クリスマスが近くなると、必ず思い出す本がありますよね。
「クリスマスキャロル」「賢者のおくりもの」はもちろんなんですが、個人宅の庭先にクリスマスイルミネーションが飾られているのを目にすると「消えた少年たち」を思い浮かべてしまいます。
本書は、図書館で何を借りようかな~とブラブラしていたときに訳が小尾さんだったからという安易なきっかけで読んだ本です。
期待以上の内容で、ラストは涙涙で文字がかすむほどです。
ずいぶん前に読んだ本なので、あらすじなどはアマゾンなどの紹介を見ていただくとして、この物語はホラーでありファンタジーでありSFでもあるのです。
なおかつ、モルモン教というキリスト教の宗派の記述が詳しく載っており、
あとがきがなんと斉藤由貴だったりします。
現在は文庫化もされており、本屋さんの本棚などで見かけることも多いです。

消えた少年たち
この不思議な地球で―世紀末SF傑作選
「消えた少年たち」は、ローカス賞を受賞した短編を長編化したものなのですが、
実はこの短編がスゴイんです。
父親の名前は著者本人であり、息子の名前も実名。
つまり、実の息子を殺してしまうわけです。
この短編が発表された当時、それを是とするか非とするかで意見が分かれ、
国際的に議論が展開されたようです。
ここまで読んだら短編も読みたくなりますよね。
短編はこのいきさつとともに「この不思議な地球で―世紀末SF傑作選」に所収されています。
さらにホラー色が濃くなりますが、やはり泣けます。
こちらの本は、ポスト・サイバーパンクのアンソロジーで、ウィリアム・ギブスン「スキナーの部屋」を筆頭に、古参なところでは「火星からのメッセージ」J・G・バラードまで、バラエティ豊かで面白い作品ばかりです。
SFアンソロジーとしては上の上かな。
「クリスマスキャロル」「賢者のおくりもの」はもちろんなんですが、個人宅の庭先にクリスマスイルミネーションが飾られているのを目にすると「消えた少年たち」を思い浮かべてしまいます。
本書は、図書館で何を借りようかな~とブラブラしていたときに訳が小尾さんだったからという安易なきっかけで読んだ本です。
期待以上の内容で、ラストは涙涙で文字がかすむほどです。
ずいぶん前に読んだ本なので、あらすじなどはアマゾンなどの紹介を見ていただくとして、この物語はホラーでありファンタジーでありSFでもあるのです。
なおかつ、モルモン教というキリスト教の宗派の記述が詳しく載っており、
あとがきがなんと斉藤由貴だったりします。
現在は文庫化もされており、本屋さんの本棚などで見かけることも多いです。


消えた少年たち
「消えた少年たち」は、ローカス賞を受賞した短編を長編化したものなのですが、
実はこの短編がスゴイんです。
父親の名前は著者本人であり、息子の名前も実名。
つまり、実の息子を殺してしまうわけです。
この短編が発表された当時、それを是とするか非とするかで意見が分かれ、
国際的に議論が展開されたようです。
ここまで読んだら短編も読みたくなりますよね。
短編はこのいきさつとともに「この不思議な地球で―世紀末SF傑作選」に所収されています。
さらにホラー色が濃くなりますが、やはり泣けます。
こちらの本は、ポスト・サイバーパンクのアンソロジーで、ウィリアム・ギブスン「スキナーの部屋」を筆頭に、古参なところでは「火星からのメッセージ」J・G・バラードまで、バラエティ豊かで面白い作品ばかりです。
SFアンソロジーとしては上の上かな。
清水町は堂庭でおます。
2月から・・・
ヨロピクです(^.^)
ふと寝室から見える富士山をみたら裾野まで真っ白。
よけいに寒くなりました。。。
聖月さまも新居から富士山が見えるとか。
2月が楽しみです。
図書館で探してみます。
「この不思議な地球で―世紀末SF傑作選」は、いいですよ~。
どれもすばらしい短編ばかりで、きっと気に入るものがあると思います。
もともとカードの作品が有する「冷酷さ・残酷さ」への反発があるところへ,この作品の題材が微妙な上に,虚構を越えて,現実世界へと侵食したことに対して,えらく過剰反応が起こったという経緯らしいです。
この論文は,カードの実の息子との関わり合いと,なぜこのような作品を書き,不可思議なあとがきをつけたかなどの意味を探る実に読み応えのあるものです。
ところで,私も,このアンソロジーは気に入っています。「われらが神経チェルノブイリ」もいいし,「きみの話をしてくれないか」も危ない話ですね。
バラードは,毎度同じような話なんですが,やっぱりあの感覚は好きですね。
長々と書きまして済みませんでした。
実名というのは読み手に大きな影響を与えてしまうという実例ですよね。
アンソロジーはどれもすばらしい作品ばかりで、甲乙つけがたいのですけど、エリザベス・ハンド「アチュルの月」の独特な雰囲気が気に入ってます。
実は、アンソロジーを読んだあとミステリーチャンネルのHPで掲示板に書込みをしたことがあるのですけど、豊崎社長がレスをつけてくだいました。
豊崎社長は「きみの話をしてくれないか」がお気に入りだとか。
バラードは、さすがベテランという感じで物語に示唆を含んでいて読みごたえがありました。
「秘儀」や「原無罪」も一風変わっていて面白かったです。
おそらく面白かったのでしょう・・・人事のようですが・・・
それというのも、この作品を読むチョット前に、結末が似たような作品『クリマスに少女たちは還る』を読んでしまっていたため、何だか先の予想がついてしまいました。まさか?とは思いましたが似たような結末でした。
『クリスマスに少女たちは還る』、よろしければ読み比べてみてください。
もう10月ですね。
二桁の月に入ると、今年もあちわずかなんだなぁと思います。
ご紹介していただいた本は、季節感がありそうなタイトルですね。
「消えた少年たち」は、随分前に読んだ本ですので、それほど先入観がなく読めるかも。