シーラカンスの憂鬱

照る日もあれば、曇る日もあるんだし…

『憧れの大画面シアター』

2005年01月23日 | ホームシアター
高校生の頃、
どうしても欲しくて
アルバイトして買ったCD/LDコンパチブルプレーヤー。
その目的は、
長渕剛さんや佐野元春さんの映像作品を観たかったからです。
初めて観たLDの映像。
VHSビデオの画質に慣れていた僕の目には、
ものすごく鮮明に映り感動した事を覚えています。

まだその頃は、
映画にはあまり興味が無く、
購入するLDは音楽系作品ばかりでした。

社会人になるまでの僕は、
あまり映画館に足を運ぶ事はありませんでした。
尊敬する監督さんや好きな俳優さんが出来たのは、
就職してその職場で出会った、
映画をこよなく愛する人たちのおかげです。
その人たちに勧められて観た素敵な作品の数々。
たくさんのレンタルビデオが、
僕を映画の虜にしたのだと思います。

それからの僕は、
尊敬する監督さんたちの新作を
早く観たくて映画館に足を運ぶ様になり、
凄まじい勢いで
ハリウッド映画やアジア・ヨーロッパ映画のLDを購入しては、
時間の許す限り
しあわせな時間に浸る日々を過ごしました。

   「家でももっと大きい画面で観れたらいいのに…。
    テレビから出る音じゃ物足りない…。」

心に自然に湧き上がる欲求。
憧れの大画面シアター。

しかし、
資金や住宅事情を考えると
簡単には実現出来る事ではありませんでした。
もどかしさの中でも相変わらず
大好きな作品たちに心を癒されながら過ごす日々。

   「いつかは大画面!」

心に抱いた自分との約束。
ホームシアター構築に奮起し、大画面に夢を馳せる僕。
僕が24歳(1994年)の頃のお話です。

ダイガメン…

◆『ホームシアター』関連エントリー◆
   『憧れの大画面シアター』
   『走り始めた夢 -24歳の春-』
   『5.1chサラウンド方式の時代 -28歳の冬-』
   『人生最大の出会い -29歳の春-』
   『やるなら今しかねえ -34歳の春-』
   『我が家の映画館 -I'm a dreamer-』

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2 コメント

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LD狂時代 (someday)
2005-01-24 23:31:59
僕もかつてはLDユーザーでした。

エヴァンゲリオンや尾崎豊、橘いずみなどのタイトルを買い集めて気が付けばシーンはDVDへと移行してました。DVDには劣りますけどVHSなんか目じゃなかったですね、LDは!でも市場には価格も高いくせにまだVHSが残っていてそれが解せませんでした。

今は安くてコンパクトなDVDがメインでもう戻れません。惜しく思うのはジャケットのサイズくらいでせうか。

でも橘いずみ作品はDVDにはなりそうもないので今では貴重なものとして扱っています♪
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☆灰とダイヤモンド☆ (coelacanth0707)
2005-01-25 00:43:07
懐かしいLD狂時代。



こんばんは。

someday様もLDユーザーでしたか!

あのジャケットの大きさと重量感は、

やはり僕もお気に入りでしたよォ~。

高い金額に見合う満足感を満たしてくれていました。

橘いずみさんの

『灰とダイヤモンド』や『真空パック症』などの映像作品は、

今や貴重な宝物ですよね。

僕も大切にしたいと思います。

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