音訳ボランティア サークル声

音訳ボランティアについて活動内容の紹介や課題などについて紹介してまいります。

音訳講習会と「やまびこ」支援

2017-03-30 08:30:00 | 旧ブログ記事

20170330

前回の更新が、2月10日でしたから50日近くの冬眠でしたか。大変失礼しました。

■音訳講習会

4回目までは既報でしたが、6回までもちろん終了しています。

5回目は、デイジー録音、6回目はPCでの編集を皆さんで行いました。まだテープ録音で行っているグループが想像以上に多かったことにも少し驚いたのですが、皆さんデイジー録音のメリットを体感して頂けたのではないでしょうか。

私は「やまびこ」さんのフォローをさせてもらいました。当地掛川市が3市町が合併して10年余りですが、やまびこさんはそのうちの旧大東町で地元図書館を活動の場にして音訳を30年以上続けてきたグループです。合併後は私達旧掛川市を活動の場としてきた「サークル声」と同じ題材「広報かけがわ」を音訳しています。しかし媒体はカセットテープ、題材「広報かけがわ」も旧大東町に関係する記事を抜粋して録音していたようです。しかし利用者さんは4名、手渡しでテープを届けているようですが、ボランティアメンバーの数より少ない状態でした。

独立した会の運営に関することですので外部からとやかく言えませんが、何とかいい方法はないかとつい考えてしまいます。外部から考えると①サークル声と一緒に活動をする。②サークル声と題材を分担しながらそれぞれの活動を行う。③現状のまま続ける。

①については歴史もあり、また物理的距離の問題から難しい。メンバーには地元で別のボランティアを兼ねている方も多い。③は利用者の高齢化で4名まで減ってしまっていることや、カセットテープで提供していることもあり、このままでは長い歴史があるのに今後の展望が見えてこない。

そこで②の方法を模索しています。そのための協力はサークル声もさせてもらうスタンスです。しかしあくまで主体は「やまびこ」さんです。今、両グループで取り組んでいるのは「デイジー化」と「社協だより(社会福祉協議会)の音訳受託」です。

女性のみのメンバーで、年配の方も多いので、まずPCへの抵抗感があること。しかしPC編集はデイジー化で必須。社協だよりを音訳・デイジー化して役割をはっきりさせた時には、同じCDに入れて利用者に届けるか、「やまびこ」さんでCDを別途作成・発送するかという問題もあります。独立したグループなので別のCDで届けるのが筋でしょうが、利用者の立場からは、これまでサークル声から市報、社協だより、イベント案内、きんもくせい(病院広報)、社協だよりもすべて1枚のCDで済んでいたのが、別の組織から「社協だより」CDだけが届き2枚になるということです。

この辺りの問題があるのですが、話を前に進めるためにまずデイジー化に取り組もうとしています。やまびこさんは毎月の活動とは別に、サークル声の活動日に毎回2人程が中央図書館まで出掛けてデイジー化の意識やレベルの共有化を進めようとしています。今日もこれからサークル声の活動に出掛けますが、今月もサークル声の活動の中で「社協だより」をお二人で録音・編集作業をしてくれています。いろいろな疑問もその場で解決できるのでいいのですが、PCに接するのが月末月初の3日間だけなのが悩みというか、今の課題のようです。

しかし隣同士の音訳グループが将来を見据えていろいろ工夫をしている真っ最中です。応援をよろしくお願いいたします。

最後にちょっとだけ言い訳。私、野菜栽培をしているのですがその農法の全国大会発表の準備、農法の登録商標作業、登録費用全国カンパ集約、確定申告等々があり、音訳の通常活動が手一杯でブログ更新ができていませんでした。ブログの掲載を担当する人が増えるといいですね。