絵画は自分も好きですし家族全員描けるようですが、本格的に描いている人は誰も居ません。
多分学生時代も趣味的分野で食べていけないと鼻から決めつけてる処が有るので、無理には行かなかったのだと思うのです。
一番遣りたいと思っていたのは兄で、大学時代教室をオープンにして、個展を学際の時遣ったのが最後かも知れないです。
遊びに行っていた自分は畳一畳分の大きな作品がそんなに価値の有る物かは分からなかったのですが、知らない恰幅の良い中年男性が
”この絵画を販売して欲しい”と云って来たのですが、本人は席を外して居たので”聞いて置きます”と伝え帰って戴いたのですが、兄は思い出にするんで
売らないと云う応えでしたので売らなかったのですが、価値を見抜ける人には分かる才能を持ち備えてるんだなと感心したのを覚えて居ます。
兄は小さな自分の部屋にびっしり絵を描いて居て、その時の精神状態が分かる程絵に表れて居たので、思いを絵にブツケテ居たんだと今更ながら本物の凄さを感じていました。
今は全く違う仕事をしていますので、描く気にも成らないらしいのが残念で成りません。