シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

『待ち遠しいストップモーション・アニメーション』

2004年10月25日 | 映画
マペット(マリオネットとパペットの造語)人形を
ほんのわずか動かして、1コマ撮影。
またほんのわずか動かして、1コマ撮影。
それを24回繰り返して出来る映像は、たったの1秒
《24コマ撮影して1秒間》という気の遠くなる様な作業を
繰り返し繰り返し行い創造される世界。

その映像には、
製作者たちの燃える様な熱意と情熱が刻み込まれています。
だからこそ、
その作品を観た僕は感動せずにはいられないのでしょう。

近年、CG技術の発達により、
影が薄くなりつつある『ストップモーション・アニメーション』。
しかし!
手作業による温もりのある俳優(マペット人形)たちの演技には、
CGに匹敵する…いや、それ以上に
観る者に訴えかけるが宿っていると思います。

公開が凄く待ち遠しい作品が2本あります。

『TIM BURTON'S Corpse Bride(仮題)』
2005年10月14日全米公開予定。

  製作 / ティム・バートン
  監督 / ティム・バートン、マイク・ジョンソン
  脚本 / キャロライン・トンプソン、パメラ・ペトラー
  作曲 / ダニー・エルフマン
  声の出演 / ジョニー・デップ
         ヘレナ・ボナム・カーター
         エミリー・ワトソン他
  ◆ストーリー◆
    19世紀のロシアで実際に起きた事件を元にして
    創られたというダーク・ファンタジー。
    生きたままあの世に連れて行かれ
    死体と結婚する事を強いられる主人公ビクター。
    待ち受ける死体の花嫁と
    現世でビクターの帰りを待つ実際の妻。
     
どんな展開になるのか凄く楽しみですね~。

もう1本は、

『Coraline:コララインとボタンの魔女(仮題)』

  原作 / ニール・ゲイマン
  監督 / ヘンリー・セリック

  コララインとボタンの魔女

  ◆ストーリー◆
    大きな古い家に引っ越してきた女の子コラライン。
    ある日、どこにも通じていないはずの扉を開くと
    そこには気味が悪いほど真っ白な肌の女の人が立っていた。
    いなくなってしまった両親を助け出す為に
    奇妙な扉から異世界に旅立つコラライン。
     
こちらの作品もおもしろそうですね。

『ストップモーション・アニメーション』は、
無限の可能性と夢が詰め込まれた素晴らしい技術だと思います。
CGがどんなに発展しても、いつまでも観続けていたい…。
そう願う今日この頃です。

◆関連リンク◆
  シーラカンスの憂鬱:『THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』
  シーラカンスの憂鬱:『嗚呼!待ち遠しいストップモーション・アニメーション』
  シーラカンスの憂鬱:『嗚呼!待ち焦がれたストップモーション・アニメーション』

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17 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なんてこった (zeitack-w)
2004-10-26 01:37:09
またやるんですね、ティム・バートン監督のストップモーション・アニメーション作品。まったく知らなかったんで、とても嬉しいです。



僕もCGより、アナログな、作り物よりリアルな感じのするストップモーション・アニメーションは好きです。というか、ティム・バートン作品にはあってるように思われます。
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期待大 (アキラ)
2004-10-26 08:43:37
初めまして!「ブギーの逆襲」では

TBありがとうございました。

ティム・バートンの新作、こんなの

やる気ですか!やばいなー。

「シザーハンズ」から始まった私には

このキャスティングは最強です。

これは待ち遠しいですね。
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☆こんばんは☆ (coelacanth0707)
2004-10-26 21:13:34
zeitack-w様♪

アキラ様♪

コメント&TBありがとうございます!



本当に楽しみな作品でしょう?\(^O^)/

僕も初めて知った時は、

なんだか泣きそうなくらい嬉しかったです。

ティム・バートン監督の創造する世界、

あのストップモーション・アニメがまた観れる!

おおげさかも知れませんが、

楽しみが待っていると人は『頑張れる』!

『明日への活力』がみなぎります!

ではでは…

今後ともよろしくお願いします。

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新作 ()
2004-10-27 00:49:37
 コメントとトラックバック、ありがとうございました。



今のご時世でストップモーション・アニメの新作が観れるとは思ってなかったので、コレを知った時は非常に嬉しかったですね。ティム・バートン監督独特の世界観とストップモーション・アニメとの融合、「ナイトメアー~」以上の作品になることを期待してます。
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☆こちらこそ☆ (coelacanth0707)
2004-10-27 01:16:45
梟様♪

コメントありがとうございます。



確かに、

今、新作でストップモーション・アニメを

創ろうとする製作者は少なくなっているでしょうね。

ティム・バートン監督やヘンリー・セリック監督に

敬意を表します。

『THE NIGHTMARE BEFORE CHRISTMAS』では、

ティム・バートン監督ばかりが

持てはやされがちですが、

ヘンリー・セリック監督の演出技術も

偉大であると思います。

『コララインとボタンの魔女』にも、

とても興味と魅力を感じています。

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これは楽しみ! (allen)
2004-10-27 10:30:06
ティム・バートンらしさが復活してきたような感じですね。

「猿の惑星」を見たときは「大丈夫か?」と思ったんですが

「ビッグ・フィッシュ」を見て安心し、今度はストップモーションアニメで

また昔のように、ワクワクさせてくれそうで今から楽しみにしてます。

しかも、ジョニー・デップが声を担当してるじゃないですか!ん~楽しみです。
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☆こんばんは☆ (coelacanth0707)
2004-10-27 23:54:03
allen様♪

コメントありがとうございます。



『シザーハンズ』から始まった

ティム・バートン&ジョニー・デップの関係は、

お互いを信頼できるからこそ、

こんなにも続いているのでしょうね。

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ええええ (ハリネズミ)
2004-11-10 02:39:44
ティムバートン監督はまたストップアニメーションに帰ってくるんですか~~~~

うわぁ来年の10月が死ぬほど待ち遠しいです><

最近はすっかりCGアニメにやられちゃって、もうハリウッドではできないんだろうなって諦めてました。

あ、コメントありがとうございました。^^;
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☆こんにちは☆ (coelacanth0707)
2004-11-10 13:07:13
ハリネズミ様♪

コメントありがとうございます。

本当に楽しみですね~。

ハリネズミ様の記事の詳しい解説と批評を

いつも参考にさせて頂いてます。

これからも頑張ってくださいね。

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楽しみだなあ。 (yukita42)
2004-12-27 23:40:47
TB有り難うございます。

このアニメのストーリーを読んで僕も観たく

なりました!ダークだけれども切なそうな

お話、これから楽しみですねえ~~!
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