
お部屋に合った絵画の選び方
お部屋に1枚絵画が飾ってあると、それだけで空間全体のイメージがひきしまり、おしゃれに感じます。
絵画は、インテリアに大きな影響を与えます。それだけに、お部屋のイメージに合うものを選びたいもの。
ここでは、絵画選びのポイントを紹介します。
選び方のポイント
好みで選ぶ
絵画選びに大切なのはフィーリングです。お気に入りの絵を選びましょう。
どんなに高価な絵や、お部屋に似合う絵だとしても気に入らない絵では、何となく落ち着かず安らげないでしょう。まず、自分のインスピレーションで選んでみて下さい。
周囲との調和
周囲と調和した絵を飾ると、空間が映えるのはもちろん、相乗効果で絵そのものも引き立ちます。
絵とのバランスを考える要素には、部屋の色や家具の雰囲気、カーテンの柄や色などがありますが、特に気をつけたいのは色と大きさ。家具やカーテンに使われているカラーと同じ色が入った絵画を選ぶと、調和がとれて落ち着きが出ます。
ただし、室内の色が単色、または同系色の場合は、あえて反対色の絵画を選ぶとアクセントになって引き立ちます。その場合は、やや小ぶりサイズの絵画(西洋サイズで20号以下が目安)を選びます。そして、絵画の中にカーテンやインテリアなどのカラーが一ヵ所でも使われていると統一感が出てきます。
イメージで絵を選ぶ場合
癒しのイメージなら、動物や子供などのかわいい絵が最適です。
格調高いイメージなら、有名な絵画のリトグラフ(石版・アルミ版などを用いた版画技法。カラーバリエーションの豊富さ、発色の良さで人気が高い)がおすすめ。本物の絵画に比べ、それほど費用をかけずに、室内をゴージャスに演出してくれます。
空間ごとに適した絵画
リビング
家族や来客など人の集まる場所ですから、個性的なモチーフが描かれていて話題になる楽しい絵、歴史上の人物が描かれた絵、気持ちが癒される風景画などがおすすめです。
ダイニングルーム
食欲を刺激するオレンジ色やエネルギーを増すイエローなど、明るいカラーを使った力強い絵、花やフルーツや食材の絵などが良いでしょう。
プライベートルーム
人目に触れる場所ではありませんので、個人の趣味で選んでみましょう。
書斎などの落ち着いた雰囲気が欲しい部屋の場合は、エッチングなどの銅版画や風景画がおすすめです。
寝室や勉強部屋などに絵を飾るなら、個性的な抽象画や現代アートがおすすめです。もっと高貴な雰囲気にしたいのなら、欧風のモチーフを飾ってみてはいかがでしょうか。子供部屋なら、かわいい動物の絵やカラフルなポスターなどが良いでしょう。
玄関・廊下
どちらかというと暗くなりがちな空間なので、明るい雰囲気の絵、もしくはスポットライトなどで明るく演出すると良いでしょう。帰宅する家族、訪れる訪問者を明るく迎え、落ち着いた雰囲気の絵が最適です。

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