アヴェ・マリア

たまには、クラシック音楽を聴いてみてはいかがですか？

今日はシューベルト：アヴェマリアです。

キリスト教の聖母マリアさまを題材にしたこの曲ですが、シューベルトの他にもたくさんの作曲家が取り上げて作曲しているこの曲。しかし、一番広く知られている作品はこのシューベルトの曲じゃないでしょうか。

美しく綺麗なメロディに乗せてソプラノが歌うアヴェマリアはとても神々しく聴こえてくるのはタイトルも去ることながら、シューベルトの音楽によるところも多大な効果のあるところだと思います。

ピアノ伴奏でソプラノが歌うというものがスタンダードで多くの録音があるようですが、その他にも、ピアノソロやヴァイオリン用に編曲されたものもあり、演奏時間も5分程度ですから、演奏される機会も多いんじゃないでしょうか？


　おだやかなピアノのリズムに乗って、しっとりとソプラノが「アヴェ・マリア～」と
　歌いはじめます。透き通るような歌声には、思わず聴き入ってしまいます。
　美しく包み込まれてしまいそうになって、何もかもゆだねてしまって安心して聴ける
　おだやかな雰囲気をかもし出しているのは、歌詞のせいなんでしょうか、それとも
　シューベルトのメロディによるものなんでしょうか？
　暖かい安らぎを与えてくれるフレーズは夢見心地にさせてくれます。

　
「音楽に国境は無い」なんてよく言ったもんですね。暖かく落ち着かせてくれるメロディは歌詞の意味なんか分からなくても、しっとりと落ち着きのあるこの曲を聴いていると、しみじみと感じてしまいます。

めまぐるしく移り変わる現代社会の中で、最近なにかと物騒な話題の耐えない今日この頃ですが、この曲を聴いていると、一度立ち止まってゆっくりいろんな事を考えてみれば、そんなに背伸びして無理なんかしなくても、遠回りにはならないんだよ。
な～んて言われてる気がします。
時間的、金銭的以外にも、こころにゆとりを持って暮らすことができれば、マリアさまもニッコリと微笑んでくれるんでしょうね、きっと。


≪オススメＣＤ≫
このＣＤに入ってます。

エレガンス・クラシック8 ヴォイスBEST コープマン(トン), クリヴィヌ(エマニュエル), パーソンズ(ジェフリー), アムステルダム・バロック管弦楽団, オムニバス(クラシック), ボニー(バーバラ), ジョー(スミ), アムステルダム・バロック合唱団, バーヨ(マリア), シューベルト ワーナーミュージック・ジャパン このアイテムの詳細を見る

【コレってどんな曲】
喜：☆☆★★★
怒：★★★★★
哀：☆☆★★★　　→慈☆☆☆☆☆
楽：☆☆★★★

≪おすすめシチュエーション≫
眠れないときに聴くと、とても落ち着かせてくれますね。


　　　
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