ちょこばす

毎日いろんなことが起こるけれど、それを楽しめる人になることが目標です。
そんな、楽しさのかけらをちょっとずつ。

プライバシー

2005-12-29 | つれづれ
プライバシー。
先日、プライバシーについてとても考える出来事がありました。

ある公演を見るために、市内にある芸術文化会館へ行きました。
普段はコンサートホールばかり行くのですが、今回は劇場。
一度リハーサルで使ったことがあるだけで、客席に座るのははじめての場所。

公演自体はとても素晴らしいもので、私もめいっぱい拍手を送りました。
客電がついても拍手が鳴り止まず、出演者の方は何度もカーテンコールに応じてくれました。
結果、予定時間を30分オーバーで終演。
本当に満足の行く公演でした。

けれど、帰り道。
芸文(と通称呼んでいます)は、1階部分が楽屋になっており、
一般のお客様は大抵2階から出入りすようになっています。
そのため、外にぐるりと遊歩道が出来ています。
その遊歩道から、楽屋を覗き込んでいる人たちの姿。
これは、あまりに悲しい姿だと思います。

その人が好きで、また会いたいというのも分かるけれど、
やっていいことと悪いことがある。
舞台に立っているのと、楽屋でくつろいでいるのとでは、全然違う。
出演者は、舞台上では演じる人で、見られる立場になるけれど、
舞台を降りれば、そこにはプライバシーだってあるわけで。

とても気温が低かったので、幸いすぐいなくなったようですが、
でも、悪い印象を与えてしまったのではないかと思います。
ほんとに、申し訳ない気持ちになりました。

ファンとしてのマナーを大切にしなければならないと思う出来事でした。

patteserie ange

2005-12-27 | Cafe・Sweets
新潟市から車を走らせること約1時間。
西蒲原郡吉田町にあるケーキ屋さん「パティスリー アンジュ」。

吉田町は新潟市から少し離れており、そんなに大きな街ではありません。
しかし、このケーキ屋さんはとっても有名。
雑誌で新潟県のケーキ屋さん特集があると、必ず掲載されています。

以前から行ってみたいなぁと思っていたところ、
友人もここのケーキが食べてみたい、と言い始めたので、
地図を見ながら探し当てました。

そんなに大きなお店ではないのですが、ショーケースにはケーキがずらり。
焼き菓子もたくさん置いてあります。
また、お店の一角に小さな雑貨スペースがあり、
見ているだけでも楽しくなるような、素敵なお店です。

本当に、噂どおりの人気と味。
たまにはおいしいもののために足を伸ばすのもいいね、と笑いあいました。

アマチュアオケのいいところ

2005-12-26 | ミュージックライフ
クリスマスも過ぎ、今年も残り僅かですね。
みなさんは、素敵な連休を過ごせたでしょうか?
私も、とても楽しいクリスマスを過ごすことが出来ました。

その1つとして、昨夜、コンサートを聴きに行きました。
後輩達がたくさんいるオーケストラの定期演奏会です。

今回同じステージに上がれなかったのは残念ですが、
客席で客観的に聴いて、いろいろと学ぶことが出来ました。
そして、考えさせられたんです。

みんなが頑張っている姿を見て、とてもいとおしく感じたのですが、
反面、「なにか物足りない感じ」も受けました。
自分がその場にいないというのもあるのかもしれませんが、
お客さんとして聴いていて、何か、物足りない。

とてもよい演奏だったとは思います。
ブラームスの1番は、ソロの出来も良かったし、コントラバスもよく鳴っていました。
でも、アマチュアオケを聴いている感じがしなかったんです。
そつのない演奏、という感じ。

プロとアマの違い。
素晴らしい演奏が聴きたければ、プロを聴きに行った方がよいと思います。
音程とか、まとまりとか、プロはレベルが違う。
ああ、素晴らしいなぁ・・・って心から感動します。
でも、アマチュアには、「一生懸命」があると思います。
自分達の実力で、お客さんに何かを発信するパワーがあるんです。
心をぐっと捕まえられるような。
音符を並べるんじゃなくて、音楽にする。
伝えたいことを、ダイレクトに客席に飛ばす。

今回客観的に聴いてみて、
もしかしたら自分もこのことを忘れているんじゃないかと考えさせられました。
大事なことは、音楽が好きで、それを聴いて欲しいという熱情。

でも、終演後のレセプションではみんなと話せてとても幸せでした。
OBの先輩や、卒業した同期たちも遊びに来ていて、
プチ同窓会を楽しむことが出来ました。

大停電の1日

2005-12-23 | つれづれ
最初は、ブレーカーが落ちたのだと思いました。

ニュースでもうご存知かと思いますが、昨日新潟は暴風雪。
その結果、送電線に被害があり、何時間にもわたって停電となりました。

午前中、新潟市外に行く用事があったので、朝から家で準備をしていました。
8時半ごろ、一瞬電気が消えて。
でもすぐに復活したので、「ああ、風が強いからなー」と思っていました。
そして、家を出かける直前に、突然エアコンも電気もぜーんぶ消えてしまいました。
ブレーカー?と思い見てみると、異常なし。
・・・停電だ。。。

出かけなければならなかったので、とりあえず車に乗って走ってみると、
信号もついてないし、街の明かりがゼロ。
ただ、市外に出ると電気が供給されていたので、
大したことないんだなーと安易に考えていました。

けれど、お昼に家に帰ってきても、相変わらず信号もついていないし、
家の電気もまったくつきません。
暖房器具がエアコンとこたつの我が家は、部屋の中で吐く息が白くなるぐらい寒くて。
テレビもつかないので、どういう状況かもわからず・・・。

ふと、研究室にガスストーブがあるのを思い出し、突風の中登校。
同期の友人も同じ事を思ったらしく、二人で研究室のストーブの前に座っていました。
すると、電車通学をしている後輩からメールが届きました。
電車が動かなくなって途中の駅で足止めになっているとのことでした。
彼は毎日2時間かけて登校しているのですが、
ちょうど真ん中のあたりで電車がストップしたらしく、
家にも帰れないし・・・という状況だったそうです。
急いで車を走らせること1時間。無事救出に成功。
5時間もの間、駅でずっと待っていたそうです。

やっと電気がついたのは、夕方17時ごろ。
新潟市は、天気が悪いと16時ごろから薄暗くなるので、
このまま復旧しなかったら・・・と心配していたときでした。

心から、電気のありがたさを痛感して、
いかに便利な暮らしをしているかということを考えさせられました。

中越地震の被災者は、これよりもっと大変だったんだろうなぁと考え、
胸が熱くなった1日でした。

嬉しい!!!

2005-12-20 | つれづれ
突然舞い込んだ、一通のメール。
瞬時には理解できなかった差出人。
Hiromi Uehara・・・。
う、上原ひろみ?!

ひそかに、ファンメールを送っていました。
11月27日のライブの翌日に。
彼女のHPで、ファンメールを送ることが出来ます。
日本でのツアーが終わったらのんびり読んでくれればいいなぁと思いつつ。
まさか返信が来るなんて!!!

終演後に握手したことを覚えていてくれました。
私のメールの内容にもちゃんと答えてくれていて、
ああ、読んでくれたんだなぁ・・・って、心から感動しました。

このメールを読んでから、興奮がおさまりません。
ほんとうに嬉しい!!
何度も読み返しては、頬が緩んで口元がにやけてしまいます。。。
今日は1日笑いっぱなしかも知れません。

TOEIC

2005-12-19 | つれづれ
先日、生まれて初めてTOEICテストを受けました。
学内で開催された模擬試験のようなもので正式なTOEICではないのですが、
点数結果は公式なものとして履歴書にも書いてよいそうです。

これまでまったく興味がなかったのですが、
研究室の同期が、就職活動の一環として受けるというので、
じゃあついでに私も、と思い、便乗して受験してきました。

TOEICって、英検とちがって、半分がリスニングなんですね。
対策テキストを借りて、付属CDを聞いてみたのですが、聞き取れない・・・。
普段いかに英語を聞いていないかが良くわかりました。
そんな状況で受験したので、結果は見ないことにします。。。

でも、これを機に、英語の勉強を始めたくなりました。
もともと語学は嫌いではないので、少しずつやってみようと思います。
きっかけを掴むという意味で、今回受験してみてよかったです。
そして、ぜひまたテストにチャレンジしてみたいです。

携帯インタビュー

2005-12-17 | つれづれ
後輩の卒論のお手伝いをしてきました。
人文学部で社会学を専攻している男の子です。
彼の卒論のテーマは「携帯電話」。

彼は、友達など周りの人にインタビューをすることでデータを集めているそうです。
私も今回1時間ほど、携帯電話利用に関するインタビューを受けました。
「1日にどのくらい携帯を見ますか?」
「メールの返信はすぐにする方ですか?」
「携帯を持っていていいことと悪いことを教えてください。」
などなど。

彼の論文の中心になるのは、
携帯による束縛感などといった、携帯を持っているがゆえに生じる心理現象。
特にメールに重きを置いているらしいです。
答えのない分野なので、どう結論付けるかがポイント。

とても仲の良い後輩なので、どういう論文を書くのか気になります。
書きあがったらぜひ読ませてほしいと思います。

この時期4年生は遊ぶ暇もなく研究に励んでいます。
同じ研究室の後輩たちも、毎日パソコンに向かってカタカタ。

みんな、がんばれー!!

大晦日に献血

2005-12-15 | つれづれ
先日献血に行ってきたのですが、その際衝撃的な一言を聞きました。
「年末年始、お時間ありませんか?」

受付のお姉さんのあまりに突然すぎる一言にたじろいてしまいました。
詳細はというと、
本来ならば大晦日や元日はお休みなのだけれど、
患者さんからの予約が入ってしまい、
成分献血だけ、必要人数分ご協力をお願いしている、
ということでした。
あー、びっくりした。。。

頼まれると断れない性格なのか、
何も考えずに了承し、予約カードまで貰ってきてしまいました。

でも、よく考えてみれば、年末年始と言っても
血液を必要としているひとがいるわけで。

血液は2、3日しかもたないので、
いつも患者さんからのニーズに応じて送られています。
時々「大ピンチ!」と出ているのも、その人数分を確保するため。

病気には、年中行事なんて、関係ない。

私の血液が誰かの役に立つことを信じて、大晦日に献血してこようと思います。

インフルエンザ予防

2005-12-14 | つれづれ
昨日ニュースで天気予報を見ていたら、
この寒さ、クリスマス頃まで続くかも知れないそうです。
ホワイトクリスマスも期待できそうですね。

でも、この時期一番怖いのは、風邪やインフルエンザ。
皆さんは、体調を崩したりしてはいませんか?

私自身も、今風邪引いたら大変!と思い、予防を心がけています。
それは「うがいと手洗い」です。
ちょっとしたことだけれど、抜群の効果があると思います。

我が家は小さなアパートの1室なので、ドアを開けるとそこはすぐ台所。
靴を脱いで、まず手をハンドソープで洗います。
そして、プラスチックのコップに水を汲み、喉をガラガラ。

何年か前の冬に、インフルエンザにかかってしまい
期末試験を欠席した経験があります。
インフルエンザだったので、先生にお願いして追試を受けさせてもらえたのですが、
体調管理が甘かったなぁ・・・と猛反省。
普段も、あまり体調が良くないときは、うがいをしっかりするようにして
風邪を引かないように気をつけているのですが、
苦い経験以来、特に冬場はうがい手洗いを強化することにしました。

そのおかげか、それ以来インフルエンザにはかかっていません。
みなさんも、この季節は体調には気をつけてくださいね。

気持ちを添えて

2005-12-13 | つれづれ
今日、ようやく「プレゼント」を買いました。
私の母が、今月の5日に誕生日を迎えたんです。
母の日と誕生日には何かプレゼントを贈ることに決めています。
実家を出てからも続けていることのひとつ。

母の日は必ず口紅を贈ることにしているので、誕生日はいつも悩みます。
今年は、植物を育てるのが好きな母へ、
ポインセチアの鉢植えを贈ることにしました。

母へに限らず、誰かに何かを贈ることが、好きです。

プレゼントは、受け取るのも嬉しいけれど、
選ぶ楽しさと、贈った相手に喜んでもらえることが嬉しいです。
「これはあの人らしいなぁ」とか「これをあげたら喜ぶかなぁ」とか
いろいろ考えながら選ぶので、いつも時間がかかります。

私が所属するオーケストラでは、演奏会のとき、
団員間でプレゼント交換をします。
お客様から花束や差し入れを頂くのと同じように、
団員から団員へ、半年間の感謝を込めて。
例えば同じ楽器の人たちだったり、同じ回生だったり、相手はさまざま。

学生なので、高価なものは買えません。
それに、あげたい人が山ほどいるので、みんなチープな代物ばかりです。
100円のものだって、めずらしくありません。
でも、必ず手紙を添えるんです。
一言メッセージから、便箋に綴ったものまで。
私もかならず手紙を一緒に送ります。
もちろん、もらった手紙は全部大切にとってあります。

プレゼントの本質って、ここにある気がします。
価値や値段じゃなくて、大切なのは、気持ちを添えること。