瀕死の状態で側溝に落ちていたツグミ。 それを保護して約2週間が経過した先週の日曜日、いよいよ野毛山動物園に連れて行くことになった。 ここまで回復したのだから、あとは専門家に任せ、長期リハビリをしたあとシベリアへ戻るのがイチバンだ。 動物園まで運ぶためのダンボール箱を用意。 ウサギの餌用ワラを敷き、練り餌も入れておく。 出発前にもう一度撮影。 桜木町駅から動物園通りを進む。 昭和レトロなお菓子屋さん。ときどき、ここでテレビかなんかの撮影をしていることがある。 野毛坂。通称「仏壇坂」ともいう。今でも仏壇屋が2,3軒あるが、以前にはもっとあったらしい。 横浜道。開港場へ向かうために開削した道だ。 野毛山住宅の亀甲積擁壁。ここが横浜の豪商・平沼専蔵邸だった頃からのもの。 横浜市中央図書館。建物は六角形で造られている。 そこで、周辺の歩道はこんなデザインに。 動物園到着。 こちらに傷ついた野鳥を保護するセクションがある。 専門家に見てもらうと、やはり右目が見えていないようだった。 チョコちゃんを預け事務所を出ると、目の前にこんな可愛いヤツが。 レッサーパンダ。 手を伸ばせば届くような位置にいる。 園内を歩いているキジ。ではない、孔雀。 こんなのも逃げずに悠々と歩き回っている。 黒山の人だかり。何がいるのかと思って近づくと、女性飼育員が檻の中でいろいろと解説しながら生肉をあちこちに置いているところだった。 ずいぶん昔、引っ掛けられたっけ。 飼育員と入れ替わりでアムールトラが入ってきた。 ツグミを保護しなければ行くこともなかった野毛山動物園。でも、こいつのおかげで十数年振りに動物たちを見ることができた。 出発前には「どうせお客なんてパラパラなんだろう」と思っていたのだが、意外にも家族連れやカップル、あるいは外国人などで結構賑わっていたのでビックリ。 こんな都心部に無料の動物園があるなんて、横浜も捨てたもんじゃない。 高秀市長の時代にこんなことがあった。 新しく「よこはま動物園ズーラシア」を建設する代わりに、野毛山動物園を廃止し、その跡地に外国人向けの迎賓館を建設するという計画が持ち上がった。 しかし、地元の商店街や野毛のまちづくり団体などが野毛山動物園の存続を訴え続けた結果、廃止案は撤回され、今までどおり無料の市営動物園として存続している。 子どもが小さい頃は、よく遊びに行った動物園である。このままの形で残ってほしいと思う。 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね 「ハマる横浜中華街」情報はコチラ⇒ |
割と定期観測していますが、4~5年前から徐々に客足が増えてきている気がします。
増えているとは、嬉しいですね。
>孔雀にしか見えませんが
確かに、孔雀にしか見えませんね。
間違えました。
図書館の六角形や敷石は・・平沼邸に由来があったのですかぁ~
お帰りは・・・キクヤさんでカレーでしょうか?w
キクヤではなく、地下街の石松でした。
懐かしい写真をありがとうございます。
長く横浜に住んでいる人なら一度は行っていますよね。
それもずっと昔に。
だから懐かしい。
大規模なテーマパーク的な大動物園にはない、素朴なよさがいい味出してると思います。
長く続いて欲しいですよね。
ここは「野生動物の保護」も活動の一環にあって、自然に返せるものは返すけど、もし難しければそれなりの環境で飼ってもらえるようです。チョコちゃんのその後など、尋ねれば教えてくれるかもしれませんよ。
よくご存知で。
私もその後の経過を聞きましたよ。
骨折しているようです。
長期リハビリが必要でしょうね。
でも、飛べるようになるかどうか……