でたらめじいさん語録 16 お経

その人が逝っちゃってから一年4か月

ここにいないことが信じられない

写真を見ながら
なんだかガラにもなくお経読んでみた

そうしたらビックリ！

あっちにもこっちにもその人が現れる

なるほど…
年中こんなもの読んでたから
あんなふうだったのね

うん

お経って
意味が分かると悪くない。

天衣無縫

「天の衣は縫ってない」

自由な心

その時々何が大切か
すぐにわかる心

でも
現実世界に翻弄されて
縫い目をたくさん持った人には
「縫ってない衣」を身に着けた人は
どう頑張ってもかなわない相手

自分が汚れていると思いたくないし
自分は大変な中頑張っていると思いたい

だから
色んな理屈をつけて
バカにしたくなる

天の衣をまとった人
周りにいるけど
社会的には生きづらそうな気がします

彼らの価値が認められる場所は
輝くのだろうな。

三人婚のススメ

女性が安心して働ける社会
そのためには保育所の充実が不可欠…

でもちょっと待って

小さな子供は
ママと一緒にいたい

小学生は
学校から帰ったら
「お帰り、今日はどうだった？」と
おやつと共にお母さんに迎えてもらいたい

中学生は
言葉にならない心の痛みを小出しにして
母親の反応を見てみたい

外で思いっきり仕事してきたお父さんは
帰ってからの家事は
できればお手伝い程度にしたい

子育ては真剣勝負
毎日毎日その子の感情ムードを読んで
問題はその都度解決
良い芽はその都度伸ばす

人に任せている場合じゃない

でも
周りに合わせるには
お父さんの収入では足りない…

さぁ、どうする？

大人3人で家庭を作ればどうだろう
二人働いて、一人子育て。

めまい

「理学療法士をしてるのに目まいに悩んでます」

それは大変

「自律神経の問題とか
　気圧の変化とか色々あるんですよ」

最近増えてるそうですね

「職業上興味があって
　自分の目まいを調べました」

「目まいの時は右回り」

「ワインで酔うと左回り」

「しかもワイン限定です」

そうなんだぁ！
さすがは理学療法士！

人生のステージ

生まれたときは何もできない
何もかもしてもらう

段々育って
段々色んなこと、自分でできるようになる

それだけじゃなく
人のために何かできるようになる

そしていつしか
ひとの役に立つことが喜びになる

「ありがとう」と言われて
人のためにしていると思うこと
本当は自分のためです

自分の喜びです

もっと年を取って
動けなくなったとき
人のために何かできなくなって辛い

でも、
そうなってこそ
「人のために何かしたい」という
誰にでもある自然な欲望を
周りの人に
満たしてあげることができる

長生きして迷惑になるのではない

「大事なことをおしえてあげる」

そんな気持ちで年取っていきたい。