大学教官Yさんの受講250回目アンケートの一部と最新スコアです。
「Yさんの受講250回目アンケート15/5/2」
・余談 せっかく速く読めるようになったのだから自分の好みに偏らず幅広い知見を獲得したいと考え,ひいきにしている主要な新書(発売日順に,ちくま新書,講談社現代新書,岩波新書,中公新書)は選り好みせず毎月全部購入して読み切ろうと思い立ち,4月から実行に移してみましたが,早々に挫折しました。時間を取れずに読み切れないためではなく,読み切った上での後悔が大きいためです。自分の好みに合わないもの,内容の薄いものほど速く読み終えることができますが,たった10分弱でも時間を無駄にしたことと新書とはいえ1,000円近くのお金を無駄にしたことへの憤りを感じてしまい,このまま続けてもストレスが増えるだけだと感じます。そうした本こそ「864円で購入したのに8分で読み終えたから1時間で6,480円か!」などと数字として全く無意味な時給換算(?)をしてしまい,余計腹が立ちます。しかも出先でまとめて購入してカフェや電車の中ですぐに読むことが多いので,持ち帰る手間を考えると発売日にもかかわらずこのまま捨ててやりたいとまで思ってしまうことがあります。このような次第で,新書であっても30分程度の時間を取って自分にとってのいい意味での引っかかりがあるものだけを読むことが精神的にも金銭的にも有意義だと痛感したところです。
「Yさんの受講254回目の主なスコア15/5/23」よこサッケイドシート58 数字ランダム64・72 漢数字一行〇→18,720、三→24,400、一→22,500 たて一行ユニット480・482 スピードチェック38・38 ロジカルテストFタイプ24/27(3分)27/27(3分)イメージ記憶7/40(30秒)、15/40(30秒) 倍速読書『少し変わった子あります』27,000字/分 理解度A-
「余談」の前には、序盤、とくにランダムシートに対するコメントがあります。中盤は、スピードチェック・かなひろい・ロジカル・スピードボード・イメージ記憶・倍速読書と学者らしく細かくコメントしています。
たとえば、スピードチェックでは、「……チェックする際に意識を狭めないよう注意して取り組んでいます。うまくいっている時にはサクサク進められますが,そこで「オッ」と欲を出してしまうと急に見つからなくなりますので,意識を狭めないことに加えて欲を出さないことを肝に銘じて取り組みたい……」。かなひろいでは、「「あいうえお」が集中している箇所では「次,次…」と丸をつける前から次を見つけてサクサク進められますが,「あいうえお」がない(少ない)箇所にさしかかると「本当にないのか」と急にペースが落ちてしまいます。「あいうえお」がある箇所の切り捨て御免の感覚とない(少ない)箇所の素通りの感覚の切り替えを意識して取り組んでいきたい」と、生徒さんに参考になる部分が多いです。
体験レッスンで、かなひろい70/70をたたき出したYさんのコメントです。
ただ、今回は、「余談」という、Yさんの感情の一部分がすぐ目に入るようにしてみました。
細かいことは言いませんでしたが、きのう23日の土曜、レッスンにみえたとき、『アンケート、今回はピックアップさせてください』とお願いしました。極端な取り上げ方ですので、事前にひと言という感じでした。
Yさんは、?!!??とクビを傾げた後、「どうぞ、いかようにでも料理してください」と了解してくれました。
2年前、2013-04-25「PCの作業が楽になってきました」の入会時アンケート「読みたい本を時間に囚われることなく読み切ることができるようになるため」は、完全解決したのではないでしょうか
受講160回目アンケート以降、Yさんは、受講180・200・230回目と届いています(Yさん、こちらの漏れありますでしょうか?)。
こちらには、Yさんの「余談」や「その他」部分を楽しく読ませてませてもらっています。
230回アンケート(15/1/11)・その他 時折自分の倍くらいの速さでページをめくっている方や,極めて短い時間でイメージ記憶に取り組んでいる方などを見かけます。驚いて自分のペースが乱れるというデメリットはあるものの,大きな刺激になりますので,自分を向上させるきっかけとして,そのような方々との遭遇を楽しみにしています。
200回アンケート(14/9/18)・トレーニングの効果 一般書、専門書、資料を問わず、ページ全体を視野に入れてリズムよく先へ進めるよう意識して読むことで、一層楽に速く処理できるようになりました。特に、専門書や資料は、冒頭はA、その後はB+かB、要点のみAという切り替えを意識的に行うことで、素早く全体像をつかみつつ、要点は深く正確に理解することができるようになり、大助かりです。
読みだけでなく、聞く、話す能力も向上しました。前にも書きましたが、一方的に話す場合には、前後のつながりと先の展開を強く意識することができるようになりました。会議の進行役を務める場合などは、錯綜する議論を整理し、論点整理と進行管理を的確にできるようになっています。
このように、しつこく200回もトレーニングに取り組んだ結果、読む、話す、聞く能力が向上したと実感しています。加えて、松田さんからするとまだまだでしょうが、文演を受講させていただいた結果、多少込み入った文章も、読み手を意識しながら、楽に書けるようになってきました。大助かりです。
・その他 最後の方は、このまま卒業するかのような書きぶりになってしまいましたが、まだまだ伸ばせる余地があるうちは、ペースを落としつつ、しつこく通い続けるつもりでいます。以前ブログで取り上げていただいた際に、あと100回は受講しろとのアドバイスをいただきました。ちょうど、その100回分の折り返し地点です。あと50回のうちに、かなひろい20秒、ロジカルG、イメージ記憶20秒、イメージ読み10秒に到達することを目標に取り組んでみます。現状からすると高すぎる目標かもしれませんが、50回もあればどれか1つくらいはどうにかなるでしょうし、どうにかしたいものです。50回受講後、どのような変化があるか楽しみです。
引き続き、よろしくお願いします。
180回アンケート(14/8/7)・倍速読書について 倍速の際に,最初の方のA読みの2倍のページ数だとあまり負荷がかからないので,4倍くらいに設定して取り組んでいます。この程度に設定すると,頭がクラクラするくらい負荷がかかります。ある程度筋はつかめていますので,Cまでは落ちておらず,BかB-くらいの感覚ですが,このような取り組み方でいいのでしょうか。最初のA読みで熟読しすぎていることがそもそもの原因でしょうから,最初からB+くらいの感覚で読んでしまうのも一案かとも思っていますが,なかなか踏み切れません。
・トレーニングの成果について 専門書などを読む際に,より抵抗なく読み進められるようになりました。また,話す際に,話の脈絡がきちんと見えた上で,次から次へと話題と言葉が出てくるようになりました。商売柄,大変助かっています。
250回「余談」だけのつもりが、あちこち、ピックアップしてしまいました。
Yさんの受講期限は、25回更新ごとに1年延長のため、2023年6月までのびています。
受講料は、文演も入れて税込み50万未満。スポーツジムフルタイムの3年分とほぼ同じです。
学者・研究者のみなさんにはお得なスクールです 真
※クリエイト速読スクールHP
Yさん関連ブログです
・2013-04-25「PCの作業が楽になってきました」
・2013-07-21「物理的に通えない日以外は通うというくらいのつもりで取り組みます」
・2013-12-10「当初の期待を遙かに超えています」
・2014-03-04「圧迫感のない緊張感の中で」
・2014-06-30「久しぶりにこんなに集中したのでスッキリした」
・2014-09-26「書き方よりも読み方が変わった」