24日午前9時16分、桜島(鹿児島県)の昭和火口で爆発的噴火があり、1月23日以来、噴煙が火口から4千メートルに達した。
福岡管区気象台は、小さな噴石や火山灰、空振への注意を呼び掛けている。
桜島の爆発的噴火は今年に入って414回目。
同気象台によると、3月には178回観測され、統計を取り始めた1955年以降、1カ月当たり最多だった。
阿蘇山(熊本県)でも24日午前9時55分、中岳第1火口で噴火があり、噴煙が火口から1500メートルまで上がった。
火口から1キロ以遠でも小さな噴石が降る恐れがあり、同県高森町などで火山灰が積もる可能性があるという。