治療室cureでは,骨格調整を主にした手技療法・オステオパシーでの施術をしています。
関節の可動域が減少し、歪みが生じている所を弛めていき、可動性を取り戻す事で、血流やリンパ液などの体液循環や神経伝達を正常な状態にしていきます。
関節に付着する靭帯が拘縮し、その関節を通る神経を圧迫し痛みや痺れが発生する事は多くあります。
よく現れる症状としては、坐骨神経痛というのがあります。
坐骨神経痛とは坐骨神経が圧迫される事により生じる痛みや痺れの事を云います。
主な症状の部位は臀部(お尻)から足にかけての痺れや鈍い痛みで、症状が重い人は膝から足の指先まで痺れる事もあります。
痺れや痛みは鈍いものが多いのですが、時には激痛を伴う事もあります。
気圧が下がり雨が降る前や台風の前などに症状が悪化したり、体の向きや動作によっても症状が悪化しますが、常に症状のある状態が続くのが特徴です。
こんな特徴のある坐骨神経痛ですが、その原因は坐骨神経の長さと太さにあります。
坐骨神経は人体の中で最も長く・太い神経です。
それだけに腰・臀部・足の色々な部分で圧迫される可能性が大きく、坐骨神経痛の原因の一つにあげられます。
また坐骨神経痛の原因の主なものは、加齢によって筋肉や靭帯やが老化し、拘縮してしまう事で神経を圧迫してしまったり
最近では、若い女性の方にも多くその症状が見られ、原因としては、長時間のデスクワークや運動不足という要素が加わって、腰への負担が掛かり易い現代の生活習慣・環境が挙げられています。
急に激しい痛みで坐骨神経痛が起こる事もあります。
この様な場合には2~3日は最低でも安静にして横になる事をお勧めします。
痛みがある程度治まったら専門医である整形外科での受診をする事が大切です。
自分の判断で無理に体を動かす事は椎間板ヘルニア等の、更なる疾患に繋がる事があるのでお勧めしません。
坐骨神経痛の治療法には整形外科によるものの他にも、鍼灸指圧・カイロプラクティック・整体などがあります。
坐骨神経痛の症状の程度と治癒過程の時期によって、自分に最適な治療方法を選択する事が良いでしょう。
そして、何よりも大切な事は坐骨神経痛にならないように予防する事です。
そして坐骨神経痛に一度なった人は症状の悪化、再発を防止するために予防をする事です。
坐骨神経痛の原因から考えた予防は、まず腰の部分のストレス軽減です。
デスクワークの多い人などは特に水泳や水中歩行・散歩や軽い体操・ストレッチ・ヨガ等で、腰の部分の筋肉のストレスや疲れを取り去る事が大切です。
オステオパシーやカイロプラクティック、マッサージ等の手技療法を定期的に受けたり、普段の姿勢を気を付ける事も、坐骨神経痛の予防にはお奨めです。