梅の香庵~うめのかあん~

梅の香堂別館喫茶スペース*梅の香庵*
とりとめないことをとりとめなく・・・

ねこあつめてますか?

2015-12-28 00:58:54 | 日記
はい。
あつめてます。




私、ゲームアプリは入れまいと心に決めていたのですが、
なんかある日ふとなんとなーく入れちゃったんですよね、「ねこあつめ」。
これならいっかなーと。

そもそもゲームというものとは縁の薄い人生を送って来ました。
そりゃー人んちでマリオやったり、ドンキーコングやったり、高橋名人やったり、テトリスやったり、バイオハザードやったりしましたけど、
無きゃ無いで全然おっけーでした。
でもあったらやっちゃうでしょ。

自分は絶対ハマってしまうという確信があるのでなおのこと、それで時間費やすのがこわい。
だからゲームはやりたくなかったんですけどね、
予想通りまんまとハマりましたね。

余談ですけど、
私が考える「好きなもの」の定義って、
「それに時間とお金を費やすことを『もったいない』と思わないこと」
だと思うのです。

私はうっかり長時間テレビ見ちゃうと、あー時間もったいなー!って思うけど、
漫画や小説を何時間見てもそうは思わないし、
書店でこれは!という本を見つけると、値段もろくに見ずに買ってしまう。

一方、テレビドラマが好きな人は、ドラマを見る時間をもったいないとは思わないだろうし、
映画が好きな人は、その代金も時間も無駄とは思わないでしょうな。

というわけで、
ゲームは楽しいとは思うけど、私の「好きなこと」ではないのである。
ゆえにそれに費やす時間はもったいない。


だがしかし、
ねこあつめまくってますよ!
想定内!!

でですね、
やってる途中でねこさんの名前変えられるって分かったんで、変えてみました。一匹だけ。
ま、大方の予想通りなんですけど。

いやもうバカは承知ですけどね、
そこにふわふわのリアル椿がいるっていうのに、なんででしょ、
バーチャル椿さんが来てくれると嬉しくってねー。

画面中央のティラミスキューブで寝てるのが椿さんですな。
きゃわいいですな。


画像の「ねこてちょう」を撮ったのがまだけっこう初期だったので、
あそんだグッズTOP3に入ってませんが、
椿さんはけりぐるみ(サンマ)が大好きで、そらーもうサンマけりまくりなんですよ。
一日何度もサンマに来てくれるんです。
なので、椿さんに来てほしいばっかりにサンマ頻度非常に高いです。
ほらね。

ああ!椿さんからお礼だなんて!もったいなくってうけれとれないっす!!

そしてある日ついに、

はわわわわわわ
椿さんがたからものを!?私に!!?
しかも、富山では超激レアグッズのかまぼこ板だなんて!!そんな貴重なものを!
有難すぎる!!
(注)富山のかまぼこには板がない。「かまぼこ板なんて見たことない」「ていうかその存在の意味がわからん」という富山人多数。






てな具合に、
けっこう一人で盛り上がっております。




ニンゲンって、あほだなあ・・・・・・







定点観測的な

2015-12-16 23:09:33 | 日記
年の瀬も大分押し迫ってまいりました。

今日はお休みだったのですが、
じわっと大掃除を始めたり、年賀状を仕上げたり(人の)、
実に師走らしいあわただしい一日だったにも関わらず、その慌ただしい中で、
椿が膝で熟睡。しかも片腕を枕にされてなんにも出来ず、な時間が朝昼夜トータル4時間くらいあったという驚きの事実。
ていうかこれ打ってる今も私の左腕を枕にして椿が寝てますが。
右手を空けてもらってるだけありがたい。

これがねこあつめなら、「つばきさん」の遊んだランキングダントツ1位は「かーちゃんのひざ」だなあ・・・。

まったくもって猫ってやつは毎日がエブリデイでうらやましい。年末も年始も関係にゃい。
いや、
そうではない。
人間は弱いから、自らの作った「〆切」がないと掃除も出来ない愚かな生き物なのだ。

お猫様の優雅な寝顔を見てるとそんな下僕的思考にもなるというものです。


それはともかく。
前回貼り付けたおわらの切り絵ですが、
これ、制作してる時に、戯れに毎日写真撮ってたんですよね。
んで後から見てみたらけっこう面白くって。

他人様が見て面白いかどうかはわかりませんが、
せっかく撮っておいたので載せてみたいと思います。

ではスタート。

①※この時点では、絵の裏側からの撮影です(表面には下絵が貼り付けてあるため)

まだなんだがよくわからない



腕がはえた







おねーさんがあらわれた!



どこが変わったのか・・・・・・?あ、笠の内側。



提灯点灯



バックダンサー登場(右側に見えるのは椿のおしり)



舞台も整いはじめ



家が建った



さらに増築して、



切り抜き完了!
ここで下絵をはがして表面に。



色を足す部分に裏から色紙を貼って


背景はパステルで着色し、
完成です!


1年はあっという間というけれど、
描いた絵を思い出すと、けっこう長かったような気がするのは私だけか。
これ描いたのけっこう前のような気がしてたけど5か月前か~、とか。


さ、写真の整理もできたので、
次は自分の年賀状をやっつけましょう。



二百十日の風の盆

2015-12-06 17:53:51 | イラスト
梅の香堂トップイラスト更新しました。


「二百十日の風の盆」


この年末にきて、まったくもって季節感のない絵になりましたが、
一応今年描いた絵ということで最後に載せておきます。

とは言っても、
この絵の季節感が分からないという方もいるでしょう。

これは富山の八尾という町でおこなわれる「おわら風の盆」というお祭りの風景でございます。
おわらは毎年9月1日から3日に行われます。

「二百十日」とは、
立春から数えて210目のこと。それが9月1日にあたるそうで、
この頃はちょうど台風の季節。
収穫前の稲が風の被害に遭わないように、風神の鎮魂を祈るお祭り、「風の盆」なのです。

はい、さっきググりました。


おわらは、三日三晩、八尾の男女が踊りまくるお祭りですが、
踊るといってもアップテンポな踊りじゃありません。
胡弓と三味線のしっとりとした音色で踊る艶っぽい踊りです。
それはそれは情緒あふれるお祭りなのです。

切り絵でおわらって王道なお題だけど、
だからこそ一回描いてみたかった。



しかしこういっちゃあなんですが、
編み笠効果ってすごいっすね。
日本のチラリズムとはこういうものか!と思い知りましたよ。

この絵を描くにあたっていろいろおわらの写真見たけれど、
編み笠かぶってると、だれもかれも美男美女に見えてくる不思議。
ちらりとのぞくのは口元とうなじ。
浴衣からのびる白い手(暗いから白く見えるわな)。
うーん艶っぽい。
おわら踊りは、男は力強く、女はしなやかに。
その動きも相まって、見えそで見えないその姿に美的フィルターがかかります。



いいですよーおわら。一見の価値ありですよ。
昨今は観光客が多すぎて見るのも一苦労のようですが。


そして、おわらの資料写真を求めてネットをさまよっていた時に、
たまたまおわら節の歌詞を見つけました。

なんとなく聞いていたけれど、じっくり読んだのは初めて。

よくよく読んでみると、
あ、おわらって、恋の歌なんだ。

そっかー。だから若い男女しか踊らないのね。
だから『風の盆恋歌』(橋本治 著)か。


恋の歌は数あれど、それに地方色がついているのがいいですよ。
この土地の人が詠んだんなーって親近感が湧く。
情景が浮かんで思わずふふふと笑ってしまう。


もしや来るかと窓押し開けて 見れば立山 雪ばかり

恋の病も治してくれる 粋な富山の薬売り



ね、いいでしょ。

おわら、ここ数年見に行ってないけど、行きたくなっちゃったなあ。