たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか?
今日はショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番です。
以前に第1番を紹介しましたが、今回はその第2番です。
第1番のときと同様に“ジャズ”とタイトルにありますが、現在でいうジャズとは内容が異なっているようです。
しかし、ショスタコーヴィチの交響曲のように革命や戦争をモチーフにした、やや暗めの曲とは対照的で明るく楽しく聴けるのがこの曲の魅力だと思います。
また第1番に比べて曲数も増えていますから、ショスタコーヴィチの変わった一面を楽しめる曲だとも思います。
行進曲:おもちゃ箱をひっくり返したようなたのしい前奏から始ると、愉快な
トランペットのフレーズが明るく響き渡ります。
サックスのメロディにアコーディオンがリズムをつけるととてもコミカルで
面白い曲調が心地よく響きます。
トロンボーンやトランペットが派手なフレーズを鳴らし始めると、ようやく
行進曲っぽくなってきますが、全編通してもとても賑やかで楽しく聴ける曲です。
リリックワルツ:どこか懐かしさを感じるテナーサックスが、しっとりと響きます。
アクセントのついたトランペットが入り少し賑やかになると、
悩まし気なクラリネットがなめらかに入ります。
後半にはフルオーケストラがメインのフレーズを朗々と歌い上げます。
ダンス1:バスドラムとトランペットが歯切れの良いアクセントを付けたフレーズ
から始ると、テンポが少し速くなり、タンバリンが鳴り始め軽快なフレーズに
変わります。ピアノもサラッと入ってくると心地よいリズムを刻み、彩りを加えて
いきます。最期まで快活な曲がさわやかに響きます。
ワルツ1:それまでとは違った、しなやかな弦楽器の音色で始ると、
木管楽器のやわらかいフレーズがとても自然に聴こえます。
アコーディオンのリズムも軽快にヴァイオリンのソロフレーズを聴かせると
一気に派手に盛上がります。
トランペットの響きと共に弦楽器が流麗なワルツを奏でると、おとぎの国に
連れて行かれるようです。
小さなポルカ:ファゴットのコミカルなリズムに乗ってシロフォン(木琴)の
軽妙なフレーズがとても可愛らしく聴かせてくれます。
そして次にサックスのアンサンブルが入り、フレーズはピッコロへと引き継がれて
いきます。若干リズムが変わると、少しテンポを速めていきます。
ミュート(弱音器)のついたトロンボーンとトランペットが愉快に掛け合うと
面白おかしく曲を作っていきます。
ワルツ2:サックスのメロディが流れてくると、少し悲しいワルツが流れてきます、
やっぱりどこか懐かしく聴こえるこのメロディは、どこかで聴いた事があるかも?
トランペットが入ると少し明るくなりオーケストラも大きくなってきます。
そして、トロンボーンソロに入ると最初の雰囲気に戻りやや哀愁の漂うメロディ
になります。最後はオーケストラでフレーズを歌って終わります。
ダンス2:軽妙なフルートの前奏にアコーディオンのリズムがアクセントをつけます。
チェレスタ(ピアノみたいに弾ける鉄琴の一種)とヴァイオリンの可愛らしいデュオも
聴きどころですね。
フルートのトリルにハープがポロン~♪と流れると思わずニッコリしてしまうような
楽しく可愛らしい曲です。
フィナーレ:さあ、いよいよエンディングみたいなフレーズが盛上がり、
トランペットが大きく鳴り響くと、ホルンが響き、シロフォンが忙しそうに鳴り
始めます。
そしてトランペットが行進曲風なメロディを始めると、賑やかに演奏を始めて
最期には冒頭の行進曲のフレーズを聴かせて終わります。
楽しく聴ける曲ばかりですが、演奏時間は全部で約20分なので一曲あたりは2・3分といずれも聴きやすい曲ばかりです。
楽器編成にも通常には入らないサックスやアコーディオン、チェレスタなんかが、さりげなく入ってますから、そんな楽器の音色も聴き所だと思います。
ショスタコーヴィチはたまにこういう、面白い作品も作っていますから、初めての人でもあまりクラシック音楽という事を意識せずに聴ける曲だと思います。
かと言って、実際にはジャズとも違いますが、なんとも微妙な面白おかしく聴ける曲です。
≪オススメCD≫
ジャズ組曲1番、2番が一緒に入ってます。
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆★★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
クラシックともジャズともひと味違った楽しみ方ができる曲です。
♪ジャズ組曲第1番の記事はこちら
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今日はショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番です。
以前に第1番を紹介しましたが、今回はその第2番です。
第1番のときと同様に“ジャズ”とタイトルにありますが、現在でいうジャズとは内容が異なっているようです。
しかし、ショスタコーヴィチの交響曲のように革命や戦争をモチーフにした、やや暗めの曲とは対照的で明るく楽しく聴けるのがこの曲の魅力だと思います。
また第1番に比べて曲数も増えていますから、ショスタコーヴィチの変わった一面を楽しめる曲だとも思います。
行進曲:おもちゃ箱をひっくり返したようなたのしい前奏から始ると、愉快な
トランペットのフレーズが明るく響き渡ります。
サックスのメロディにアコーディオンがリズムをつけるととてもコミカルで
面白い曲調が心地よく響きます。
トロンボーンやトランペットが派手なフレーズを鳴らし始めると、ようやく
行進曲っぽくなってきますが、全編通してもとても賑やかで楽しく聴ける曲です。
リリックワルツ:どこか懐かしさを感じるテナーサックスが、しっとりと響きます。
アクセントのついたトランペットが入り少し賑やかになると、
悩まし気なクラリネットがなめらかに入ります。
後半にはフルオーケストラがメインのフレーズを朗々と歌い上げます。
ダンス1:バスドラムとトランペットが歯切れの良いアクセントを付けたフレーズ
から始ると、テンポが少し速くなり、タンバリンが鳴り始め軽快なフレーズに
変わります。ピアノもサラッと入ってくると心地よいリズムを刻み、彩りを加えて
いきます。最期まで快活な曲がさわやかに響きます。
ワルツ1:それまでとは違った、しなやかな弦楽器の音色で始ると、
木管楽器のやわらかいフレーズがとても自然に聴こえます。
アコーディオンのリズムも軽快にヴァイオリンのソロフレーズを聴かせると
一気に派手に盛上がります。
トランペットの響きと共に弦楽器が流麗なワルツを奏でると、おとぎの国に
連れて行かれるようです。
小さなポルカ:ファゴットのコミカルなリズムに乗ってシロフォン(木琴)の
軽妙なフレーズがとても可愛らしく聴かせてくれます。
そして次にサックスのアンサンブルが入り、フレーズはピッコロへと引き継がれて
いきます。若干リズムが変わると、少しテンポを速めていきます。
ミュート(弱音器)のついたトロンボーンとトランペットが愉快に掛け合うと
面白おかしく曲を作っていきます。
ワルツ2:サックスのメロディが流れてくると、少し悲しいワルツが流れてきます、
やっぱりどこか懐かしく聴こえるこのメロディは、どこかで聴いた事があるかも?
トランペットが入ると少し明るくなりオーケストラも大きくなってきます。
そして、トロンボーンソロに入ると最初の雰囲気に戻りやや哀愁の漂うメロディ
になります。最後はオーケストラでフレーズを歌って終わります。
ダンス2:軽妙なフルートの前奏にアコーディオンのリズムがアクセントをつけます。
チェレスタ(ピアノみたいに弾ける鉄琴の一種)とヴァイオリンの可愛らしいデュオも
聴きどころですね。
フルートのトリルにハープがポロン~♪と流れると思わずニッコリしてしまうような
楽しく可愛らしい曲です。
フィナーレ:さあ、いよいよエンディングみたいなフレーズが盛上がり、
トランペットが大きく鳴り響くと、ホルンが響き、シロフォンが忙しそうに鳴り
始めます。
そしてトランペットが行進曲風なメロディを始めると、賑やかに演奏を始めて
最期には冒頭の行進曲のフレーズを聴かせて終わります。
楽しく聴ける曲ばかりですが、演奏時間は全部で約20分なので一曲あたりは2・3分といずれも聴きやすい曲ばかりです。
楽器編成にも通常には入らないサックスやアコーディオン、チェレスタなんかが、さりげなく入ってますから、そんな楽器の音色も聴き所だと思います。
ショスタコーヴィチはたまにこういう、面白い作品も作っていますから、初めての人でもあまりクラシック音楽という事を意識せずに聴ける曲だと思います。
かと言って、実際にはジャズとも違いますが、なんとも微妙な面白おかしく聴ける曲です。
≪オススメCD≫
ジャズ組曲1番、2番が一緒に入ってます。
ショスタコーヴィチ:ジャズ音楽集シャイー(リッカルド), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, ショスタコーヴィチ, ブラウティハム(ロナウド), マスーズ(ペーター)ユニバーサルクラシックこのアイテムの詳細を見る |
【コレってどんな曲】
喜:☆☆☆☆★
怒:☆★★★★
哀:☆☆☆★★
楽:☆☆☆☆☆
≪おすすめシチュエーション≫
クラシックともジャズともひと味違った楽しみ方ができる曲です。
♪ジャズ組曲第1番の記事はこちら
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