20160930
広報かけがわ10月号のフォトニュースの記事の一部です。今月は6つの記事がありました。
上のリンクから見ることができる右上の記事、「8月24日 全国大会3位 掛川桔梗女子ソウフト 」
どのような形で音訳することが、この記事を利用者に判り易く伝えることができるか。臨場感を持って記事をイメージしてもらえる。これがポイントだと思います。
墨字の記事に何が書かれているのか
掛川桔梗女子ソフトチームが市長・教育長に報告をした。
全国大会は8月岡山で行われ、3位だった。
昨年準優勝だったチームを1回戦で逆転勝利した
このチームの詳細を知らない私が、同じく知らないであろう利用者に記事を音訳するうえで、写真を見てまず感じたことは
子供たちにとても年齢差を感じた。小学生?中学生や高校生も居るの?
どういう経緯で集まった子供たちなの?
そこで、ネットでこのチームの事を調べて以下の写真説明のための文章を作りました。
■8/24 全国大会3位 掛川桔梗女子ソフト
写真があります。大きなテーブル越しにメンバー18人と監督、松井市長・山田教育長が並んで写真撮影しています。白に縦縞のユニフォーム。胸には「掛川桔梗」と漢字でチーム名があります。市内の複数小学校から集まった女子小学生が連日掛一小と上内田小で練習をしているチームです。まだ幼さの残る子から精悍な顔をした子まで、それぞれ胸には銅メダルを掛け、誇らしげに微笑んでいる写真です。
私自身もこの音訳でこのチームの詳しい話を聴いたり、練習の様子なども見てみたいと思いました。 如何でしょう。この写真の説明で広報に掲載されている画像がイメージできるとありがたいのですが。またお気付きの点があればコメントをお寄せください。
同様に、残りの3つの記事について、作成した写真の説明文章を記載します。
■8/24 目指せ未来のノーベル賞 「科学」に触れる
写真があります。二人の白衣を着た講師が左に、右には小学生たちが順番に並んでいます。真ん中にはテーブルがあり、列の先頭の子はテーブルの上に置かれた高さ40cm程の箱の側面に取付けられた筒を覗いています。講師の一人がにこやかに小学生の様子を見ている写真です。
■8/27 目指せ新記録!チャレンジランキングで汗
写真があります。広い体育館でたくさんの子供がバスケットボールを手で床に打ち付け、ドリブルをしています。1分間ドリブルです。真剣な表情でドリブルをしている小学校低学年と思われる子、またそのドリブルを正しくカウントしようとカウンター片手にしたスタッフが1対1で向かい合っています。更に奥にもそれぞれスタッフを前にして記録更新を目指しドリブルをする子供が写っています。
■9/2 四半世紀を経て竣工。駅前東街区再開発で活性化
少し高い場所から再開発地区を見下ろして撮影した写真があります。駅北口の東街区再開発で完成したマンション・店舗棟・駐車場、3つの建物が一枚の写真の写っています。写真左に12階建てのマンションです。東西・高さは大きいのですが、南北には薄い、マッチ箱を立てたよう形の建築物です。手前には高さは低いが広い面積の店舗棟を上から見た姿、その右奥に店舗棟よりやや背の高い、ループ式立体駐車場が写っています。
音訳の楽しみ
音訳をしていた当グループの先輩に対して、ずっと以前に、市の担当職員が「あなた方は好きで(趣味で)やっているのだから恵まれている」という意味の発言があり、当時のメンバーが「障がい者のためにしているのに不謹慎な表現だ」と怒っていたという話がありました。
社会の役に立ちたいという思いも崇高で大切ですが、ボランティアを続ける上では、そこに楽しみや喜びを見出せるかどうかも大切だと個人的には感じています。明瞭な言葉で読み上げられるようになりたい、写真や目の前の出来事をイメージできるように言葉で説明できるようになりたい、各自がボランティアの中で目標や楽しみを持ちながら、達成感を味わえるのは、市職員ではないけれど「恵まれている」とも感じています。
YY