横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

オステオパシー〔治療周期〕

2011年02月15日 | オステオパシーとは
治療室cureでは

オステオパシーという脊柱調整を主体にした、手技療法を施術しています。

脊柱(背骨)を中心に、全身の骨格の不具合を調整していき

血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高め

身体が自ら不調や痛みから改善していく様、身体環境を整えていく療法です。


治療室cureでは

人体の新陳代謝のサイクルを利用しながら、その身体環境を整えていく様にしています。

新陳代謝は人間の細胞の(全身の)入れ替えを行う活動という事になります。

人間の細胞は一般の大人で全て合わせて60兆個もあると云われています。

この細胞が新しいものに入れ替わっていく活動が新陳代謝ですが、この周期は部位によって異なります。

肌の細胞は28日周期で、心臓が22日周期、胃腸の細胞は5日あまりで再生するようです。

周期が長い部位になると、筋肉・肝臓などは約2ヶ月間の周期で、骨の細胞なら3ヶ月周期という期間になります。

この周期の考え方から見ると

新陳代謝が正常に働いていれば人間の身体は3ヶ月もするとまったく新しく生まれ変わるという事です。


このサイクルを利用していく事で、体質の改善を促していくのです。

心臓から新鮮な血液が送り出され、全身に汲まなく巡っていくのに14~22日掛かります。

オステオパシーで全身の骨格の不具合を調整し、血液の循環を促しておき

そのサイクルを逃さずに2~3週間の間隔で、また施術を受けて頂く。

そのパターンを2~3ヵ月続けていく事で、筋骨格系から内臓系までの代謝・改善を計っていきます。


その方その方の症状や主訴、体質や状況など違うものですから一概には言えないのですが

大まかにこのサイクル・パターンでの体質改善を推奨しています。

急性の痛みの緩和や、一時的な体調回復をお求めになる場合は別ですが

根本的な体質改善や、本質的な意味での体調管理を目的とされる方には

その旨を伝えて

その治療計画をお薦めする事にしています。


無考慮に「2週間後に来て下さい。」とか、「3週間後くらいにまた連絡して下さい。」と言っているのではなく

その方に一番適した治療計画・施術間隔を考えて、次の施術日の目安を伝えているのです。


オステオパシーは

一回の施術で全ての症状が完治してしまう、体質改善が完了してしまうという

魔法の治療法ではありません。

患者さん皆様の自然治癒力を、最大限に発揮出来る状態に整える

痛みが緩和していく・体質が改善していく「きっかけ」を紡いでいくものです。

急性の腰痛や寝違いの痛み等は、出来るだけその場で痛みが緩和する事を目指します。

慢性化している不調症状に関しては、改善していく為の時間を身体と治療室cureへ与えて下さい。

そして是非、諦めずに自然治癒力の可能性を信じて下さい。


治療室cureからのご提案と、私からのお願いでした。



治療室cureホームページ

オステオパシー〔帯状疱疹〕

2011年02月01日 | 適応症状
治療室cureでは

オステオパシーという脊柱調整を主軸にした、手技療法を施術しています。

脊柱(背骨)を中心に全身の骨格の不具合を、手技によって調整し

血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高めていく療法です。


自然治癒力の高まった状態というのは、免疫力も強くなっている状態とも云えます。

免疫力が弱くなってしまうと、身体は抵抗力もなくなり、様々な病状が出易くなります。


免疫力が弱くなる事で、発症してしまうものに帯状疱疹というものがあります。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)はヘルペスとも云い、原因は

子供の頃、一度は掛かる水疱瘡のウイルスの一種である、水痘・帯状疱疹ウイルスと云われています。

水疱瘡に一度掛かったら、次は無いと云われているのですが

実はその時、ウイルスは体の外に出て行くのではなく、体内に留まっているのです。

そのウイルスは痛みや感覚を伝える、知覚神経の中に潜んでいますが

このウイルス自体は潜伏中は何か悪さをする訳ではないのです。

一度感染して、水疱瘡になった後は、体の中の抗体が働いて、発症しなくなるという事でなのです。

これが、いわゆる免疫というものです。

しかし、帯状疱疹というのは

その免疫が弱くなり、ウイルスが再度活発化する事で発生してしまう状態な訳です。


ヘルペスとは疱疹=小さい水膨れが集まった状態の事ですが

ヘルペスウイルスによって起こる病状としては

主に帯状疱疹と単純疱疹(口唇ヘルペス、性器ヘルペスなど)の2種類があります。


帯状疱疹に掛かると、身体の片側の一部に強い痛みと、その部分の皮膚に赤い発疹や水膨れが現れます。

発疹が神経の通っている場所に沿って帯状に現れる様子から、帯状疱疹と呼ばれ

日本では6~7人に1人の割合で掛かると言われるほど、よく発病する症状です。

以前は高齢者に多い病気とされていましたが、最近では若い人にも帯状疱疹にかかる人が増えている様です。

帯状疱疹のリスクが高いのは、20~30代と50~60代、この2つの年代である事が解っているそうです。


初めて水疱瘡に感染した時に

水痘・帯状疱疹ウイルスの情報を記憶して

次の侵入に備える「免疫記憶細胞」が作られ、ウイルスの増殖を抑えています。

ところが、免疫記憶細胞は約20年周期で数が減少し、ウイルスの活発化を抑える事が出来なくなってくる。

日本では約95%の人が5歳までに水疱瘡に感染していると言いますから

20~30代になると、帯状疱疹のリスクが高くなってしまうという事なのだそうです。

その年代の人でも、小さな子供がいれば、子供が水疱瘡になった時にウイルスに接触し

また免疫記憶細胞の数が増えます。

しかし、それも20年で寿命を迎え、50~60代になると、

再び帯状疱疹に掛かり易い状態になると考えられているようです。

免疫記憶細胞が減少した世代は、体の免疫力がウイルスの増殖を抑えていますが

免疫力が低下するような事があれば、ウイルスが活発になる可能性があります。

免疫力が低下する原因としては、過労やストレス

抗癌剤やステロイド薬を使った後、手術後、重病にかかっている場合などが挙げられます。

若い世代では過労やストレスが引き金になる事が多いようです。

そういう意味では、誰もが発病する可能性を秘めていると云えます。


オステオパシーによる施術は

帯状疱疹が発症してしまってからではなく、発症しないような身体をサポートしていく事です。

発症してしまってからでは、やはり抗生物質の力を必要とした方が治癒が早いですし

発疹の面積が広い場合は、その傷痕も残り難くなります。

ある程度症状が落ち着いてから、再発を防ぐ目的、免疫力を高めておくという意識で

オステオパシーやカイロプラクティック等の施術を、定期的に受けておく事は有効でしょう。


とかく、ストレスの多い現代社会では、自己管理やボディケアへの意識を高く持つ事は大切でしょう。

痛みや不調を感じてから対処するのではなく、痛みや不調を発症させない自己管理・予防意識。

これからの時代は、これがとても大切になる様に思います。


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