Area dee -Gathering room-

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釣行日記 vol.3 〜茨城県 霞ヶ浦水系〜

2017年04月28日 | Bass Fishing

房総野池の連続釣行で、なんとかサカナを触ることができて

ここ数日は満ち足りた日々を過ごしていたcranker.deeであります。

やはり春を迎えると、一気にバスフィッシングもシーズンインの機運が高まり、

「この波に乗り遅れてなるものか!」という気持ちになってしまうもので

実際、よく釣れる季節ということもあって“今こそ釣りに行くべし!”となるものです。

そんな気持ちを引きずり続けているせいか、やはり釣行してまいりました。

↑霞ヶ浦水系(写真は与田浦)。

霞ヶ浦水系は関東バスフィッシングのメインフィールドのひとつといえるでしょう。

琵琶湖に次ぐ面積を誇る霞ヶ浦を中心に、北浦、利根川および、その他の接続河川。

さらに小規模なキャナル(運河・水路)まで含めると、

バスフィッシングが成立するエリアはとんでもない広さになります。

単にサカナを触りたいだけなら、勝手知ったる房総野池のほうが

釣れる確率は高いのでしょうが、同じ場所で同じ釣りばかりしていると

ヘタクソになっちゃいそうなので…(野池のような小規模な場所は特に)

ボートでリザーバー(ダム湖)に通うのとはワケが違ってきちゃいます。

そこで、今回は霞ヶ浦水系での釣行としたのであります。

 

けれど、出発してすぐ。都内でもかなりの爆風が吹き荒れています。

天気予報を確認すると、霞ヶ浦付近は“10m以上の南風が一日中吹く”とあります。

「行くの、やめよっかな…」とも思いましたが、

悪い条件で釣りをするのも修行のうち! ということで強行です。

まずは、八間川に到着。強風のなか、釣りをスタートさせますが

安定のノー感じ。先行者が一人いましたが、早々に引き上げていました。

とりあえず1時間ほど粘ってみましたが、水が臭すぎる…

どうも、コンディションがよくないようなので、昼食を挟んで移動。

昼食後も爆風は強まるばかりで、移動しながらチェックしていくものの

ウィンディ・サイドはどこもザブザブのストーミー・コンディション。

カーム・サイド(風裏)以外では釣りにならなそうなので、

南風を避けて与田浦の南岸を目指しました。

到着すると、狙い通りなんとか釣りができそうな状況。

時おり、突風が吹くので、湖に落ちないよう注意が必要です。

与田浦には、以前岸釣りの取材にきた思い出があります。

岸際に延々と打ち込まれた杭を全部撃ってください! という企画。

2日間で撃ちまくった杭の数は6000本を軽く超えました(笑)

↑こんな杭が延々と続いているのです。

↑ブッシュ絡みだと、おいしそうに見えますが、意外と釣れない…

 

以前、プロに教わった地形変化をイメージしながら

クランクベイトをキャスト。岸際の杭をトレースしながら

杭の岸側と沖側、さらに沖の変化を探すようにクランキングしていきます。

キャストしては歩き、キャストしては歩き……

150mくらい歩いたときでした。

そろそろピックアップかな、と思うくらいルアーが手元に寄ってきたタイミング。

ライン・メンディングで手前の杭をスイッとかわした瞬間でした。

グッ! と押さえ込むようなバイト!

自分から3m程度の至近距離で食ってきました。

一瞬、アワセが遅れたので「ヤバイ! バレるかも!?」と思いましたが

ルアーがバックリ口の中に入っているのが見えたので、

躊躇せずに素早く抜き上げました。

↑43cm、1200g。

すごく綺麗なサカナだった。ヒレはまったくキズなし。

背中も黒々してるし、ちゃんとエサ食ってる個体です。

 

↑ヒットルアーはStrike KingのKVD1.5。色はRed Sexy Shadでした。

 

この後、しばらくやってみたものの、風が強さを増すばかり。

ルアーも3つロストしたので、帰りの時間も考慮して納竿としました。

岸際以外、ただ何もないところで適当にキャストして釣る釣りじゃなく、

一応、杭だのブッシュだのオーバーハングだのにキャストを決める釣りができたので

釣果は1匹でもなかなか楽しめました。

さぁ、次回はとこに行こうか… 

釣りバカの思考はいつでも、次回の釣りに向かっていくのであります。


にっぽん不思議紀行vol.7 〜茨城県 あらいやオートコーナー〜

2017年04月27日 | にっぽん不思議紀行

ここがテレビで紹介されていたときは

ただ何も考えずに「へぇ〜」という感じで見ていました。

でも、取材でよく訪れるマリーナのすぐ側だと気づいたのはしばらく経ってから。

まったくその存在に気づくことはなかったのです。

 

あらいや オートコーナー。

↑昭和47年創業以来、がんばって稼働している自販機。

ここはお弁当の自販機としてテレビでおもしろおかしく紹介されたところなのです。

メニューは「やきにく」、「ひれかつ」、「とりからあげ」の3種類。

稼働しているように見えないですが、ちゃんと動いています。

値段はすべて300円。

買って実食レビューしたかったのですが、このあとラーメン屋に行く予定だったのと、

テレビで見て知っていたので、またの機会にすることに。

お米、お肉は地元の茨城産だそうです。

↑ゲーム機が置いてあります。ぷよぷよがありました。

この看板のせいでいつもスルーしていたのかもしれません。

営業してるように見えないんです。

今ではグーグルマップにもしっかり名前が出てきます。

このへんに釣りにくることもあるし、

こんど、チャンスがあれば食べてみよう。

 

●あらいやオートコーナー

住所:〒300-0723 茨城県稲敷市境島

 

 


巨人伝説  〜人類創世の神か、それとも…〜

2017年04月25日 | weblog

『ムー』世代です。

オカルト完全否定派ですが、UFOは2回見たことがあります。

でも子供のころはネッシーだのオーパーツだのを扱ったネタに心躍らせました。

オーパーツのほとんどは残念なことに本物ではないようですが、

未確認生物の中には、存在を信じているものもあります。

たとえば、カナダのオカナガン湖にいるとされる“オゴポゴ”とか。

恐竜の生き残りなんていう説もありますが、僕の考えはちょっと違ってて

オゴポゴの正体は“3倍体のチョウザメ”だという説です。

オカナガン湖の湖底には、温水が湧いている場所があることが確認されています。

もし、その近くで産卵が行われたとしたら、3組の染色体をもつ3倍体のサカナが生まれる可能性があるのです。

3倍体のサカナは、正常な個体よりかなり大型になるので、大きさの面でも説明がつきます。

ちなみに釣りや食用目的で人工的に3倍体のマス類が作られ、流通しています。

 

↑奥多摩の“奥多摩ヤマメ”(小さい方は普通のヤマメ)。他にも芦ノ湖のスーパーレインボーが有名

 

さて、今回はサカナではなく、人の話。そう。“巨人”です。

今のところ“進撃”はしていないようですが、いくつか胡散臭い話があるのです。

 

●中国 巨人の足跡

貴州省東南部で発見。サイズは56cmだそうです。

中国には長人という巨人伝説があります。身長は9~12mなんだそうです。


●アフガニスタン 米兵と巨人の戦い

2002年。カンダハールでの偵察任務中に発見した洞窟内で

米兵と巨人が遭遇。銃撃によって射殺したものの、巨人の槍に貫かれた米兵が死亡。

洞窟内には無数の骨があり、巨人からはスカンクのような強烈な異臭がしたとか。

巨人はその後、米軍に回収され、その後のことは一切不明なのだそう。


●イラン 推定年齢12000歳の巨人(しかも仮死状態!)

洞窟にて発見。ガラス製の容器に入っており、仮死状態で生きているとか。

生きてるって、息してんのか? つか、なんで12000歳ってわかるの?

すべては謎に包まれている。

 

パプアニューギニアにも巨人伝説があり、現地の部族によって語り継がれています。

マウリス・ボライヨンという人物の著書には、現地で取材した巨人に関する内容が記されていて、

どうやら、オリジナルの巨人(4〜6m)とその混血(2〜3mのサイズで2種)が存在し、

タツベ山にあるトンネル網で生活しているとのこと。

ガダルカナル島では、このトンネル網の存在は、ほとんど常識なのだとか。

かつてソロモン諸島から現地民がオーストラリアに奴隷として連れて行かれたとき

その中に巨人(混血型と思われる)の少年が混じっていたという話も。

研究者によれば、パプアニューギニア(ソロモン諸島)の巨人は

シベリアで発掘されたデニソワ人なのでは? という説もあるようです。

 

他にもアメリカ、ブルガリア、エクアドル、エジプト、アリューシャン列島など

世界各国に巨人の伝説や骨などがあります。

 

古代、メソポタミアに突如として高度な文明が発生したとき、

そこには巨人が現われて、人々にテクノロジーを授けたという伝説があります。

あの時代に、なぜか突然進化したといわれるメソポタミア文明。

巨人は地球外生命体だという説を唱える研究者も……

 

そんな、アフォなwwww

と笑ってしまうところですが、現代人が知らないことは、まだたくさんあります。

いつかの未来、巨人が進撃してくる日がくるのでしょうか?

そのとき、僕らは巨人を駆逐できるのでしょうか。

なんてことを考えながら爪切ってたら、深ヅメして血が出ちゃいました。

でも、巨人に変身することはありませんでした。ざむねん…

 


ラーメン放浪記 vol.2 〜九十九里 麺ドラゴン〜

2017年04月24日 | Meal

天気がいい日に九十九里有料道路を南下すると、気持ちいいです。

このあたりでメシを食おうとすると、いつも悩みます。

大別すると……

①観光客向けの海鮮系

②サーファー向け&観光向けのイタリアン

③サーファー&地元向け食堂

こうなると③が一番、うまくて安い気がしませんか?

でも、ローカルでないと知り得ない店の評判などわかるはずもなく、

結局はカンを頼りに飛び込むしかありません。

前回、前々回と海鮮だったので、今回はここにしました。

 

↑九十九里 麺ドラゴン。

煮干し系やあさり塩が看板メニューのようです。

他にもトムヤムクン系やカレー系もあるようですが、ここは看板メニューで。

 

↑煮干ししょうゆ。メンマ、ぶっといです。

わりと煮干しが効いています。正直、かなりうまい。

麺は中太の低加水タイプ。水菜とカリッとしたじゃこ入り。

煮干し系って、下処理が雑だと苦みが出ます。

都内の有名店の多くは、この苦みを感じました。

頭とワタを取らないと、どうしても苦みが出ちゃう。

ここのラーメンは、まったく雑味なしでした。

 

↑あさり塩

これもウマい! あさりは大ぶりなのが12個入ってました。

フライドガーリックがつくので、好みでIN!

 

↑お品書き。次回のチャンスがあればトムヤムクンに挑戦しよう!

 

人気店のようで、地元の方らしきお客さんでにぎわってました。

なかなかオススメの一杯です。

 

Dee's Michelin ★★★★


●九十九里 麺ドラゴン

所在地: 〒299-4301 千葉県長生郡一宮町一宮9944−3

営業時間:11〜14時18〜21時

電話:0465-42-1811


釣行日記 vol.2 〜房総野池②〜

2017年04月20日 | Bass Fishing

代休がたまってきたので、思い切って休みました。

というのも、仕事の予定が先々まで決まりはじめ、

このままでは校了後に休みをとれそうにない様子になってきたので

代休の有効期限が切れる前に一気に消化することにしたのです。

 

この日はとてもいい天気で気温も余裕の20℃超え。

すっかり春を迎え、ドライブを兼ねた釣行にはうってつけでした。が、しかし……

わくわく感MAXで到着した野池は、まさかのコイ・パラダイスでした。

岸際のブッシュというブッシュでバシャバシャとコイが産卵大会を始めていて

ショアライン(岸際)のおいしいスポットはほぼ全滅状態。

(コイが産卵で叩きだすと、そこからバスは消えちゃいます…)

沖のストラクチャー(地形変化)に乏しい皿池でこの状態になると、

もはや、まともにバスを釣るスポットがありません。

でも腐っても仕方ない。とりあえず釣りをスタートさせ、

まずは実績抜群のクランクベイトをキャストしまくるもノーバイトの空振り。

リアクションバイト(反射食い)を期待してジャークベイトのハードジャークを試し、

まったく反応がないので、真逆のスローなステイで食わせに徹するも反応なし。

↑ジャークベイト。ラトリンログ(手前)/ワンテン(奥)

水質はかなりマディで透明度15cmくらい。(これじゃバスがルアーを見つけにくい)

どうやら周辺の田んぼで“しろかき”が始まったのが原因のようです。

↑あちこちの水田に水が張ってありました。前回の釣行にはなかった光景です。 

これは一番釣れないタイミングに当たっちゃいました。

粒子の細かい濁りと農薬が池に流れ込み、岸際はコイが占拠。

水中の溶存酸素が不足してサカナは酸欠気味になり、活性も大幅に低下。

こうなると、移動速度が速いルアーではバスが追いきれなかったり、

食っても、食いが浅くてバレやすい現象に陥ります。

(ノーバイトなんだから、食いが浅い以前の問題なんですが…)

そこで、ラバージグで怪しいスポットのカバー撃ちに切り替えます。

↑ジャンクヤードジグ3/8oz+スウィートビーバー

“ここはいるでしょ?”というピンスポットにジグを送り込み、

「ほら、ここにエビっぽい何かがいるよ!」とバスにアピールします。

すると、3投目。ラバージグが着底した直後にラインが横にスーっと動いていきます。

「っしゃ!」と絶妙なタイミングでフッキングを入れるも、ノー感じですっぽ抜け。

なんで??? とうろたえましたが、もしかしたらネスト(産卵床)を守るオスかもしれません。

卵を守るオスは、ネストに異物が進入すると、口先でついばんで離れた場所まで運ぶことがあります。

もちろん、バックリ食うこともありますが、いずれにせよネスト(産卵床)を守るオスだけの行動。

透明度がほとんどないので、確証はないですが、いかにもネストがありそうな場所でした。

卵を守るオスを釣ると、場合によってはネストを放棄しちゃうことがあるので、

ラバージグの釣りは終了としたものの、はてさて次の一手をどうするか……

 なにしろ地形変化が乏しく「ここ!」という釣るべきピンスポットがない以上、

やはり巻き物で広範囲に探って当てていくしかない。けれどクランクベイトじゃ速すぎる状況。

クランクベイト並にアピールが強くて、それでいて広範囲を探れて、しかもスローに引ける…となれば、自分の持ち駒には、もうコレしかない!

↑僕が好きなスピナーベイト、ノリーズ クリスタルS スーパースローロール(1/2oz)。

スピナーベイトは僕が自信を持ってキャストできるルアーのひとつ。

クランクベイトで何度も通したコースを、再びスローローリングすること、数十投。

ゴツっという感触と同時にラインが走りました。

意識してなかったけど、条件反射的に腰を入れてフッキングしてました。

その瞬間からロッドに伝わる重さを判断して、30cm以下のチビではなさそう。

今回は余裕を持ってファイトを満喫して、難なくランディング成功です♪

43cm。

前回よりサイズダウンしちゃいましたが、良くない状況の中で考えて絞り出した一匹。

持ち駒を出しながらサカナに辿り着いたので、大満足です。

春っぽく赤いスピナーベイトで釣れたのもウレシイ!

↑吠えるおっさん。

いんやー、きんもちいがったっす。

余韻に浸りながらのキャストではこの後が続かなかったので、移動。

今回の目的である、未開発野池調査へと向かいます。

水質は超クリア。ほぼ一周できる野池を堰堤側からチェックします。

でも、なーんもいません。奥のシャローには何かいるだろう。いや、いてほしい。

 

カメが大量にいました。ミシシッピ アカミミガメというヤツです。デカいのからカワイイのまで。

「バス、いないのかなー」と探索すると、岸際にライギョがいました。しかもたくさん。

30〜60cmクラス、大小合わせて8匹見ました。あとは巨大なコイが多数。

池をぐるっと一周すると立て看板があり、池の改修日時が書いてありました。

28年10月〜…… ありゃま。つい最近まで、工事のために水が抜かれてたようです。

結局、バスの姿は見られず、ルアーへの反応もなし。

↑一周、チェックし終えた時点で調査終了です。

↑池のほとりにトカゲもいました。かわいいや。

 

ところで、この池には“川まわし”の形跡が数カ所ありました。

↑何やら洞窟のよう。

↑奥の岩盤にはどこへともなく続くトンネルがありました。

↑こちらは完全に洞穴のような見た目。

↑やっぱり、奥にはまだ先へと続く穴がありました。


この川まわし、房総半島の水辺でたくさん見ることができます。

曲がりくねった川を真っすぐにするためのトンネルや、田へと水を引く水路など

「どうやって掘ったんだろ?」という感じの小さな穴や巨大なトンネルが岩盤にたくさん開いています。

けれど川底だった肥沃な土地を農地としてゲットしたまではよかったものの、

皮肉なことに、この川まわしのおかげで房総の川は水量が減り、枯れた場所もあります。

川まわしの多くは江戸時代に行われたものだそうですが、人ひとりが通れるかどうか?

というくらいの穴もたくさんあるんですよ。しかも30mくらいの切り立った絶壁にも。

きっと、穴に寝そべった状態で少しずつ手掘りしていったんでしょう。すごいです。

(川まわしで検索するといろんな画像が出てきます)

中には“濃溝の滝”のように観光地になっている川回しもあります。

この池に川まわしの形跡があるってことは、池自体が相当古いものだと判断できます。

全国的にいえることですが、野池は治水よりも灌漑目的につくられたものが多く、その多くがかなり古いものです。コンクリートで護岸されていても、それは後に補強工事などが行われたものがほとんど。

土地の名士が出資して建設された野池には碑文が置かれているところもあります。出資した人たちの名前やその金額、工事を請け負った人(会社)、竣工日時などが刻まれてたりします。

だから野池で釣りをしていると、その土地のかつての姿を辿ることができたりします。

呼び名も土地ごとにいろいろあって、〜池、〜堰、〜淵、〜沼などいろいろです。

 

結局、今回は社会科の勉強を終えた時点で納竿。メシ食いにいきました。

↑外房は海の幸がうまいです。こんだけ刺身が乗って1100円でした。

 

本格的な夏を迎える前に、また行きたいな〜。