ニューオープンの「双喜麺上海」で上海スパゲッティ

先月末のことだが、「馬さんの店　龍仙」が隣に新しいスタイルの店をオープンさせた。 　その名は「双喜麺上海」。 　スパゲッティと中華の融合、フュージョン料理店といったらいいだろうか。 　あまり入る気はなかったのだが、店頭でメニューを見ていたら、なんだか食べてみたくなって、つい、フラフラと入店してしまったのだ。 　まだ知られていないせいか、先客はゼロ。 　店内にはＢＧＭで軽いジャズが流れている。なかなか雰囲気はいいね。 　店の奥には箏が置いてある。お店の人に聞いたら、ここで生演奏もやるという。 　最近、横浜中華街の中では様々なジャンルの生演奏が行われているので、それらを同時開催して一つのイベントに仕立てたらいいのではないかと思う。 　注文した上海スパゲッティが運ばれてきた。 　お皿が大きいのでボリュームがないように見えるけれど、これでもかなりの量が盛られていた。 　まずは麺を啜りあげて噛み始めると、かなりの超アルデンテ！！ 　これはいかにも小麦粉を食べているという感じが得られる。 　やわなナポリタンに親しんでいる人にとっては、少々手ごわいかも。 　味付けは黒酢と醤油。そこに唐辛子が参加して中華風のスパになっている。 　トッピングされている目玉焼きを突き崩すと、期待したトロ～リは無かった… 　もうちょっと早くフライパンから引き揚げてくれたら絶妙な半熟状態だったのに、ちょっと惜しまれるね。 　食後は杏仁豆腐とコーヒ―。 　これはオマケといった感じかな。 　スパゲッティを使って中華料理というのは自分でもやってみたことがあるけど、結局は飽きてしまいオーソドックスなものに戻ってしまった経験がある。 　 　ここには、なにか変ったものが出てくることを期待したい。 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね