非常に個性的な楽器編成で、極上のBGMとなっているサウンドを形成する「アート・ヴァン・ダム」。
ここで聴ける音楽は、アコーディオンと言う楽器でジャズを演じた中でも、上位に入る名演だろうと思う。
クールでお洒落で…しかし一本芯は通っている、ダンディズムがキラリと光るアルバムなんです。
アルバムタイトル…アート・ヴァン・ダム・クインテット
パーソネル…リーダー;アート・ヴァン・ダム(アコーディオン)
チャーリー・カルザレッタ(ヴィブラフォン)
フレッド・ランドキスト(ギター)
ルイス・スカリンダー(ベース)
マックス・マリアッシュ(ドラムス)
曲目…1.アディオス、2.ブルー・ルー、3.チーク・トゥ・チーク、4.レット・ユアセルフ・ダウン、5.マイ・カインダ・ラヴ、6.アイ・ヒア・ミュージック、7.イフ・アイ・クッド・ビー・ウィズ・ユー、8.アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ、9.サリー・ウィズ・フリンジ・オン・トップ、10.テンダリー、11.イッツ・イージー・トゥ・リメンバー、12.マダム・ヴァン・ダム
原盤…米CBS? 発売…ソニー・ミュージック・エンターテインメント
CD番号…SRCS-7156
演奏について…オープニング曲「アディオス」…鈴の音の序奏から、ラテン・リズムで始まって、と~ってもお洒落に曲が展開されて行きます。
「ヴァン・ダム」のアコーディオンと、「カルザレッタ」のヴァイブの絡みが、程好くソフトさとフリーな表現がブレンドされて…心地良いサウンドに仕上がってますねぇ。
2曲目「ブルー・ルー」…この曲では「カルザレッタ」が、かなりテクニックを見せ付けるアドリブ演奏が聴き所でしょう。
それを受けて「ヴァン・ダム」もナイスなアドリブをかまして、他にもドラムスの「マリアッシュ」の一発ソロや、ギターの「ランドキスト」の聴かせ所もあって、行けてる演奏です。
3曲目「チーク・トゥ・チーク」…曲名にピッタリの、ライトなダンス・ナンバーで、正しくアコーディオンとヴァイブが織り成す、ソフトな音楽空間に身を寄せたくなるカンフォタブル・ミュージックです。
4曲目「レット・ユアセルフ~」…かなり高速に疾走する、かなりハードなナンバー…と言っても、このメンバーで、この編成ですので、熱を帯びたモダン・ジャズ・カルテットの演奏に近い感じだと言えば分り易いでしょう。
「ヴァン・ダム」がかなりファイトしてますよ~。
5曲目「マイ・カインダ・ラヴ」…では、いきなりギターの「ランドキスト」が触発し、「ヴァン・ダム」も(対抗して)熱くアドリブで受けるんです。
「カルザレッタ」は、サイドメンに徹して、二人を見守ります。
6曲目「アイ・ヒア・ミュージック」…オール・ユニゾン調の寛ぎサウンドで序盤は推移するが、中盤から「ヴァン・ダム」と「ランドキスト」、そして「カルザレッタ」の3人共アドリブを演ってくれて…「スカリンダー」と「マリアッシュ」の煽りもgoodで…気持ち良い~!!
8曲目「アイ・ディドント~」…スロー・テンポで、パリ・シャンゼリゼ風に「ヴァン・ダム」が流麗に流す演奏をすれば…「カルザレッタ」はブルージーに曲を彩り、「ランドキスト」はジャジーに硬派の演奏をする。
ベース「スカリンダー」の重厚な演奏も良いし、アルバム収録中、最もジャズを感じ得る名演でしょう。
9曲目「サリー・ウィズ~」…「ヴァン・ダム」はお洒落サウンドの演奏に終始するけど、「カルザレッタ」のヴァイブと「ランドキスト」のギターが、キッチリとジャズを演ってくれます。
実は、この二人は、羊の皮を被った狼?なんですね。
10曲目「テンダリー」…この編成からして、この曲が合わないはずは有りませんねぇ。
まどろみを感じる景色に、気だるい甘さが漂うみたいな、ほのかな香水に誘われて…行けてる男と女がそっと指を絡める…黄金の50年代のアメリカ映画の様な演奏なんです。
「ヴァン・ダム」と「カルザレッタ」の優雅なアドリブがとにかく気持ち良いんですよ~!!
ベスト・チューンだと思います。
11曲目「イッツ・イージー~」…寛ぎのフロント・ライン3人が交互に主張して、でも…どこまでも洒落っ気は失わず曲を演り通すのが、心憎いです。
ラスト曲「マダム・ヴァン・ダム」…ダンディズムを通した伊達男たちだが、細君は怖いのか?最後におべっかを使った曲を持って来た。(大爆笑)
だが、曲&演奏は悪くは有りません…お茶を濁してはおりません。
スカッと晴れやかに決めてくれます。
極上のBGM風のジャズをどうぞ………!!!!
ここで聴ける音楽は、アコーディオンと言う楽器でジャズを演じた中でも、上位に入る名演だろうと思う。
クールでお洒落で…しかし一本芯は通っている、ダンディズムがキラリと光るアルバムなんです。
アルバムタイトル…アート・ヴァン・ダム・クインテット
パーソネル…リーダー;アート・ヴァン・ダム(アコーディオン)
チャーリー・カルザレッタ(ヴィブラフォン)
フレッド・ランドキスト(ギター)
ルイス・スカリンダー(ベース)
マックス・マリアッシュ(ドラムス)
曲目…1.アディオス、2.ブルー・ルー、3.チーク・トゥ・チーク、4.レット・ユアセルフ・ダウン、5.マイ・カインダ・ラヴ、6.アイ・ヒア・ミュージック、7.イフ・アイ・クッド・ビー・ウィズ・ユー、8.アイ・ディドント・ノウ・ホワット・タイム・イット・ワズ、9.サリー・ウィズ・フリンジ・オン・トップ、10.テンダリー、11.イッツ・イージー・トゥ・リメンバー、12.マダム・ヴァン・ダム
原盤…米CBS? 発売…ソニー・ミュージック・エンターテインメント
CD番号…SRCS-7156
演奏について…オープニング曲「アディオス」…鈴の音の序奏から、ラテン・リズムで始まって、と~ってもお洒落に曲が展開されて行きます。
「ヴァン・ダム」のアコーディオンと、「カルザレッタ」のヴァイブの絡みが、程好くソフトさとフリーな表現がブレンドされて…心地良いサウンドに仕上がってますねぇ。
2曲目「ブルー・ルー」…この曲では「カルザレッタ」が、かなりテクニックを見せ付けるアドリブ演奏が聴き所でしょう。
それを受けて「ヴァン・ダム」もナイスなアドリブをかまして、他にもドラムスの「マリアッシュ」の一発ソロや、ギターの「ランドキスト」の聴かせ所もあって、行けてる演奏です。
3曲目「チーク・トゥ・チーク」…曲名にピッタリの、ライトなダンス・ナンバーで、正しくアコーディオンとヴァイブが織り成す、ソフトな音楽空間に身を寄せたくなるカンフォタブル・ミュージックです。
4曲目「レット・ユアセルフ~」…かなり高速に疾走する、かなりハードなナンバー…と言っても、このメンバーで、この編成ですので、熱を帯びたモダン・ジャズ・カルテットの演奏に近い感じだと言えば分り易いでしょう。
「ヴァン・ダム」がかなりファイトしてますよ~。
5曲目「マイ・カインダ・ラヴ」…では、いきなりギターの「ランドキスト」が触発し、「ヴァン・ダム」も(対抗して)熱くアドリブで受けるんです。
「カルザレッタ」は、サイドメンに徹して、二人を見守ります。
6曲目「アイ・ヒア・ミュージック」…オール・ユニゾン調の寛ぎサウンドで序盤は推移するが、中盤から「ヴァン・ダム」と「ランドキスト」、そして「カルザレッタ」の3人共アドリブを演ってくれて…「スカリンダー」と「マリアッシュ」の煽りもgoodで…気持ち良い~!!
8曲目「アイ・ディドント~」…スロー・テンポで、パリ・シャンゼリゼ風に「ヴァン・ダム」が流麗に流す演奏をすれば…「カルザレッタ」はブルージーに曲を彩り、「ランドキスト」はジャジーに硬派の演奏をする。
ベース「スカリンダー」の重厚な演奏も良いし、アルバム収録中、最もジャズを感じ得る名演でしょう。
9曲目「サリー・ウィズ~」…「ヴァン・ダム」はお洒落サウンドの演奏に終始するけど、「カルザレッタ」のヴァイブと「ランドキスト」のギターが、キッチリとジャズを演ってくれます。
実は、この二人は、羊の皮を被った狼?なんですね。
10曲目「テンダリー」…この編成からして、この曲が合わないはずは有りませんねぇ。
まどろみを感じる景色に、気だるい甘さが漂うみたいな、ほのかな香水に誘われて…行けてる男と女がそっと指を絡める…黄金の50年代のアメリカ映画の様な演奏なんです。
「ヴァン・ダム」と「カルザレッタ」の優雅なアドリブがとにかく気持ち良いんですよ~!!
ベスト・チューンだと思います。
11曲目「イッツ・イージー~」…寛ぎのフロント・ライン3人が交互に主張して、でも…どこまでも洒落っ気は失わず曲を演り通すのが、心憎いです。
ラスト曲「マダム・ヴァン・ダム」…ダンディズムを通した伊達男たちだが、細君は怖いのか?最後におべっかを使った曲を持って来た。(大爆笑)
だが、曲&演奏は悪くは有りません…お茶を濁してはおりません。
スカッと晴れやかに決めてくれます。
極上のBGM風のジャズをどうぞ………!!!!