チョイさんの沖縄日記

辺野古や高江の問題等に関する日々の備忘録
 

工事が中止され静寂が戻った大浦湾---輝く海にエリグロアジサシが乱舞

2016年06月22日 | 沖縄日記・辺野古

  6月22日(水)、Sさんと久しぶりに「平和丸1号」で大浦湾に出た。他には「不屈」と「ブルーの船」、カヌーは9艇。今日も凄まじい暑さだが、海の上は風があって爽やかだ。梅雨明けからしばらくの間、沖縄では強い南風が吹くことが多い。夏至南風(かーちーべー)というそうだ。

 長島の近くでは、エリグロアジサシが鳥山を作って乱舞している。小魚が集まっているのか、海面が波立っている。エリグロアジサシが時々、海中にダイビングして小魚を追う。 

 工事が中止され、静かさの戻った大浦湾には、また、長閑な光景が戻ってきた。この海を再び、喧騒の海にしてはならない。

 カヌー隊がレジャービーチ近くまでやってきた。この辺りには今もフロートが500mほど残されている。

 「海保の浜」には、海上警備のボートの他、陸上警備のアルソックの警備員、そして米軍の軍警が出てきた。軍警は、今日もマイクで船長たちの名前を呼び始めた。この間、海上警備業務での個人情報の違法収集が大きな問題になっているが、船長たちの顔写真と名前のリストは、海上警備の警備員たちだけではなく、軍警もまわされているのだ。以前は、海保の保安官たちが船長の名前を呼んでいたが、共通の顔写真リストが作成されているとしか考えられない。

                 (汀間川の河口部からの大浦湾)

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