
前回(記事)に続き、「隆新(ロンシン)」へ行ってきました。今日食べたのは冷し中華。1000円とお高いのですが、年間を通じて提供されています。
山下洋輔らがやっている「全日本冷し中華愛好会」御用達かもしれません。この「全冷中」というのは、『なぜ1年中冷し中華が食べられないのだ!』という疑問から立ち上がったグループです。会長の主張する正しい冷し中華とは、甘酢のタレがドボドボ、鳴門は必需品、紅生姜または辛子が添えられている…といった、いわゆる蕎麦屋の冷し中華っぽいモノのようなので、もしかしたら「隆新」のは冷し中華と呼ぶには相応しくないかもしれません。
でも、「全冷中」原理主義者から言えば、年間を通じて冷し中華を食べられる店は、優良店といえるでしょう。ま、それはともかく現物はこれです。
今、こうして眺めてみると、「全冷中」のいう≪あるべき姿≫とは、ちょっと違うかもしれませんが、探偵団には美味しい冷し中華でした。
トッピングでいちばん偉そうにしているのが海老!! 大振りなモノが一匹、素揚げされて頂上に載っていました。その手前は厚切りのチャーシューが5枚! そこから時計回りにクラゲ(大きい)、キュウリ、蒸し鶏、ゆで卵(1個)。「全冷中」が必需品と言っている鳴門、紅生姜は使われていませんでした。
ランチタイムには小ライスがついてきます。そこで、チャーシュー2枚と蒸し鶏1枚をご飯の上に乗せて、まず最初はチャーシュー丼として食べます。甘辛のタレがないので、冷し中華の甘酢に辛子を混ぜてご飯に振り掛けてください。これで代用品の出来上がりです。
この際、注意しなければいけないのは、ドンブリのご飯を、最後ふた口ほど残しておくことです。メインの冷し中華を食べ終えたあと、この残されたライスに甘酢を振り掛けて、甘酢ライスとして〆るのです。これで、「隆新」の冷し中華を三度楽しむことができたでしょ。「全冷中」もビックリ、三把刀ならぬ冷し中華の三度喰いの完成!
ところで、ここのお客は常連の会社員ばかりのようです。あちこちのテーブルから、「昨日は○○を食べたから今日は××にしよう」なんて会話が聞こえてきます。なかには、メニューも見ずに『ハムエッグライス、大盛り!』なんて注文する恰幅のいいオジサンもいたりして。もちろん、メニューにハムエッグライスなんてありません。隠れメニューなのでしょう。見たら山盛り炒飯の上にハムエッグが乗っていました。
こんな「隆新」ですが、残念ながら2006年10月31日をもって閉店となります。「元町中華街」駅近くにありながら2階建て中庭付きでは効率が悪いのでしょう。今後は建て替えて高度利用を図るようです。
表に貼り出されている建築計画によれば、2007年1月5日着工、2008年2月28日竣工ということで、9階建ての(仮称)ロンシンビルに生まれ変わる予定です。
お姉さんの話では、テーラーの方は確実に続けるそうですが、レストランの方はどうするか思案中とのこと。できれば続けてほしいと思います。
横浜中華街探偵団のホームページ→「ハマる横浜華街」へ
山下洋輔らがやっている「全日本冷し中華愛好会」御用達かもしれません。この「全冷中」というのは、『なぜ1年中冷し中華が食べられないのだ!』という疑問から立ち上がったグループです。会長の主張する正しい冷し中華とは、甘酢のタレがドボドボ、鳴門は必需品、紅生姜または辛子が添えられている…といった、いわゆる蕎麦屋の冷し中華っぽいモノのようなので、もしかしたら「隆新」のは冷し中華と呼ぶには相応しくないかもしれません。
でも、「全冷中」原理主義者から言えば、年間を通じて冷し中華を食べられる店は、優良店といえるでしょう。ま、それはともかく現物はこれです。
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今、こうして眺めてみると、「全冷中」のいう≪あるべき姿≫とは、ちょっと違うかもしれませんが、探偵団には美味しい冷し中華でした。
トッピングでいちばん偉そうにしているのが海老!! 大振りなモノが一匹、素揚げされて頂上に載っていました。その手前は厚切りのチャーシューが5枚! そこから時計回りにクラゲ(大きい)、キュウリ、蒸し鶏、ゆで卵(1個)。「全冷中」が必需品と言っている鳴門、紅生姜は使われていませんでした。
ランチタイムには小ライスがついてきます。そこで、チャーシュー2枚と蒸し鶏1枚をご飯の上に乗せて、まず最初はチャーシュー丼として食べます。甘辛のタレがないので、冷し中華の甘酢に辛子を混ぜてご飯に振り掛けてください。これで代用品の出来上がりです。
この際、注意しなければいけないのは、ドンブリのご飯を、最後ふた口ほど残しておくことです。メインの冷し中華を食べ終えたあと、この残されたライスに甘酢を振り掛けて、甘酢ライスとして〆るのです。これで、「隆新」の冷し中華を三度楽しむことができたでしょ。「全冷中」もビックリ、三把刀ならぬ冷し中華の三度喰いの完成!
ところで、ここのお客は常連の会社員ばかりのようです。あちこちのテーブルから、「昨日は○○を食べたから今日は××にしよう」なんて会話が聞こえてきます。なかには、メニューも見ずに『ハムエッグライス、大盛り!』なんて注文する恰幅のいいオジサンもいたりして。もちろん、メニューにハムエッグライスなんてありません。隠れメニューなのでしょう。見たら山盛り炒飯の上にハムエッグが乗っていました。
こんな「隆新」ですが、残念ながら2006年10月31日をもって閉店となります。「元町中華街」駅近くにありながら2階建て中庭付きでは効率が悪いのでしょう。今後は建て替えて高度利用を図るようです。
表に貼り出されている建築計画によれば、2007年1月5日着工、2008年2月28日竣工ということで、9階建ての(仮称)ロンシンビルに生まれ変わる予定です。
お姉さんの話では、テーラーの方は確実に続けるそうですが、レストランの方はどうするか思案中とのこと。できれば続けてほしいと思います。
横浜中華街探偵団のホームページ→「ハマる横浜華街」へ

色々楽しいコメントありがとうございます。
それにしても、レストランは廃業ですかァ…
残念です。もっともっと行っておけば良かった…と思います。
あの雰囲気、ほんとうにステキでしたから。
一ヶ月に一度は横浜散策&ロンシンに行って
時々お店のお兄さん&お母さんとお話ししてました。
まだ私のこと覚えているかな。
「月に一度、ふらりと来た、『のぞみ』という女の子(もう「女の子」という年齢ではないだろう・・・)」と言えば、「そういえば・・・」と思い出して下さるかしら???
テーラーは続けて、レストランはもうやらない、とは聞いていました。
ご飯おいしかったです。残念です。
今は、(ようやく)結婚、子育て中で横浜に最後に行ったのは2007年4月1日。
都内にいけないのはそれほどつらくないけど、
横浜にいけないのはさびしいです。
早く横浜散策復活したいです!
そうですか、結婚して子育て、なかなか横浜には行けない状況…よく分かります。早く来られるといいですね。
その頃は、大きなロンシンビルが完成しているでしょう。でも、レストランはありません。
せめて、このブログに掲載している写真を眺めて我慢してくださいね。