加奈のdiary

ソプラノ歌手 根來加奈 の
ホームページ連動ブログです。

レッスンで思う事など

2012年05月13日 | Lesson 日記
途切れていた「レッスン日記」


良く考えたら、だいたい皆さんの様子が同じなんです。(笑)


やはりどうも皆さん、「歌は(声は)口と喉だけで声をだすもの」

と思っているところがある。

というか、普通に暮らしていると確かにその方法しか解りませんよね。


このところ、新しい生徒さん複数に対面して 改めて


喉だけに頼ったり口だけで何とかなるものではなく
(特にアゴが最大の強敵!)


身体を使って声を出すんだよ、という大前提が 無い!


・・・という事が、今更ながら、再認識するこの頃でした。


喉の調子もさることながら、身体の調子が大きく影響する発声。


ネットでも、指導したり詳しく教えて下さっているサイトがあり、


「この分野はネットでの指導が少ない。
ある程度になるとレッスンに行かないといけなくなるのはどうか?」

という意見をどこかのサイトで見かけましたが、


やはり実技は、文字を読んで頭で理解しただけでは出来るようになるものでもなく、


具体的に教わらないと、良い悪いの判断が出来ないのではないか?と思うこの頃。


筆記で上達するお勉強と違い、実技の伝承は、最終的には


人間同士が対面して教わらないと難しいと 私は思います。
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今年の連休まとめてアップ

2012年05月07日 | music
最近はFacebookやTwitterにかまけて、ブログ更新をさぼっていました。反省(--;


という事で・・・今年の連休の出来事を更新しま〜す!\(^0^)/


まず、連休前の4月27日、京橋へ知人の書展を見に行ってきました。



中国の漢詩です。

施肩吾 『長安早春』

開花の消息を知らせるのは 春だけ
まだ見ていない どこで咲いているか教えて欲しい
花を思って十日あまり
家々が屏風の中で暮らしている

みたいな意味だそうです。でも、これだけ達筆だと元の漢字を読むのも私には難しい・・・(^^;

大学時代のサークルからづっと続けていらしゃる団体で
80代以上の方々もおられ、頭が下がります。

ひとつの事を続けて追求する姿勢は見習わねばと思いました。



4月30日は、同声会(東京藝術大学音楽学部の卒業生による同窓会組織)の新潟県支部総会&懇親会。

今年1月のアカンサスチャリティーコンサートに出演もしたし、5月3日にも新潟で仕事があるので
今年は出席致しました。

和気あいあいしながらも今年のアカンサスコンサートの反省会は厳しい意見も出て意義ある総会でした。

昔、卒業したばっかりで同声会に入会したての時は、もう諸先輩先生方を目の前に緊張したものですが、
今は私も名簿の順番がかなり上になってしまい、後輩の方が人数多くなってしまい、なんというか・・・

さすがに芸術家の集まりなので、個人の主張・個性がはっきりしている人間の集団。
でもお互いの意見も尊重し、TPOをわきまえた大人の席。
いわゆる「つるむ」感じが無く、いつも私はある種の居心地の良さを感じています。



そして5月3日。

日野原重明先生率いる「新 老人の会」新潟フォーラム・・・の後のホテルでの懇親会で歌いました。

新潟東映ホテル にて、会員150名での、いわゆる「打ち上げ」。

私は、新潟県民会館での 日野原先生の講演を拝聴し、その後ホテルに移動してリハ。

懇親会の最後を歌で盛り上げました。(自分で言うか!(笑))



日野原先生、昨年秋で満100歳になられたというのに、ま〜ぁお元気!

「逆風の中での勇気ある生き方」というテーマで約1時間、ステージを立って歩き回られながら講演されました。

日野原先生とのツーショット。パワー頂きました〜!




明けて5月4日は、この秋新潟で行う演奏会のうちあわせ。


そして5月5日は、「新潟クラックストリート」 を聞きに回りました。

新潟クラシックストリート とは、新潟市内のライブハウスなど21会場で同時に
30分演奏、1時間休憩、というスケジュールを組み、
その1時間でいろんな会場を移動すればいろいろ聞けるという企画。
1000円のチケットを一回買えば、それですべての演奏会場を回れるんです。

リーズナブルで面白い企画です。

しかし、、、まだプロではない高校生含む学生も、バンバン活躍しているプロ演奏家も
すべて同じ条件、同じ企画。。。

クラシックファンを増やすとても良い機会、良い企画ですが、
演奏を聴くにはいつも『只』とか『ボランティア』が当たり前になってはいけないという危機感も覚えました。


そんなこんなの連休でした〜。^^

これからは、もう少しまめに更新します!m(_ _)m
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2月14日のレッスン日記

2012年02月15日 | Lesson 日記
今日は世の中、バレンタインデー

でもレッスンはあるのです!(笑)


まずは、日曜日に卒業試験を歌い終えたAさん。

すぐ週末の2重唱の試験が控えているので、その曲のレッスンに来ました。

卒試は、ものすごく緊張して良く覚えていない、とのこと。

そうかも知れませんね。なんかこっちがフレッシュな気分になりました。

シューベルト3曲でしたが、やはり息の流れがスムーズに行かない曲もありました。

でも、響きはとても良くなっていました。

本人も「喉は負担がなく歌えました。」と言っていたのは大きな進歩です。

今日は呼吸も息の流れもスムーズでした。

ひとつ大きな舞台を経験したことと、やはり本番前は気持ちも体も緊張して硬くなるのですね。

そういうひとつひとつを経験して成長していくのです。よしよし。


次は、この春で高校卒業のBさん。まだ習い始めて半年くらいです。

とにかく喉のみで声を出すことしか知らなかったので、
そうではない事を解るためにかなりの時間を費やしました。

そしてやはり姿勢。
「腰痛くならない?」と聞いたら、やはり時々腰が痛くなるといいました。
だろうな〜。あの姿勢だと腰痛は必然!

どうしても首を前に出してアゴを前に出して声を出そうとします。
それは一番いけないこと!

なので、Bさんは、声の指導より、まず姿勢や筋肉の使い方を第一義にレッスンしています。

そして腹筋が極端に弱〜い!という事で、先週、腹筋の運動をする宿題を出しました。

今日初めて、腹筋と姿勢とのつながりを実感!!良かった良かった。私は嬉しい(嬉し泣き)

まだ18歳なのに「もう年だ」と言って疲れた疲れたといって帰って行きました。

もう高校3年生は「おばさん」なのだそうです。じゃ、20歳過ぎたら「おばあさん」?

まぁ使って行けば腹筋もついてきて、疲れなくなるでしょう。頑張れ!
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「型破り」について

2012年02月12日 | diary
連投ですが、忘れないうちに・・・

以前、テレビで、歌舞伎役者の中村勘三郎襲名前の中村勘九郎が

『「型破り」というのは「型」があって初めて破ることが出来るものだ』

と話していたのが印象的で覚えています。


つまり何事もただ勝手に好き勝手にやれば良いというものではなく、
ある一定の「型」を学ぶとそれの破り方、つまり自分らしさの出し方や
新しい方向性が見えてくる、という事です。

音楽を学ぶにも共通する事であり、良く覚えていました。


すると先日、また別の歌舞伎役者さんが(お名前を忘れてしまいました。すみません!)

その続きの言葉をおっしゃっているのを見ました。

『「型」が無いのは、単なる「形無し」だ』と。

なるほど。。。

「型崩れ」にしても、ちゃんと「型」があるから「崩れ」るのだし、

「形無し」という言葉は思いつきませんでした。言われてみれば当たり前の事なのですが。


それは決して「型にはまれ」とか「型から出るな」というものではなく、

「型」を学ぶと、逆にもっと柔軟にいろんな事が出来るようになる、という事です。


改めて、ふと、型を学ぶ重要性を、立ち止まって、考えさせられました。

時には、テレビも良い。
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2月11日のLessson日記

2012年02月12日 | Lesson 日記
今日は、まず OLのAさん。

もちろん趣味なのですが、最近実力がついて来ました。

と言っても、本人はあまり自覚が無いのが悩みの種ですが。(笑)

今日は、コンコーネ25番No5。

姿勢の見直し。どうしても背中がうしろへ逃げるので。

ひとつひとつの音を喉やアゴで確認し始めるので、
口の開け方、声のいる場所などなど、注意を与えながら
具体的に示唆しながら、繰り返し繰り返し稽古。

一筋のなめらかな息の流れで音を運べるようになりました。
今日はコンコーネで時間切れ。次回、曲を中心にやりましょう。



次は現在大学2年生のBさん。

今日から、Mozartの「フィガロの結婚」の伯爵夫人のアリア
『E susanna non vien!〜Dove sono』のレッスン開始。

とにかく声が浮くし、最初は息だけだったので受験前は苦労しました。

大学に合格して早2年が経ちます。少しずつ「声」になって来ました。

もともととても良い声(素材)を持っているので、そんな歌い方じゃ勿体ない!

去年はVerdeiの『Pace』をやり、なかなかしっかり歌えるようになりました。

今年はMozartで声の実体を作りつつなめらかな息運びを訓練。

前回は伯爵夫人のもう一曲のアリアをやり終えました。

今日は、やはりレチタティーヴォ。
ちゃんとやるのは初めてなので、練習の仕方をレッスン。

やはり「なんとなく」やってしまうので、
まずきちんと読む。リズムで音を確認する。

そうすると言葉のディクションとリズムのあり方が一致するのが解ります。

次回までちゃんと頑張ってやって来てね〜!


そして、明日が卒業試験のCさん、
昨日もレッスンしたけれど、不安だからと今日も来ました。

でも今日レッスンやっておいて良かった!
本当に息が吸えない、止まる、流れない、の3重苦を抱えてやってきました。(笑)

去年の夏あたりには、
イタリア語のオペラアリアで良い息の流れを勉強出来て結構歌えていたのですが、
ドイツリートを自分で必死に練習した結果、
お腹は使えず、アゴと喉で止まってしまうという悪循環から抜け出せなくなってました。

レッスンの最後の方で以前の良い感じを身体で思い出し、ほっとしました。
やっぱり何とかしてあげたいし、何とかなって欲しいし。良かった〜・・・。

さて、明日、頑張ってね〜!
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2月10日のあわせ「高田の四季」

2012年02月12日 | music
3月の仕事で歌う曲のあわせでした。

料亭で日本の歌を歌うコンサートです。

いつも通り、ギター伴奏です。

今回のコンサート用に、新曲もあるので、
主に、その新曲が果たして演奏可能かどうか、
調性が適切かどうか(私の声が映える音域が楽器の音色に適切かどうか)
などチェック&模索作業でした。


その中の一曲。
上越市の高田で歌うので、ご当地ソングとして「高田の四季」を歌う事にしました。

四季折々の高田の地名がいっぱい出てきて、ご当地ソングって良いですよね。

特に4番の「冬」を歌った歌詞に惹かれました。

『高田の冬はひひとして
 繚乱(りょうらん)香る六つの華
 ああこの地 我等が故郷
 金谷山頭スキーに暮れて
 雁木(がんぎ)に映ゆる町並あかり』

凍てつく冬の寒さを「ひひとして」という表現を使ったのは初めて聞きました。
本当に寒さが「ひひと」伝わって来る気がします。


「六つの華」―これって「雪」の事なんですね。雪の結晶が六角ですものね。
降りしきる雪の様子を「繚乱(りょうらん)香る」とはなんて美しい表現!


「金谷山スキー場」という名前も初めて知ったのですが、
『日本スキー発祥の地』だったなんて知らなかった。

『明治44年オーストリア・ハンガリー帝国の軍人テオドール・フォン・レルヒ少佐によって、
 日本に初めてスキー術が伝えられた日本のスキー発祥地です。』だそうです。
そんな偉大な?スキー場が高田にあるなんて知らなかった!・・・


そして、「雁木(がんぎ)」・・・懐かしい!・・・
みなさんご存知ですか、ガンギ。
雪よけのアーケードみたいなものです。
昔は町の商店街はみなガンギがありました。
今は本当にアーケードに成り代わっております。


高田の3月はまだ雪があるのかな〜?

その地に伝わる歌は歌詞が良いですね。
特に昔言葉は、日本語の美しさと風情があります。

歌うのが楽しみです。


それにしても本番、楽しみだな〜♪ 

詳細は ホームページkana's Room をご覧ください!
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2月10日Lessson日記

2012年02月11日 | Lesson 日記
今日は、明後日が卒業試験の
大学4年生の声楽科の生徒のレッスンがありました。

卒試のシーズンですよね。

彼女が歌うのは、シューベルトの歌曲3曲
「Im Fruhling」「Ganymed」「Du bist die Ruh」

今までも細かくレッスンしてきました。
今日は彼女が不安なところを重点的にやりました。

まずは、Im Fruhling の歌いだし。
無意識に緊張しているせいか、全く息が吸えなくなっていました。

また、どうしても前に前に姿勢が傾き、アゴで歌う結果になります。
するとお腹が使えなくなり、息も流れなくなります。

同じく、Du bist die Ruh の最後。
静かに静かに段々と上昇していく音型は大変です。

お腹の支えと息の流れがなければ、首絞め状態の声になってしまいます。
でもうまく行くと、この上ない美しい曲です!

結構うまく行っていた時期もあるのですが、今日は体が使えず
最初苦しそうでした。

ので、姿勢を矯正?(笑)して、身体を楽にしたら
とっても素敵に歌えました。

是非是非明後日の卒試本番は、体が硬くならずにうまく歌えますように!(^0^)
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2月9日のLesson日記

2012年02月09日 | Lesson 日記
今日は、ミュージカルの専門学校に通っているAさんのレッスンがありました。

彼女は先月はダンスの本番で忙しく、お休みしていたので
今日が今年の初レッスン。 あけましておめでとう。(笑)

まずは発声から。
久しぶりだったけど、以前ほど悪くなっていませんでした。
少しずつレッスンの成果が体に染み込んで来たせいでしょうか。
だと嬉しいけれど。(^^;

どうしても以前は、喉だけで、口だけで、声を出していましたが、
今日は最初から体の軸を通した、ひとつ筋の通った声が出ていました。

でもやはり声を出す瞬間、いったん息を止めて、
体を止めてタイミングを計ってから声を出します。

そうすると歌い出しのタイミングがずれてしまうし
息が流れた声になりません。

しかも声を出し始めるとお腹を凹ませながら胸を上にあげて
かつ体をうしろに逃がして歌ってしまっていました。

そうするとお腹が抜けて使えなくなるので下半身が抜けた声になります。

今日はそれを自覚してお腹が逃げないようにレッスンしました。

かつ、リズムと体と声のつながりを自覚する必要があるので、
簡単なリズム練習を取り入れました。

左右の手と口、それぞれ違う事をして、基本リズムがずれないように
リズムを取る稽古です。

ダンスやバレエが上手な生徒なので基本のリズム感はOKでした。

今日の曲は 「レ・ミゼラブル」の中の一曲。

なんとこの曲は、ほとんどの歌いだしが休符から始まります。

休符の意義を、さっきのリズム練習を思い出しながら結びつけて譜読み。

同じ八部休符でも、それぞれ意味が違います。

意味が違えば呼吸が変わります。

休符のあり方の違いを考えて練習する宿題を出しました。

次回は、その実践のレッスンです。

やはりミュージカルはリズムの感じ方は大切だと思います。

もちろんクラシックだってそうですけれどね。(^_-)☆
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2月8日のLesson日記

2012年02月09日 | Lesson 日記
今日は風邪でお休みの生徒さんが多し。
インフルエンザ蔓延中ですからね〜皆さんも気を付けて下さいね。


今日はサラリーマンのA君、いやAさんの事を書きます。

いつも仕事具合を見ながら、レッスンに来れるかどうか?とにらめっこしつつ
はや10年以上になりますかねぇ・・・時代の流れは早いな〜・・・

いつも真面目に取り組んでいます。
もちろんプロではなくて趣味なのですが、なかなか上手!

このところ今までのレッスンの積み重ねが功を奏して
実力がついて来ました。

今年からコンコーネ25番を練習曲にしています。

今日のレッスンは「お腹からの息の流れで音楽を運ぶ。」
この一言に尽きます。

何回かに一回は出来るようになりました、すごい!
でも本人ひとりではなかなか。。って当たり前。
だから「先生」という指導者がおるのです。

音の跳躍がどうしても、喉で取ろうとしたり、
身体の上や前半分だけで音を取ろうとするので
とにかく下半身からの息の流れで、体で、という稽古です。

Aさんは頭で考えて把握する能力にたけているので、
身体で考えて体で感じれる回数を増やすことが課題。

でもとても良くなって来ました。
今年の発表会は何を歌えるか、またまた楽しみになって来ました。

ちなみにAさんは、一年に一度、
ロックバンドのライブコンサートでヴォーカルを担当しています。
でも、私にはどこでやるのか教えてくれません。(笑)

ここ数年、ロックのヴォーカルも声が出やすくなり
表現の幅が広がったと仲間から言われているそうです。
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2月7日のLesson日記

2012年02月08日 | Lesson 日記
新カテゴリー追加してブログ更新をしよう!・・・と思ったばかりなのに
早くも挫折の予感。。。ではいけないので、まずは昨日のレッスン日記から。


まずは、ミュージカル女優目指して頑張っているAさん。
(このアルファベットはイニシャルではなく便宜上のものです)

今までとにかく「前へ前へ」と身体を乗り出していたので、
ちゃんとまっすぐその場に自分がいて、まず自分の中に音を感じるように
というレッスン開始してだいぶ良くなってきました。

ところが発声(声)とは別の問題が派生。
リズムの感じ方の基本が体に入っていないのです。
前回その問題にぶちあたり、簡単な体を使ったリズム練習
いわゆるソルフェージュも加えてレッスンすることになりました。

右手、左手、口、それぞれを使ってリズムをやったり
指揮をふりながらリズムを読んだり。
それも体をまっずぐ、首を振らない、などを出来るようにするには、
コツがいります。

次に簡単な音符を歌う練習。
音符の音価(長さ)分を音(母音)で満たす。
案外その基本が出来ない生徒は多いです。

全体的に、常に基本リズムを身体で感じながら歌う、
という事も出来ない生徒は実はかなり多いです。
(現役音大生も同様です)

基本リズムをメトロノームで示しながらやると
生徒本人も自分のクセに気が付きます。


次にBさん。
前に習っていた先生のところで
胸に思いきり息を入れて止める、という稽古をやっていたとの事。
それはそれで必要なのでしょうが、まずは息が流れないと・・・
その事を気づかせるのに苦労しています。

歌いだしの呼吸や、歌っている時に息が止まる・・・(*o*)
息と離れたところで喉だけで声を出そうと頑張ってしまう・・・
でも本人はそれしか知らないから必死・・・

その事を理解させるために、根気強く、言葉や図解で説明し、
ホントは自分には良くないけれど、いい見本と悪い見本を歌って見せると
少し解る様子です。

私に習い始めて3か月ほど経ちましたが、
この頃自分でも少し理解できるようになり心も体も少しずつほぐれて来ました。

実は日本人ではなく欧米の方なので、本来歌うには我々日本人より有利なハズ。

とにかく熱心で歌が大好きな方なので、
早く楽に声が出せて自分の思った表現が出来るようにさせてあげたい
と思ってレッスンしています。



レッスン自体はもっとやりましたが、ここに書くのは今日のこれくらいで。
少しずつ書いていきたいと思います。
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新カテゴリー「Lesson 日記」

2012年02月06日 | Lesson 日記
サボってばかりのブログ更新。

以前から、生徒のレッスンでいろいろ思う事が多い。

このブログの「Lesson 日記」カテゴリーでつぶやいて行こうかなと思いました。

どれだけつぶやけるか解らないけれど、思い立ったが吉日。
(って、だいぶ前から思っていたんだけどね

しかして、まずは・・・宣伝を!(笑)

今年春から講座を持っている「淑徳大学 池袋サテライト・キャンパス」。

主に、素人の初心者の方を対象とした講座で、

声の出る仕組みや具体的な声の出し方を解説しながら実践していきます。

と言うと難しそうですが、生徒さんのペースで進めますから全然大丈夫!

月曜午後1時〜2時30分 毎週ではないので、下記リンクをご参照下さい。

興味のある方大歓迎! 途中ご入会も、無料体験も大歓迎! 是非いかがですか?

「楽しく声を出しましょう〜声を出す秘訣を学ぼう〜」
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2012お初釜

2012年01月10日 | diary
成人の日だった9日、私はお初釜でした。

良い天気で良かった! 何しろ外で待機時間が2回あるので・・・(^^;

今年も先生ご自身お手製の 懐石お弁当 でした。


そしてお吸い物。


この他にもまだあったのですが、早々パシャパシャと写メってもいられない。

今年の主菓子 鶴屋吉信製「花びら餅」


この後、お席入りして 濃点前 でしたが、とてもなめらかで美味しいお濃茶でした。

そして、お薄点前 になったところで写メをパチリさせて頂きました。


もちろん私ではありません。ベテランのお弟子さんのお点前です。

一見堅苦しく思える作法ですが、そこには理にかなったおもてなしの心や
一般的礼儀が詰まっています。

意味や内容を知れば「な〜るほど」という内容ばかりです。

細く長く、全く上達もせず、でも先生のご厚意で続けさせて頂いている茶道ですが、
年の初めに「お初釜」という茶会があるのは、大切なことなんだな、と
毎年思わされます。

今年も、きっと進歩は無いかも知れませんが、細く長くの精神で邁進して参ります!

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アカンサスコンサート後記

2012年01月10日 | music
1月7日、東日本大震災復興支援チャリティー アカンサスコンサート
無事終了致しました。

場所は新潟市音楽文化会館。4日から雪が降り始めたので心配しましたが、
当日は良いお天気に恵まれました。

今回私が歌う歌を作曲された小西奈雅子先生いわく
「私、『晴れ女』なのよね〜!」 その通りだ!

全8プログラムのうち、私の出番は3番目。

以前は広く感じられたこのホールが、この日は狭く感じました。
私、少しは成長したかな。(笑)

本番のテンションによる若干のアクシデントはありましたが、
その緊張も含めて、とても気持ち良かったです。

ピアノ伴奏の田中幸治先生のピアノが、これまた絶品!!
音も音楽も超素晴らしい! そのおかげで良い音楽にまとまったと思います。

また今回は8曲すべて新曲だったのですが、本番ステージに立って歌ってみて
理屈ではない、「ああ、この曲はこういう曲なんだ」という何かを
肌で感じる瞬間がありました。

やはりそれがステージの醍醐味ですよね!

昨日、作曲の小西先生から「お客様の評判が良かった」
という報告を受けて、ほっと胸をなでおろしました。

また、チャリティーの寄付金が集まったという事で、
お出かけ下さった皆様、本当にありがとうございました。


左から、ピアノの田中幸治先生、作曲家の小西奈雅子先生、私。


私・ソプラノ 根來加奈

また、演奏会後の打ち上げでの出演者の方々との語り合いも楽しいひとときでした。

世代や専攻などは違えども、さすがにかつて同じ大学に在籍していた者同士、
結構言いたいことを言っているのですが、それがまた良い。
大人の音楽家の集まりでした。

打ち上げの集合写真

この演奏会が終わって、またみんなそれぞれ個々の活動へと帰って行きました。

そして個人的には、「良寛」という人物の和歌に関われた事は嬉しい事でした。

さて、これから今年はどんな歌を歌って行こうかな。。。(^^)
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良寛の和歌について

2012年01月04日 | music
1/7 アカンサスコンサートで歌う8曲の良寛の和歌をご紹介致します。

1)五月雨の 晴れ間に出でて眺むれば
          青田涼しく 風渡るなり (初演)

2)夏山を 越えて鳴くなる時鳥(ホトトギス) 
          声のはるけき この夕べかな (初演)

3)春になりて 日かずもいまだ たたなくに
          軒に氷の 融くる落として

4)梓弓(アズサユミ) 春さり来れば 飯乞ふと(イコウト)
          里にい行けば(イユケバ) 里子供(サトコドモ)
  道のちまたに 手毬つく 我も交ざりぬ そが中に
          一二三四五六七(ヒフミヨイムナ) 
  汝(ナ)がつけば我(ワ)は歌ひ われが歌へば汝がつきて
  つきて歌ひて霞立つ 
          永き春日(ハルヒ)を 暮らしつるかも

5)霞立つ沖見の峰の岩つつじ
         誰(タ)が織り染めし 唐錦(カラニシキ)かも
  佐渡島の山は霞の眉引きて
         夕日まばゆき春の海原

6)あしびきの 岩間を伝ふ(ツトウ)苔水の
         かすかにわれは すみ渡るかも (初演)

7)遠ち方ゆ(オチカタユ) しきりに貝の音すなり
          今宵の雨に堰(セキ) 崩(ク)えなむか (初演)

8)秋の野に 匂ひて咲ける藤袴
          折(オ)りておくらん その人なしに (初演)


佐渡が島を望む日本海の情景や、豊かな自然をうたった情景、
子供どもと接する温かい目線、雨を心配する庶民への気遣い、
そして恋人といわれている貞心尼への恋心を匂わせる歌。。。

どれも良寛の人柄が現れた歌です。

3)と5)は、二つの和歌を一曲にして作曲されています。

何とも言えないメロディーや和声。

作曲された小西奈雅子先生は、
一曲一曲を日記のような気持ちで作曲をされたそうです。

ともするとどうしても感情過多に歌いがち。

田中幸治さんの流れるような素敵なピアノに乗せて、
素敵な日記風に歌うよう心がけて練習しています。

良かったら聞きに来て下さい!

コンサート詳細は、
「1月7日アカンサスコンサート」 
根來加奈HP >コンサート等のご案内  をご覧下さいませ。
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1月7日アカンサスコンサートのご案内

2012年01月04日 | music
あけましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

なんと、FaceBookやTwitterにかまけて、半年もブログをさぼってしまいました!
反省・・・。今年はブログの良さを大事にもう少しまめに更新したいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。

さて、新年早々1月7日に歌います。

東日本大震災復興支援チャリティーコンサート
東京芸術大学音楽学部同声会主催
第9回 アカンサスコンサート 

2012年1月7日(土)14:00開演
新潟市音楽文化会館ホール
一般 1.500円(当日 2.000円) 全席自由



お琴、2台Vn、ピアノ独奏、Fl&Vn&ピアノ、
声楽、合唱、などプログラムは多彩です。

今回私は作曲家:小西奈雅子先生の新曲を歌わさせて頂きます。

良寛の和歌による歌曲集「野辺のうた」より8曲歌います。

良寛とは・・・江戸時代後期の曹洞宗の僧侶。
新潟県出雲崎市に生まれ、歌人、漢詩人、書家としても有名で、
生涯寺を持たず、庶民・子供に慕われた人です。
質素な生活をし、一般庶民に解りやすく仏法を説いたそうです。
「子供の純真な心こそが誠の仏の心」と解釈し、
子供達を愛し、お酒も飲むなど、形にとらわれない魅力的な人物です。
私も子供のころから「良寛様」として教えられた記憶があります。

また、ノーベル文学賞受賞の川端康成は、その受賞記念講演会で
「美しい日本のこころ−日本の真髄は、越後の四季と良寛の歌にある」
として、
「良寛の歌には日本古来の心情がこもっている」と述べられたそうです。

そんな良寛様の詩を小西奈雅子先生が素敵な歌曲にして下さいました。

明日、明後日リハーサルして7日が本番。頑張るぞ!\(^0^)/
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