モモの京都・祭事日記

2010/4/~2011/3の京都日記を記載。
観光情報サイトと言うより、自分の記録帳です。

龍源院

2010年03月25日 | 
龍源院 大徳寺塔頭(りょうげんいん だいとくじたっちゅう)

料金>>350円
時間>>9:00~16:30
住所>>北区紫野大徳寺町
駐輪>>門前
規模>>中
HP>>名所旧跡めぐり(個人サイト)
付近の寺社>>大徳寺瑞峯院大仙院高桐院今宮神社
観光度★★★☆☆

大徳寺町(大徳寺がある所は、塔頭が密集した一種の“町”である)の中、北方面にある、庭園を見られるお寺。
だいたい大徳寺町には東側から入ると思うので、そこからするとこの寺は右奥。

入口の門。これをくぐった先の建物で受付をするので、その手前まではタダで見られる。
と言ってもこの一面だけだが。


こちらは同じ場所の秋の写真。紅葉の盛りの11/27である。


紅い木が、椿に遮られていてちょっと残念か。。


紅葉が終わった頃、椿が咲き始める。


受付にて料金を支払い、靴を脱いで上がる。写真は全面撮影OK。
まず、廊下を歩いてすぐ左の部屋に入ると、床の間に掛け軸と……かえるですか(笑)

なんとも和む、い~い飾りだなあ。普通ここにはお花なんかを飾るんだよね。

その隣にガラス張りのショウケースがあって、家康さんと秀吉さんが対局したと言う囲碁セットが保管されている。
碁石を入れる器には、それぞれの家紋が。ホントか、2人が触ったのかーこれ。凄いな。


簀子から眺める、とても小さな庭、阿吽の庭。簀子には椅子が置いてある。
“眺める”って感じでもないな、もう足下なのだ、見下ろすって感じ。
畳を敷いたぐらいの幅であり、長さである。いや長さはもうちょっとあるかな。



波紋となる円はみっつ。

お隣になぜか井戸がある。現在は機能してないが。小さく「下におりてはいけません」とある。


続いて庫裡(左)と方丈(右)を結ぶ軒のあいだにある坪庭・東滴壺(とうてきこ)
これもとても小さい。軒と軒のあいだに隙間があったので枯山水にしてみましたって感じ。
ジャンプすれば飛び越えられちゃうくらいだ。




水紋はこの2つ。


一枝坦(いっしだん)という方丈前の庭。これは広い。正面と左の2方向から見られる。



右端にある石の周りの砂紋は、完全な円ではない! 石の形にのっとって紋が描かれているのだ。


この庭の向かいに当たるのが方丈。鮮やかとも言える墨絵が描かれた立派な襖が三方に。


隣室は「檀那の間」だそうで、檀家さんと和尚がお茶を飲んで会談する部屋だったとか。ここも墨絵の襖。


方丈の角を曲がると開祖堂とその庭園。


ここも下にはおりられない。だから開祖堂の中も全然、見られない。


開祖堂の屋根の先端、壁の向こうの建物が気になる。
これは【龍源院】の敷地なんだろうか? 堂々と「酒」て書いてある。酒蔵?


最後は今までの枯山水とは違い苔の龍吟庭。龍が吟ずる、か。


その庭に面した部屋。ここは着物や古文書を保管した倉庫だったらしい。「眠蔵(みんぞう、めんぞう)」と呼ぶ。


隣りの部屋には白蔵主(はくぞうす)の屏風絵がある!


ちょうど折れ曲がっているところで、影になってて絵がよく見えないー。
手前には塩でも盛っているんだろうか…。供養?


最後に。井戸見付けちゃった…。
この右奥が厠である。ちょっと怖い。



美しい枯山水の庭がみっつも見られる!
建物自体は大きくはないが全てが見所。350円は安いんじゃないか。

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