NEC製のツェナダイオード、RD5.1Eの電流電圧特性を実測してみました。ツェナダイオードが壊れる100mAまで測定していないのが残念ですが、44mAのときに5.4V、それからしだいに下がって8mAを割る辺りで急激にツェナ電圧が低下しています。しかし1mA程度の電流でも4Vくらいにはなるんですね。
【ツェナダイオード1個で作る定電圧電源】
さて、これからが設計思想ですが、5Vの電源電圧を使って動かす回路の消費電流が最大40mA程度で、0.3V程度の電圧変動は許容できるということなら、このデータの最大値44mAをアイドリング電流とすればよいのです。そうすれば0~40mAの電流出力ができることになります。負荷電流40mAというのがカッコイイ表現ですね。5V 40mAもあれば、昨今のオペアンプなら30個以上動かせますぞ。
また、消費電流は10mA以下だが電圧変動は1%以下に抑えたいということならアイドリングを15~45mAのどこか、まあ20mA程度にしておけばいいでしょう。電流負荷が小さいのに、定電圧回路で40mAも流すというのはもったいない話です。
関連記事:
定電圧電源を作ろう①ツェナ 2009-12-14
指数関数とダイオード 2007-09-21
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また、消費電流は10mA以下だが電圧変動は1%以下に抑えたいということならアイドリングを15~45mAのどこか、まあ20mA程度にしておけばいいでしょう。電流負荷が小さいのに、定電圧回路で40mAも流すというのはもったいない話です。
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