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日常の視点

都市伝説・風水戦争「香港上海銀行VS中国銀行」

2007年02月11日 | ちょこっと旅
せっかく香港島に行くんだったら、
ぜひともこの目で観て、波動を感じてみたいものだと思っていた、
香港風水戦争で有名な「香港上海銀行」と「中国銀行」の斬新なデザインのビルデイング。
(上は刀のように鋭角な側面を持つ、中国銀行のビル)


そもそも有名な話ではありますが、
中国には3本の龍脈が通っていて、香港地区はその南龍の影響を受けているらしい。

風水でいう香港の祖山は大帽山で、そこから東南に伸びる龍は九龍半島を渡って、香港島の太平山(ビクトリアピーク)まで龍脈を伸ばしているそうで、

その龍脈の途中に龍穴を結ぶ香港島のセントラルパーク地区があるんだそうな。

そういうわけで、このセントラルパーク地区は香港で最も地の気のパワーがある場所なんですって。



銀行の位置関係はこんな具合にほとんど近場に位置しております。

今まで一番高かった香港上海ビルよりも高く作り直された中国銀行のビル。

シャープな中国銀行の尖端が、香港上海銀行を切り下ろすかのような配置に建っています。上に飛び出たアンテナのような2本の突起物は、まるで龍の角のようでさえあり、それに防戦するかのように香港上海銀行の屋上には、2対の大砲に見立てたオブジェが設置されている。
それを鏡張りで防御する中国銀行。。。。

と、風水にはそれほど詳しくありませんが、ここまで騒がれるならば
実際に感じてみたいと思ってしまいますね。

私たちが実際に通ったのは、香港上海銀行の1Fの何も無い通り道のようなスペース。

この建物は龍脈の上に建っているといわれているそうで、
龍脈の気の流れを断ち切らないように建物の1階を吹き通しにし、床は龍の背をイメージさせるかの如く波打たせているのだそう。

もちろん、入口の方向は気の入り口だろうし、正面すぐのところには、ご丁寧に三越のライオンみたいな大きな切ない顔をしたライオンが2頭、
守り神か番人(番獅子?)のように魔よけをしているのは想像に難くない感じ。



気のどうこうは、よーわからんにしても、
埃っぽくて、喉の調子がおかしくなりそうなセントラルパーク地区の高層ビルだらけの圧迫された中を歩いてきた私たちには、
その香港上海銀行の1Fの何もないがらんどうなスペースは、実際爽やかな風が通って心地よく、ちょっと木陰で休んでるような清涼感がちょっと感じられた気がしないでもありません(笑)。

荒俣氏が計測したところ、この場所で気のパワーが大いに計測できたということで、結果オーライというか、何もない広々としたスペースは気分がよい、ということが今更ながらわかりました(爆)。

それに対して、中国銀行です。

三角形をモチーフにした全面ガラス張り、70階建ての高層ビル。
非常に圧迫感があって怖い感じがして、入るのがためらわれました。

ここもきっとバンバン気が通っているんでしょうが、
私はなんだか嫌な感じを受けました。

きっと私には縁のない場所なのか、もしくは私になんらか悪い影響を及ぼすビル(銀行?)なのかもしれません。

私の中の勝手な風水戦争の勝者は香港上海銀行ということで。

でも、今後、中国の経済がますます発展するにしたがってこの中国銀行本社ビルの重要性はますます増してくるのでしょうね~

そういう勢いのちょっとした怖さや不安が私に色眼鏡をかけて見させたのかもしれません。

人の気持ちや感じ方って結局そういうものかもしれませんね。



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