきっかけで、色々と調べ物したり、
考えたりするので、論文書くのもまんざら悪いものでもない。
論文というアウトプットをするのに、かなりのインプットを必要と
していたことを思いだして、今から慌てて
引き出しにものを詰めてインプットしている状態です。

明日は、東京飛び越えて北関東に出張です。
明後日は、中部地方へ出張。
出張の行き先は、担当外の仕事だけど、
お勉強ということで、行かさせてもらっている。

ということで、新幹線の中でノーパソで論文を書くという
ナルシストな所業が初めてできます。
この春にVAIOを買った意味がやっときました。