徒然日記

街の小児科医のつれづれ日記です。

全日本ソフトテニス選手権大会2018(第73回天皇賜杯・皇后賜杯)

2018年10月27日 16時36分19秒 | テニス
 唐突ですが、私は中学から大学まで、軟式テニス(今のソフトテニス)をしていました。
 現在のように「部活制限」などない時代です。
 土曜日も日曜日も、コートが開いていなければふつうのグラウンドで乱打。
 相手の足元に返す練習はこれが一番よいと今でも思っています。
 おそらく、頭の中の7〜8割はテニス三昧の日々。

 戦績は・・・
 中学時代は、県大会3回戦。
 高校時代は、インターハイ出場。
 大学時代は、北日本優勝・東日本準優勝・全日本3位(ただし医学部限定の大会です)

 その頃、テレビ放送されるのは硬式テニスのみ。
 軟式テニスの方が競技人口は多かったはずですが、テレビ放送されることはほとんどありませんでした。
 硬式テニスも、今でこそグランドスラム(全豪、全米、全仏、ウインブルドン)の他にも日本選手が出場する大会は放送されるようになりましたが、当時はまだウインブルドンくらい、それも深夜放送でしかお目にかかれませんでした。
 
 と、日本中心のアジアにしか普及していないソフトテニス。
 ああ、アフリカにも少しあるかな。
 珍しくソフトテニスの試合中継をしていたので、録画して見てみました。

 私が現役だった30年前と大きく違うのは、サーブです。
 昔はファーストサーブはエースを狙って思いっきり打ち込むのがふつうでした。
 今はカットサーブがふつうなのですね。
 はずまないから攻められない・・・ちょっとストレスがたまりそう。
 それから、ダブル前衛という布陣も昔はなく、斬新に見えます。
 
 さて、全日本ソフトテニス選手権大会(熊本開催)の男女決勝です。

 男子決勝: 船水颯人/上松俊貴(早稲田大学)vs 中本圭哉/鈴木琢巳(福井県庁)

 早稲田の前衛・後衛の布陣 vs 福井のダブル前衛の対決。
 なのでガップリ四つと言うより、どちらが得意な形に持ち込めるかの主導権争いというゲームでした。
 結局、船水選手のロブが効いて、福井ペアをあと一歩ネットに詰めさせなかった早稲田ペアが勝利をもぎ取りました。
 いや〜船水選手の腰を落としたストロークの安定性は素晴らしい。
 「腰を落として振り切ればどこへでもシュートボールが打てるんだぜ」と言わんばかりのプレイは、錦織圭君を彷彿とさせます。
 それから風上でもロブが打てるのが“半端ない”。
 相棒の上松選手の反応・センスも素晴らしい。
 あんなにそつなく無駄ない動きでボレーを決める選手は、そうはいないと思います。
 一方の、体が大きくてインパクトのある鈴木選手は、なんと4回目の決勝だそうですが、残念ながら優勝経験はなし。今回も勝利の女神は微笑んでくれませんでした。

 女子決勝: 林田リコ(東京女子体育大)/宮下こころ(明治大)vs 志牟田智美/泉谷朋香(東芝姫路)

 昨年は林田/宮下ペアが67年ぶりに高校生で優勝したそうです。
 それぞれ別の大学へ進学したため、所属大学名が異なります。
 一方の志牟田/泉谷ペアは、その前年の優勝者だそうです。

 ゲームはガップリ四つの、手に汗握る展開でした。
 定評ある林田の強打を志牟田がなんとかしのぎ、責めさせない配球でストローク戦は互角。
 前衛も持ち味を十分に発揮していました。
 最後は僅差で前年優勝の林田/宮下ペアが二連覇を達成。

 ゲームを見ていると、体がムズムズしてきました。
 ああ、自分もテニスをやりたい。
 でも現役を退いて30年たった現在、もう走れません(T_T)。


<動画>
■ 男子準決勝:中本・鈴木(福井県庁) 対 村田・広岡(NTT西日本)
■ 男子準決勝①
■ 男子準々決勝 村田・広岡(NTT西日本) 対 桂・髙月(ヨネックス)
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