暮野ソラ「 遥かなる故郷 」( inst.) 2018年
以前、幼少の頃の何もない家庭で育ったことを暴露しましたが
たしかにモノはなかったのですが、両親とも兄弟姉妹が多かったので、
人生の縮図のような人間模様を幼少の頃から体験できました。
父が11人兄弟の10番目生まれ、母は10人兄弟の双子で末っ子として
育っているので、東京にいた従兄弟 再従兄弟だけでも
合わせると40人以上の親族が取っ替 . . . 本文を読む
来生たかお「 浅い夢 」1989年ライブ映像
このタップリとしたテンポが今の私には丁度良く、心地良いです。
アレンジもレコードとは一線を画すものになっていて
今聴いても心がフワッとして来ます。
ピックアップさせて頂いたYouTubeの映像では
「つれない夕暮れ」「ジグザグ」そして「官能少女」と続いていますが
1曲目の「浅い夢」が緊張感もあって特に素晴らしいです。
上に掲載したジャケット写真 . . . 本文を読む
石川セリ「 八月の濡れた砂 」1972年
私事ですが、今日のような(正確には日曜日)まばゆい季節になると
とても聴きたくなる曲があります。石川セリさんの「八月の濡れた砂」と
来生たかおさんのデビュー曲でもある「浅い夢」です。
どちらも夏の歌ですが、私の中ではいつまでも色褪せない名曲です。
また、古い話で恐縮です。詳しい駅名は云えませんが
1979年の夏頃、井上陽水さんが自転車の前カゴに
ご . . . 本文を読む
ヤン・スギョン「 愛されてセレナーデ 」【HQ】1989年
日本が浮き足立っていた1989年頃、テレビで人気沸騰していた
ラヴ・ロマンス・ドラマがありました。タイトルは「過ぎし日のセレナーデ」。
主演は田村正和さんと関根恵子さん。と云うかこのドラマに出ている皆さん
お若くてキラキラしてます。(当たり前ですね、30年前ですもの)
そのテーマ・ソングを歌われていたのが韓国の歌い手でヤン・スギョンさ . . . 本文を読む
長谷川きよし「 ラ・ボエーム 」 2008年
私の話で恐縮ですが20代の初め頃、専門学校で絵を習いながら
五反田のスナックで弾き語りのバイトをしていました。
まだカラオケがない時代ですから小さなスナックには8トラックの機械が置いてあり
弾き語りと交代で店内を盛り上げ営業に貢献する仕事でした。
が、8トラックの演奏は曲目が限られているため音楽通のお客様は
弾き語りの人にいくらかチップを渡して伴 . . . 本文を読む
森山加代子「 月影のナポリ 」1960年
森山さんは北海道・函館市出身。札幌で歌っていたときにスカウトされる。
1960年06月にイタリアの大歌手、ミーナさんのヒット曲「月影のナポリ」を
カバーして50万枚の大ヒット!いちやく有名人になり、その後大活躍。
私が初めて聴いたのはもちろんラジオから流れる「ティンタラレリルーナ♪」でした。
一度聞いたら忘れられない独特の節回しのトリコに。
この曲が . . . 本文を読む
池田 聡「 ハナノタネ~愛の物語 」 2010年
80年代後半から90年代前半にかけて、
一世を風靡したシンガー・ソングライターでご存知の方も多いはず。
都会的な歌が多く、当時は人気のシンガー・ソングライターでした。
ですが、歳を重ねれば誰しも変わります。一時期、池田 聡さんの名前も
忘れらていましたが、2010年に発売された上記、CDアルバムでは
より成熟した池田 聡さんに出逢えます。
. . . 本文を読む
パウル・クレー「天使」1939年
長谷川利行さんが戦前の東京で
苦心されていた頃、ヨーロッパで
描かれた1枚の線画。
晩年のパウル・クレーさんも皮膚病を患い
苦心されていました。
この方はお若い頃、音楽家を
目指していたそうです。
しかし第一次世界大戦に従軍して人生観が変わり
画家に転向。その後の活躍は目覚ましく
おおやけになっているので省きますが、
晩年に描いた「天使」と云う作品は、
ひと目 . . . 本文を読む