中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「安楽園」の歴史

2013年04月05日 | 中華街(大通り)

 「横浜博覧館」3階にギャラリースペースがある。

 現在そこで、第1回企画展として「安楽園と横浜博覧館」が開催されており、「安楽園」ファンのみならず、歴史好きの方や中華街マニア必見の場となっている。

 冒頭の写真は同店の歴史をかいつまんで紹介したパネル。


 それを拡大してみた。


  クリックして拡大

 これは昭和9年に「横浜貿易新報」に載った安楽園を紹介する記事。
 濱自慢五十佳撰の一つとして取り上げられている。この50の中には「萬珍楼」も入っていた


 中華街で建設工事をすると必ず発掘されるのが煉瓦。

 これも、関東大震災で倒壊した建物で使っていたものだろう。


 その現物が展示されている。



 客間からの呼び出しを表示する装置かな。

 現代のファミレスで使っている機械、ピンポ~ンと鳴って電光掲示板に座席番号が示される“あれ”と同じものみたいだ。


 第1回企画展示はいつまで続くのか分からないが、次回は蘇曼殊をテーマにした展示会を期待したいね。
 「安楽園」の羅孝明さんは「曼殊大師傳補遺」を残している。
 
 

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ぜひ、 (ばんど)
2013-04-05 12:30:26
酔華団長の企画した展示を開催してほしいものです。
ぜひ (管理人)
2013-04-05 21:03:09
>ばんどさん
企画したいですよ。

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