梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

そうだ神戸行こう

2013-09-29 01:09:24 | 日記
今更の更新なのですが、
関西方面に旅行に行って来ました。
2週間前に。

二泊三日で神戸と大阪。

神戸は2度目です。

初めて訪れた時、感動しました。

なんて女子的な街!
これは絶対また来たい。それも、女友達と心ゆくまできゃいきゃい言う旅をしたい!

その夢がついに叶いました。

長年来の友と二人、思いっきりきゃいきゃい言って来ましたよ。
神戸って本当に可愛いお店がいっぱい。
可愛い雑貨屋さん。
可愛い服屋さん。
可愛いカフェ。
ああ可愛い。

異人館を巡って感嘆の声を漏らし、
靴屋さんでショッピング。
雑貨屋さんでときめいて、
ケーキをほおばりああ幸せ。
フェリーに乗って夜景を見て、
ビールで乾杯、もうたまらん。

そんな素敵な神戸でたまたま訪れたちょっと変わったお店がありました。
活版印刷屋さん。

雑貨屋さんでもあったのでふらりと立ち寄りましたが、
「体験やってますよ~」と声をかけられ、やってみることに。

皮製のタグに文字やイラストを刻み込む活版印刷。

文字は一文字ずつ、金属製の細長いハンコみたいな状態。
それを並べて固定して、
専用の機械にセット。
向かい側にタグを固定して(ここまではお店のお姉さんがやってくれる)、
「はい、レバー引いてください」
と言われて重たいレバーをぐいーっと引くと、
ガチョン



うはー。これかっちょいいかも。

タグのカタチと色は種類豊富で、選ぶのとっても楽しかった。
他にもオリジナルグッズが作れるみたいです。
素敵なお店でした!元町のTHE LETTERSおすすめです!

雑貨屋さんでは前からほしかったものをゲット。

これは何かというと、

鉛筆キャップ。
誰かの前足が写ってますがお気にならさず。

鉛筆使用頻度高いので前からほしかったけど、
たいがい子供用のプラスチックのしか売ってなくって。
やっと気に入った鉛筆キャップに出会えてご満悦。

私って、紙とか布とか皮とか、
素材感丸出しのものに弱い。



大阪編はまた後日。

かっちょいい

2013-09-26 00:49:01 | 日記
うっかりごぶさたしておりました。
書きたいネタは色々あるのですがなかなかどうして。

そんな中で、今日見たテレビにいたく感動したのでちょこっとだけ言わしてください。



船に乗るのではない。潮の流れに乗るのだ。


う~ん。かっこいい。


いきなり何事かと言いますとね、
今日、遅い夕食をとりつつ見ていたのが、NHKの番組「歴史秘話ヒストリア」
たま~~~~~に見る番組なんですけど、
タイトル通り歴史番組です。

今日のテーマは「戦国のプロフェッショナルたち」。
紹介されたのは、
伊賀甲賀の忍者。
国産鉄砲のパイオニア近江国友村。
海上の覇者・村上水軍。
石垣作りの職人、穴太衆。

これらどれも、ほほ~と興味深かったのですが、
その中でも特にかっちょよかったのが、村上水軍。
瀬戸内海で活躍した水軍で、かの織田信長軍すら破ったんだそうな。
彼らの強みは海を知り尽くし、意のままに船を操ったこと。

そんな村上水軍の極意の一つがこれ。


船に乗るのではない。潮の流れに乗るのだ。


うはーシビれた!
なんかかっこいい!
私もこれ言ってみたい。
何の脈絡もなく居酒屋で後輩とかに説教臭く言ってみたい。
なのでこれを言いたいがためだけにブログ更新しちゃいました。



あとですね、
村上水軍のとった陣形がこれまたかっちょいいんですよ。
フォーメーションに名前がついてるの。

敵を3方から囲む陣形は「鶴翼の備」!
向かってくる敵から防御する陣形は「魚鱗の備」!

なんかすげー必殺技みたいでかっちょいい!!
ああかっちょいい。



最後に紹介された穴太衆も大変含蓄あるお言葉が。

石垣を積み上げる職人さんがいるって私初めて知ったんですけど、すごいですね。
安土城の石垣を作った人たちを「穴太衆(あのうしゅう)」と言うそうで、
その後も数々のお城の石垣を積み上げ積み上げ、なんと現代にまで累々と続いているんだそうですよ。びっくり。

大阪城に行った時に思ったんですよ。
石垣ってすげーって。
だってまっすぐ切りそろえたわけでもなさそうな石を、どうやってぴっちり積んだのだ?摩訶不思議。

そしたらその答えは、職人さんが積んだんだよ、でした。

その強度はコンクリートにも負けないんだそうですよ。
ただ積んであるだけなのに。なんてすごい技術。
釘を使わない宮大工さんにも通じる気がする。

ちょいとうろ覚えですが、
現在の穴太衆の頭(カシラ)がおっしゃっていました。
ていうか頭って。かっちょいい!!


石はね、測って削って積むんじゃないんです。
石の声を聞いていれば、石の方から手を挙げてくれるんです。
どれをどう積むかわかってくるんです。


的なことを仰っておりました。
なんだそれすげー!
今にも「この辺りの石には飛行石が含まれておるのじゃ」とか言い出しそうな境地ですよ。

いや~、世の中、いろーんな職人さんがいるけれど、
石を積む職人さんていうのもいるんだな~。
知らないことがいっぱいですわ。
いや~、かっちょいい。
船に乗るんじゃない、潮の流れに乗るのだよ。





月下美人

2013-09-01 18:56:48 | イラスト
二百十日の風の盆。

おわらの音色はここまで聞こえてきませんが、秋らしい風が吹いてくる今日。
梅の香堂のトップ更新いたしました。


「真夜中の目撃者―月下美人―」


いまやなつかし小田原百花展に出品しました夏の花の3点目。
一晩だけ咲く月下美人。
是非見てみたいものですな。

さてさて、
8月も終了ですね。
夏も終了ですね。
春も秋も冬も、あんまり「終わったな」ってすっぱり思いませんけど、
夏だけは「終わり」がある季節のような気がします。
ま、最近は9月に入っても暑いけど。
9月は夏じゃないよなぁ。
夏休みが体に染み付いてるからかな。

8月の私ははっきり言って遊びほうけておりました。
絵描き人としては。
本ばっか読んで一ヶ月終わってった。

しかし、夏休みは終わったのです。
いい加減に絵描きモードに入らねば!9月になったんだし!!
と、
気合を入れていたのですが、
昨日ちょこっと書店に行ったら、うっかり小説を買ってしまった。しかも2冊。あと漫画も2冊。
おかしいな。
「聖☆おにいさん」9巻と「風光る」34巻だけを買いに行ったはずなのに。
なぜか計4冊を抱えて帰宅。
やばいな。読書の秋より芸術の秋にせねば。


最後にちょっと宣伝です。

「展示販売用ポストカードイラストコンペ」にてポストカード賞を受賞いたしまして、
その受賞作がポストカードになりました。

現在、東京神田神保町の画材屋さん「文房堂」にて販売中です。
2014年1月末までです。

イラストはこちら

お近くへお寄りの際は覗いてみてくださいませ。
よろしくお願いします。