茶ブログ

森林と木材をこよなく愛する男もすなる日記

大阪の夜

2011-11-28 | Weblog
だいぶ冬らしくなってきまして、家の中にいても
寒さを感じるようになってきています。

我が子は、もう少しで出てくる予定。


府と市のダブル選挙選、終わりました。
市長選は、橋下さんが圧勝で、府知事選は、接戦になるかなと思ってましたが、
結果的には、両方共、即当確が出るくらいの圧勝でした。

大阪に住んでいないので、選挙権がないのですが、
いまは、大阪で仕事をしていることもあり、注目していました。
 改革せねばならないという切迫した感覚が
既存政党・既得権益側に対して、維新側を選択となったんでしょう。
 なんだか小泉の選挙のときに似ている。
維新の会の選挙参謀は、小泉のときと、一緒の人なのかな??

 改革は必要だと思うし、これから次の世代の街づくりや
社会づくりのビジョンを描いていくことになるだろう。
 いま私の方で大阪でやっていることも、
次世代のエネルギーのあり方を描いていることでありまして、
うまく軌道に載せたいところ。

 橋下さんのアメとムチ戦略は、選挙では機能しましたが、
実務を進めていく上では、うまくやってほしいところ。

あまり役人叩きをすると、小田嶋隆の危惧しているような
負のスパイラルに入るから気をつけてやってほしい。

 私も、役人の肩を持つわけではないが、国の役人や、地方行政の役人など、
色々な方と仕事をするが、千差万別で、ちゃんとしている方々もいる。
 税金で生活している以上、公僕の立場であるが、イエスかノーかの二分法で
やると、建設的な意見も出にくくなっちゃうよ。
 役所に創造性やクリエイティビティを求めるのが、そもそも間違いで、
淡々とそつなく、社会資本を維持することを続けてもらったらよいと思う。
 官僚が自己増殖するのは、しょうがないので、時折、大なたをふるって、
ダイエットが必要なんでしょうが…

 民間企業も、千差万別であり、訳わからんのもたくさんいる。笑


小田嶋 隆のツイッターより @tako_ashi
役人を迫害することで、役所は正常化するだろうか。
否。能力のある役人は職場を去り、
現職にしがみつくほかに術のない者だけが残ることになる。
無論、有能な学生は役人を志望しない。
結果、役所はいまよりもっとひどい吹き溜まりになる。


平川克美のツイッターより @hirakawamaru
いろいろ書いてきましたが「英雄のいない時代は不幸だが、
英雄を待望する時代はもっと不幸だ」
@(ブレヒトか、寺山だったかしら)というのが、
わたしの大阪選挙に対する結論的感想です。

 平川克美がおっしゃるように、
改革や英雄が必要な時代ってのは、不幸なんだと思う。
それだけ社会が、うまく回っていない証拠。

 今回でも明らかになったのは、世代間闘争。若年層と高齢層。
日本の多くの会社の閉塞感は、権限が異常に高齢層に固まっていることだと思う。
会社だけでなく、社会全体で、このギャップをどのように調整して、
権力構造を渡していくかになるのだろう。
 可能であれば、闘争という状態に落とし込まずに、
うまくバトンタッチができるにしたいところ。
 
 宮根さんが、今日の夜、選挙特番やっていて、
そのメンバーが、宮根さん、滝川クリステル、安藤忠雄、木村太郎。
 安藤さんや木村さんがご意見番というのもわかるが、
彼ら70歳を超えています。
そろそろそのご意見番のポジションも若い人に
渡しましょうというのが今日のオチ。

 テレビ番組、とくにニュース番組系の司会とコメンテータの
若返りって全然すすんでないですよね。





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