シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

『新ホームシアターの妄想 -序章-』

2006年07月24日 | ホームシアター
来月の下旬に引越しをする事になりました。
「それならば、もっともっと。」と僕の頭の中では、
新しいホームシアターの構築に向けて何かが回転し始めました。
AV機器のグレード・アップへの妄想に支配されつつあります。

◆我が家の愛すべきAV機器(※2006年7月24日現在)◆

   
   Panasonic  液晶プロジェクター  TH-AE500

   
   OS SCREEN  スクリーン  A1-090 WF202

   
   Pioneer  ユニバーサルプレーヤー DV-585A

   
   TOSHIBA  DVDレコーダー  RD-XS53

   
   YAMAHA  AVアンプ  DSP-A2

     
   BOSE スピーカー AM-10Ⅱ

   
   BOSE スピーカー AM-5Ⅲ

新しいホームシアターの構築。
どんな風にグレードアップさせるか、
具体的にはまだ何も決まっていません。
もしかしたら、現状と全く変わらないかも知れません。
今、さまざまな妄想が、僕の頭の中を駆け巡っています。

この『新ホームシアターの妄想』というシリーズで、
僕のそんな妄想を不定期に連載して行こうと思います。

◆関連リンク◆
   『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』
   『僕のリスニング・スタイル』
   『我が家のリモコン軍団』

『我が家のリモコン軍団』

2006年05月02日 | ホームシアター
テレビやビデオ・DVDレコーダーなどのAV関連機器には、
必ずと言っても良いほどリモコンが付属していますよね。
便利な機能を小さなキーに割り当てられたリモコンたちは、
映像の編集などをされる方には絶対に欠かせない存在でしょう。

その一方で、
僕のような殆ど通常の再生だけで楽しんでいる者にとっては、
むしろ、かゆい所まで手の届いた細かな設定機能やキーは不必要で、

   「きっと、押すことなんて一生ないかも知れないなぁ。」

…というキーがたくさんあります。
機能がありすぎて、正直使いこなせていないのが現状です。
それでも、やっぱりリモコンってありがたい存在なんですよね。

今回のエントリーでは、
我が家で主に使用しているAV関連機器のリモコンを並べて、
それぞれのデザインや使い易さを独断と偏見で評価してみます。
(※ ★ ~ ★★★★★ で評価)



   ◇テレビ◇
     MITSUBISHI 28T-D302S

     デザイン:★★
     使い易さ:★★★★
 


   ◇ビデオレコーダー◇
     SONY WV-H4

     デザイン:★★
     使い易さ:★★★
 


   ◇DVDレコーダー◇
     TOSHIBA RD-XS53

     デザイン:★★★
     使い易さ:★★
 


   ◇DVDプレーヤー◇
     PIONEER DV-585A

     デザイン:★★
     使い易さ:★★★★
 


   ◇LD・DVDプレーヤー◇
     PIONEER DVL-H9

     デザイン:★★★★
     使い易さ:★★★
 


   ◇液晶プロジェクター◇
     PANASONIC TH-AE500

     デザイン:★★★
     使い易さ:★★★★★
 


   ◇AVアンプ◇
     YAMAHA DSP-A2

     デザイン:★★★★★
     使い易さ:★★★★




この他にもCDプレーヤーやMDプレーヤーのリモコン、
冷暖房機器のリモコン、その他のテレビのリモコンなどがあり、
我が家のリモコン軍団の収納方法を考えねばならない状況です。

今、購入検討中なのがこちらです。↓

リモコン収納ラック ゴージャス スッキリラック FP-025
リモコン収納ラック ゴージャス スッキリラック FP-025


◆関連リンク◆
   シーラカンスの憂鬱:『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』
   シーラカンスの憂鬱:『僕のリスニング・スタイル』

『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』

2005年01月30日 | ホームシアター
昨年春の引越しが絶好の機会となり、
10年越しの僕の夢《憧れの大画面シアター》
ついに実現させる事が出来ました。

妻には心から感謝しています。
彼女の寛大な心と協力が無ければ、
決して実現出来なかったものだと受け止めています。

いよいよ!
スクリーンや液晶プロジェクターなどAV機器の設置です。

賃貸住宅の弱みで、
壁や天井にそれらのAV機器を
直接設置する事は避けなければなりません。
それでいて、
美観を損なわず、自然に生活に溶け込める空間作り。
何に対しても多大な興味と関心を示す
幼い子供が一緒に暮らす家ですから、
一番大切な《安全対策》を怠る事は出来ません。
万一の事を考慮した結果、
《突っ張りポール》などの単純な素材は避けました。

 スクリーンを固定する為の土台を製作。
 4本の木材をシナリを防ぐ様に抱き合わせて
 木工用ボンドとビスで固定。
 背面には、1mmの厚みの薄い鉄板で補強。
 屋根と側面部を濃茶色、正面と底面を白色ペンキで塗装。



 木材の土台を支えるスチールラックを設置。
 天井ギリギリの位置にスクリーンを設置したかったので、
 延長ポールを追加しました。
 高さ2.3mを超えるスチールラックの
 それぞれ奥2本(計4本)の柱で床と天井を突っ張っています。



 両側に設置したスチールラックに
 土台の木材を乗せて結束ベルトで固定。
 そこにスクリーンをビスで固定。
 床からスクリーンの白い部分までの高さは約50cmです。



   
 AVアンプやスピーカーなどのAV機器の設置。
 メインスピーカーの高さは、
 スクリーンに対してほぼ中央で
 視聴位置の耳の高さに合わせています。




 スクリーン面の対面側は、キッチンカウンターです。
 スチールポールやスチールバーなどの部材を組み合わせて
 特殊なラック構造をカウンター上に形成しました。
 液晶プロジェクターを天地逆さまにして、
 スチール棚板の裏面に結束ベルトで固定。


  
 リアスピーカーはスチール受け皿に設置。
 床からの高さは約1.7mで、
 フロントエフェクトスピーカーの高さに合わせています。





2004年5月末日。
我が家の映画館がとうとう完成しました

    
    
    



努力する精神を持ち続けて、
"夢"や"憧れ"を捨てずにこれから先も生きて行きたい。

   「I'm just a dreamer…」



◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
   『走り始めた夢 -24歳の春-』
   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
   『人生最大の出会い -29歳の春-』
   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
   『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』

『やるなら今しかねえ -34歳の春-』

2005年01月29日 | ホームシアター
"彼女"は"妻"になり
二人の新しい生活が始まりました。
賃貸マンションでの慎ましやかな暮らし。
そして新しい生命の誕生
僕の家族が賑やかになりました。

《独り身の自由さ》と引き換えに手に入れたかけがえの無いもの。

子育てに悪戦苦闘しながらも楽しく暮す日々。
大画面シアターへの憧れを
胸の奥でそっと温めつつ、時は流れて行きました。

2004年4月末日。
公団の集合団地に引越しをする事になりました。
新築で、部屋も少しだけ広くなるのがその理由です。

   「やるなら今しかない!」

夢にまで見た大画面シアターを実現させる絶好の機会でした。
僕のそんな気持ちをずっと理解してくれていた妻は、
リビングルームをホームシアターにする事を快諾してくれました。

   ◆大画面シアターを実現すべく購入したAV機器◆
      Panasonic  液晶プロジェクター 《TH-AE500》
      OS SCREEN スクリーン 《A1-090 WF202》
        
       TH-AE500   A1-090 WF202

2004年5月。
24歳からの10年越しの僕の夢。

   「いつかは大画面!」

あの日、心に抱いた自分との約束。
憧れの大画面シアターがとうとう実現しようとしていました。


◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
   『走り始めた夢 -24歳の春-』
   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
   『人生最大の出会い -29歳の春-』
   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
   『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』

『人生最大の出会い -29歳の春-』

2005年01月28日 | ホームシアター
1999年1月。
ノストラダムスの大予言まであと半年という時期。
世紀末の一種異様な雰囲気に包まれていた日本。
メディアから流される
悪戯に不安を煽る様な番組や書籍・情報の数々。

映画『ディープ・インパクト』や『アルマゲドン』に代表される
パニック・ムービーが多く劇場公開されたのも世紀末のこの時期でした。

一抹の不安を抱えながらも
ようやくホームシアターと呼べる様になった愛機たちと過ごす日々に
ささやかな《しあわせ》を感じていた僕。

   「映画が大好き

1999年3月。
我が人生に最大の出会いが訪れました。

《映画が大好き》という共通の趣味がきっかけとなり、
交際する事になった女性。
後々、僕の血を受け継ぐ子供を産み
明日へ向かって続く道をずっと一緒に歩いて行く事になる女性です。

数多くの映画を二人で観ました。
遠く離れた彼女と僕のそれぞれの実家。
それでもせっせせっせと
僕のホームシアターに足を運んでくれました。

大画面シアターへの夢と憧れを理解してくれた彼女。
彼女の協力無くして夢の続きは成り得ませんでした。

   「映画が大好き

二人を近付けたこの単純なキーワード。
《出会い》というのは本当に不思議です。

   「妻よ、本当にありがとう!」



◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
   『走り始めた夢 -24歳の春-』
   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
   『人生最大の出会い -29歳の春-』
   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
   『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』

『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』

2005年01月27日 | ホームシアター
念願のサラウンドシステムの形が出来た1994年。
《ホームシアター》と呼ぶには恥ずかしい程の
統一感の無い僕のスピーカーたちでしたが、
それでも大好きな映画に浸るには十分な迫力がありました。

ドルビーサラウンド。

それまで
ステレオ音声で観ていた(聴いていた)映画の印象を
覆す程のサラウンドの効果に驚嘆の日々を送りました。

数年の時が流れ、
サラウンドも世代交代の時期が訪れていました。
《ドルビー・プロロジック》から
《ドルビー・デジタル》&《dts》へ。
5.1chサラウンド方式の時代に突入です。

映画ソフトの方も
ドルビー・デジタルやdts収録の
LDタイトルが次々に発売されると共に
次世代メディア《DVD》の夜明けも間近に迫っていました。

1994年以降、
愛読していたAV雑誌『HiVi』
大特集される5.1chサラウンド方式の素晴らしさ。
提唱され続けるスピーカーの音色や音質の統一。
僕の購買意欲に一気に火が点いた1998年の冬。
4年ぶりのホームシアター再構築の時が来ました。

   ◆1998年末から1999年初頭に購入したAV機器◆
      Pioneer  DVD/LDコンパチブルプレーヤー 《DVL-H9》
      YAMAHA AVアンプ 《DSP-A2》
      BOSE   メイン・センター・フロントエフェクトスピーカー 《AM-10Ⅱ》
      BOSE   リアスピーカー 《AM-5Ⅲ》
      
       DVL-H9    DSP-A2
                    
           AM-10Ⅱ    AM-5Ⅲ

YAMAHAのAVアンプ《DSP-A2》の導入で、
フロントエフェクトスピーカーを含む
7.1chサラウンドが実現した28歳の冬。
目指していた音の構築が理想の形となった日。
達成感に似た気持ちで僕の心が震えていました。


◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
   『走り始めた夢 -24歳の春-』
   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
   『人生最大の出会い -29歳の春-』
   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
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『走り始めた夢 -24歳の春-』

2005年01月25日 | ホームシアター
夢見るホームシアター。

大画面のスクリーンに憧れて想いを具現化しようと企むと
《現実》という名の鉄壁が目の前に立ちはだかっていました。

   限られた住宅事情。
   プロジェクターを始めとする高価なAV機器。

24歳にして走り始めた"僕の夢"は、
多くのもどかしさの壁にぶつかりながらも
一歩一歩確実に前進して行く事になります。(ホンマかい?)

AV関連の書籍や雑誌を貪る様に読みあさり知識を蓄えた(つもりの)僕は、
《サラウンド》の構築から始めるのが現実的に思えました。

   ◆1994年当時所有していたAV機器◆
      Panasonic 26型スタンダードテレビ 《型番不明》
      Pioneer   CD/LDコンパチブルプレーヤー 《CLD-110》
      SANSUI   プリメインアンプ 《AUα-607XR》
      DIATONE  3ウェイスピーカー 《DS-800Z》

2チャンネルのプリメインアンプを生かした
サラウンドへのあくなき挑戦が始まりました!

   ◆当時新たに追加したAV機器◆
      YAMAHA  サラウンドプロセッサー 《DSP-2000》
      YAMAHA  センタースピーカー 《NS-C110》
      ONKYO    リアスピーカー 《D-20》
      ONKYO    天井吊り金具 《型番不明》

いやはや…。
今から思うと何とも奇妙奇天烈なラインアップです。
何故、この様な機種構成になったのでしょう。
焦りにも似た感情があったのかも知れません。

スピーカーだけでも3社にわたるメーカー構成。
音質も音圧も全く異なるバラバラな包囲感。
それでも、
初めて自宅で体験するサラウンドに
心から興奮していた僕が確かにいました。


◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
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   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
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   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
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『憧れの大画面シアター』

2005年01月23日 | ホームシアター
高校生の頃、
どうしても欲しくて
アルバイトして買ったCD/LDコンパチブルプレーヤー。
その目的は、
長渕剛さんや佐野元春さんの映像作品を観たかったからです。
初めて観たLDの映像。
VHSビデオの画質に慣れていた僕の目には、
ものすごく鮮明に映り感動した事を覚えています。

まだその頃は、
映画にはあまり興味が無く、
購入するLDは音楽系作品ばかりでした。

社会人になるまでの僕は、
あまり映画館に足を運ぶ事はありませんでした。
尊敬する監督さんや好きな俳優さんが出来たのは、
就職してその職場で出会った、
映画をこよなく愛する人たちのおかげです。
その人たちに勧められて観た素敵な作品の数々。
たくさんのレンタルビデオが、
僕を映画の虜にしたのだと思います。

それからの僕は、
尊敬する監督さんたちの新作を
早く観たくて映画館に足を運ぶ様になり、
凄まじい勢いで
ハリウッド映画やアジア・ヨーロッパ映画のLDを購入しては、
時間の許す限り
しあわせな時間に浸る日々を過ごしました。

   「家でももっと大きい画面で観れたらいいのに…。
    テレビから出る音じゃ物足りない…。」

心に自然に湧き上がる欲求。
憧れの大画面シアター。

しかし、
資金や住宅事情を考えると
簡単には実現出来る事ではありませんでした。
もどかしさの中でも相変わらず
大好きな作品たちに心を癒されながら過ごす日々。

   「いつかは大画面!」

心に抱いた自分との約束。
ホームシアター構築に奮起し、大画面に夢を馳せる僕。
僕が24歳(1994年)の頃のお話です。

ダイガメン…

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