日々のできごと。生物準備室より

理科教育、生物教育に関して考えたことをぼちぼち更新。たまに授業実践報告をします。

地学分野に入りました~

2007-01-24 20:09:41 | 中学理科2分野(地学)
1年は2章大地の変化に入りました。
とりあえず火山の噴火物の種類と観察。
火山れき、溶岩、軽石の3種類ですが、喜んで見ていました。

2年は天気。
気象観測の基本として、乾湿計の読み方。
職場体験の打ち合わせを控え、教える方も教わる方も落ち着きがありませんでした。

地学分野は嫌いではないのですが、どう工夫したらよいかイマイチよく分かりません。また、地学専攻の方が同じ学校にいたのは一回だけです。(しかもその方は実験を何もしなかった)
新たに開拓しなければいけない分野のトップなのですが、気力が・・・
道具も探さなくては・・・・・・。

安全眼鏡は必要です・・・。

2007-01-20 05:26:10 | 中学理科1分野(化学)
アンモニアの噴水を班実験で行いました。

結果は8割~9割の班が成功!!
生徒も興奮!!

失敗した班は・・・・操作の手際の悪さ

さらに、反応後の溶液を片付ける際に目に入れてしまい病院行き・・・

さらにさらに同じ失敗を2人・・・

換気に気をつけるだけではダメなのね・・・と反省。
どっと疲れました。


そんなところで(?)
1年・2年共に1分野を終え、2分野に入ります。
観察中心ですが、気を抜かずに注意します。

二酸化炭素が炎を消す・・・・?

2007-01-13 22:36:08 | 中学理科1分野(化学)

3学期がはじまりようやく1週間が終わりました。
4日間しかないのに長かった・・・
生徒以上に正月ボケです。

新年最初の授業は『いろいろな気体を発生させてみよう!!』
<MEMU>
A:ジャガイモ × オキシドール
B:ふくらし粉 × 希塩酸
C:チョーク × オキシドール
D:チョーク × 希塩酸
E:入浴剤 × 湯

酸素と二酸化炭素しか発生しないので気体は安心なのですが、溶液にふれて手をかゆがる生徒はチラホラいました
それにしても、Eでも喜んでくれる1年生ってかわいい


次の時間は座学&演示で、さあ、次はアンモニアの噴水だ~!!と気合を入れていたら、
ない・・・?

塩化アンモニウムは充分あることを確認していたのですが、ナント、

水酸化ナトリウムが全くない!!!


そんなことがあってよいのでしょうか・・・・?
なんて言っている場合でもないので、前日にビデオに切り替え、夜な夜なビデオ用ワークシートを作りました・・・。

で、

そのビデオの中で、二酸化炭素だけを集めたビンの中に火のついたろうそくを入れると、炎が消えてしまうシーンがあるのですが、このあたりは誤解せずに伝えるのは難しいなぁと改めて思いました。ビデオはもちろん嘘は言っていません。でも、『二酸化炭素は炎を消す力がある』と思っている子が多いだろうな・・・。そこまでこだわる必要もないのかもしれませんが・・・。

まだ4日しかたっていないのに、演示中にガラス管を割ってしまったり、水酸化ナトリウムだけでなくオキシドールまで切れていたり(自腹)など、ついていません。やはり今年が厄年だからでしょうか?

ということで、明日、西新井大師に厄除けに行きたいと思います