中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

やっぱり真鯛の清蒸(チンジョン)は旨かった!

2021年06月22日 | おいしい横浜

 もうずいぶん昔のことだが、中華街の「海南飯店」で食べた白身魚の清蒸は絶品だった。当時、中華料理で「魚まるごと」といえば「鯉の甘酢餡かけ」ばかりだったなかで、同店の清蒸は定番の汁なしネギそばとともに、一度は食べておくべきメニューだった。これ以上の魚料理はもうないだろう、とその時は思ったのだが……
 今回、私がつくったものは、それをはるかに超える超絶「鯛の清蒸」となった。

 真鯛は「中島水産」で切り身を買ってきた。丸ごと一匹は売られていなかったので仕方なく2切れ入りのパックに。
 作り方は簡単だ。

 我が家の小さな蒸し器には入らないので、大きめのフライパンに水を張り、長ネギの緑色の部分を並べる。これが美味しい土台となる。
 その上に真鯛をのせ、さらに千切りネギと生姜で覆う。フタをしたら20分くらい時間をかけて蒸し上げる。

 フライパンを火にかけている間に、白髪ねぎを作るのだが、今回使ったのは2週間前に買った古いものだったのが残念。きれいな白髪ねぎというわけにはいかなかった。ま、それでも細長く切って水にさらしておく。
 続いて生姜の千切りを用意する。これもスライスして冷凍保存していたものなので、ちょっと張りがなくなっていた。できれば生のものを使いたかったのだが仕方ない。

 タレはこんな感じで用意する。
 老抽 大匙1/2(無ければさしみ醤油でも)
 生抽(醤油) 大匙1.5
 紹興酒 大匙1
 砂糖 小匙1/2
 胡椒 少々

 というのが本来の作り方らしいのだが、これは無理だ。
 そこで登場したのが、これ。蒸魚鼓油だ。最近、「カルディ」で見つけて買っておいたもので、350円だった。



 蒸しあがった真鯛を皿にのせたら蒸魚鼓油を振りかける。それを白髪ねぎと生姜で覆い、アツアツに熱した胡麻油をジュワッとかけまわす。

 さっそく身に箸を入れると、ふっくらした感触が手に伝わってくる。タレに浸してネギや生姜と一緒に頬張る。

 美味しい~~!

 煮魚と違って蒸魚の身は柔らかく、優しい食感だ。もちろん新鮮な魚でなければいけないよ。
 そしてタレが最高だった♪ こういうのは自分で作るより専門家が製造したものに限るね。
 それにしても超絶美味い!!!!

 冷蔵庫にはキンメダイもあるので、新しい長ネギと生姜を買って来て、今夜はもっと旨い清蒸を作ろうと思う♪


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3 コメント

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Unknown (ミドリムシ)
2021-06-22 08:49:10
すいかさん。おはようございます。朝っぱらから…生唾ゴックンものの…記事を拝見して。10時になったら、中国三千年の秘伝醤油です。心はカルディです。私の場合は躰もです。🚲💨…真鯛に金目…イイデスネ🎵。とは言っても、金目やキンキの朱色が…金魚に見えて…どうも…。シマシマの石鯛なんて、もっと!もっと!…可哀想で食べれない😢。鯛の親戚の、スズキ、イサキ、オヤジみたいな顔の(貴重なお魚?)クエ、だったら大丈夫です。鯛の代用できますよね?
Unknown (ミドリムシ)
2021-06-25 16:02:47
昨日、24日…コロナ(一般)…接種KENが届きました…🌻🌻🌻
Unknown (管理人)
2021-06-26 06:27:53
>ミドリムシさん
清蒸にはまりました。
魚以外でも良さそうです。

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