弱い文明

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公開セミナー~パレスチナ難民の法的地位と選択権─ 現実をふまえた展望を考える

2009年04月09日 | パレスチナ/イスラエル
 昨年の6月より、隔月ペースで開かれてきたミーダーンの公開セミナー、いよいよ今月が最後の弟6回。
 決して今までのセミナーの中身を知らないとついていけないということではないので、一人でも多く、パレスチナに関心を持つ人に足を運んでもらいたい。むしろこの最終回は、「パレスチナ難民の法的地位と選択権─ 現実をふまえた展望を考える」というタイトルにいみじくも象徴されているように、難題山積みのパレスチナ/イスラエルにおいて、本気で「解決」を求めるなら足がかりにすべきものは何か、そこを考えていこうとする企画だろうから、その意味ではここをスタートにしてもいいくらいのものだと思う。
 もちろん、ここでの「現実をふまえ」とは、アメリカ主導の国際社会がくり返しパレスチナに押し付けてきた妥協(という名の屈従)の類ではない。その程度のことを了解している人なら、参加資格は誰にでもある。

【転送・転載歓迎】
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 連続セミナー・<ナクバ60年>を問う(全6回)

   【第6回=最終回】 パレスチナ難民の法的地位と選択権
              ─ 現実をふまえた展望を考える


          問題提起:錦田愛子+板垣雄三

     主催◎ミーダーン<パレスチナ・対話のための広場>
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■問題提起:
錦田愛子(中東地域研究/東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
板垣雄三(西洋史・中東地域研究/東京大学名誉教授)

■日時:4月25日(土)18時開場・18時15分開始(21時終了予定)

■場所:文京シビックセンター区民会議室4階ホール  
 [所在地]文京区春日1ー16 ー 21
 [地図]http://www.city.bunkyo.lg.jpsosiki_busyo_shisetsukanri_shisetsu_civic.html
 [交通]東京メトロ丸の内線・南北線後楽園駅徒歩 1 分
     都営地下鉄三田線・大江戸線春日駅徒歩1 分
     JR総武線水道橋駅徒歩8分

■参加費:800円

イスラエル国家のあり方が根本的に変貌をとげ、パレスチナの地で複数の民族が対等に共存する。例えばそのような希望は手放さないが、他方、限りある一生をできるだけ「まし」なものとして生きたいと、誰もが思うようにパレスチナ人も思うだろう。

ホスト国におけるパレスチナ難民の地位、国籍取得の可能性、移動する際に起こる問題等々を、民族全体の獲得目標との距離からだけではなく、パレスチナ人一人一人にとっての自己決定権の観点から検討する。

そしてパレスチナ人にひたすら後退を強いるような「現実的思考」とは違う〈現実〉を把握する可能性について考えたい。

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主催  ミーダーン〈パレスチナ・対話のための広場〉

郵便物送付先 〒162-0823東京都新宿区神楽河岸1 - 1 
東京ボランティア・市民活動センターメールボックスNo.114
メールアドレス  midan_filastine@excite.co.jp
Webアドレス   http://midan.exblog.jp/
郵便振替  口座番号:00160-9-353912[口座名義:ミーダーン]
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