ちょこばす

毎日いろんなことが起こるけれど、それを楽しめる人になることが目標です。
そんな、楽しさのかけらをちょっとずつ。

DVDが届いて

2007-04-17 | ミュージックライフ
今日、後輩からDVDを受け取りました。
3月に開催した、演奏会のDVD。
正真正銘の卒業演奏会です。
学生時代最後のステージ。

恥ずかしい、嬉しい、懐かしい、悔しい・・・。
想いはいろいろと重なりました。
ちょっと涙ぐんだりしながらの2時間半でした。

大きなステップを越えて今がある。
本当に、そう思えます。
あの時は泣いてしまってきちんと言えなかったけれど、
一緒に演奏してくれた仲間、応援してくれた友人、
指導してくださった先生、
すべてのひとに、心からのありがとうを。



桜の季節がめぐってきて、新しい時間が流れます。

新潟は、満開の桜。
今年も桜を見て、幸せな気持ちになれました。

潤い

2006-11-19 | ミュージックライフ
今日は1つご報告。
ついに、自分の楽器を手に入れました。

学校を卒業すると、借りている楽器を返却しなければなりません。
そうすると、私は楽器が弾けなくなってしまいます。

社会人になると、なかなかそんな時間も取れないかな・・・、と、
ほとんど諦めかけていたのですが、
やっぱり、楽器が弾けないなんて、耐えられない。

思い切って、決断しました。

お部屋は狭くなってしまいましたが、
今は自分専用の楽器がすぐそばにあります。

実際、先月から社会人としての生活が始まりましたが、
土日など、お休みの日は弾くことができて、
決断してよかったと心から思っているところです。

自分の楽器があることで、
訪問演奏のようなボランティア活動なども続ける事ができます。
つい先日も、県内の中学校で弾く機会があり、
先輩方と行くことができました。

共通の趣味を持つ人たちと繋がっていられる喜び。
好きなことができる幸せ。
地域社会に貢献できる充実感。

あくまで趣味の範囲ではありますが、
自分の生活に、また1つ潤い。


追記。
そして、のんびり更新のこのブログに
今も変わらず遊びに来てくださる皆さまに、
心から感謝です。

志賀高原にて

2006-08-28 | ミュージックライフ
1週間、とっぷりと音楽に浸かった日々。
「夏合宿」と称して、毎年長野県の志賀高原へ出かけています。
もちろん、この夏も。

途中休憩をはさみつつも、
朝9時から夜の9時まで練習。
その後も一晩中楽器を弾くことができる環境であるため、
好きなだけトレーニングに打ち込むことができます。

もちろん練習だけでなく、
仲間との共同生活、トレーナーの先生方との交流など、
充実した、有意義な1週間。
普段よりも凝縮された、濃密な時間が流れます。

今回は、私にとって一番近い存在の先生が
長期間合宿にいらっしゃってくださったため、
演奏のテクニックはもちろん、
音楽やそれ以外の貴重な話をたくさん聞くことができて
とてもうれしかったです。

すべての練習コマ終了後、お見送りと言いつつ、
先生と一緒に温泉にまで行ってしまいました。。。

新潟に帰ってきたときにはくたくたでしたが、
学生生活最後の合宿が
この6年間の中でも1,2を争うほど
充実したものとなったことは間違いありません。

*追記*
写真は実家近くの「門司港」での1コマです。

土砂降りの中

2006-07-17 | ミュージックライフ
本当に「土砂降り」という言葉がぴったりなくらい、
新潟県はここ数日、激しい雨です。

土日にOBオーケストラの合宿があって、
六日町(むいかまち)というところに行ってきたのですが、
あまりの豪雨で、高速道路も50キロ規制。
六日町はそんなに降っていませんでしたが、
局所的に強く降っているみたいです。

ちょうど2年前も、この時期に集中豪雨があり、
三条などが水害による被害を受けました。
今は大きな被害が出ないことを祈るのみです。

そんな雨の中の合宿でしたが、とても楽しく過ごせました。
久しぶりにOBの先輩たちや後輩たちに会い、
集中的に楽器を練習して。

楽器を弾くこともすごく楽しいですが、
仲間と一緒に作り上げていくことが楽しいです。
夜にはビールを飲みながら色々な話をして。

そのせいか睡眠時間が少なくて、今日は本当にぐっすり眠っていました。。。
でも、とても充実した連休でした。

ギターライブ

2006-04-24 | ミュージックライフ
2週連続で、上越市に行ってきました。
今回の目的は、知り合いのライブ。
ギターが趣味の人たちが集まる、小さなライブがあって、
それにお邪魔してきました。

会場は小さなダイニングバー。
壁にはジョン・レノンの写真や、
私なら思わず買ってしまうような素敵なジャケットのレコードが飾ってありました。
そして、アンプやマイクがきっちりセッティングされていました。

でも、実は私、そんなに乗り気ではなかったんです。
上越はやっぱり遠いし、
ライブは深夜までかかるので、終わってから運転して帰るのも・・・。
でも、私が出た演奏会にはよく足を運んでくれていたので、
これまでのお礼も兼ねて、行くことに。

ライブ自体は、ギター好きの仲間内で開いたものらしく、
とてもアットホームなものでした。
私は、周りに知らない人が多くて緊張し、
分からない曲が沢山だったので、そわそわ。そわそわ。
あ、この人上手だなー、なんて思いながら、
少しずつ空気に溶け込んでいきました。

知り合い3人のステージが始まった頃には、
最初の緊張が嘘のように消え、
なんだかちょっと楽しくなってきて、一番前に行って聞きました。
ギターが好きだというのは聞いていたのですが、
実際に人前で演奏する姿を見るのは初めてで、ちょっと感動。
みんなこの日のために一生懸命練習したんだなぁ・・・。

家に着いたのは深夜1時。
でも、行ってよかった!!

音楽に包まれる午後

2006-03-07 | ミュージックライフ
今日は久しぶりにCDを買いました。
いつもはCDショップで買うのですが、今日は雑貨屋さんで。
部屋にいるときに流しておくためのものを。

今回買ったのは、奥山みなこの「ONE by ONE」というアルバム。
私一度だけ、彼女のライブに足を運んだことがあるんです。
もう1年以上前の話なのですが、
新潟市内のカフェで、小さなライブイベントがあって、招待券が当たったんです。
そういうイベントに1回は行ってみたいと思っていたので、とても嬉しかったです。
アルコールでちょっと頭が柔らかくなって、
彼女のピアノと歌声が、体の奥の方まで浸透してきて・・・。

それ以来聞いていなかったのですが、
先日行った美容室で彼女のCDが流れていて、
久しぶりに聞きたくなって買ってしまいました。

また、もう1枚。
「SUPERIOR SUITE」という、コンピレーションアルバムを。
これは、私の得意なジャケ買いです。

早速午後からは音楽タイム。
今朝は早朝アルバイトに行ったので、うとうとしながら。
心地よい午後を過ごすことが出来ました。

卒業を記念して

2006-02-09 | ミュージックライフ
今週の土曜日に、オーケストラの卒業イベントがあります。
「卒業記念オーケストラ」の演奏会です。
これは、学部の4年生や修士の2年生など、今年卒業する人たちで結成される、
その日限りの記念オーケストラです。
毎年4回生が企画して、過去に演奏したことのある思い出の曲を選び、
最後にもう一度、みんなで楽しく弾く演奏会。

ただ、卒業生だけでは、さすがに人数が足りません。
なので後輩や、私のようなお休み中の先輩たちもお手伝い。
今年はすでに卒業したOBも駆けつけての、大きなオーケストラになります。

思い出すのは、去年のこと。
私たちが主体となって、卒業記念オーケストラを作ったときのこと。
ドヴォルザークの8番をメインにして、
とにかく楽しく演奏した思い出があります。
そのときのメンバーは、もう卒業して地元に帰った人や、
留年してしまって、今年卒業する人や、
大学院に入学して、まだまだ新潟にいる人など、さまざま。
それでも、ずっと繋がっていくメンバーなんだと思います。

今年の卒業記念オーケストラも、そんな風に思い出深いものにしたいです。
卒業生へのお祝いはもちろん、
残る私たちも、素敵な思い出を共有できるように。

アマチュアオケのいいところ

2005-12-26 | ミュージックライフ
クリスマスも過ぎ、今年も残り僅かですね。
みなさんは、素敵な連休を過ごせたでしょうか?
私も、とても楽しいクリスマスを過ごすことが出来ました。

その1つとして、昨夜、コンサートを聴きに行きました。
後輩達がたくさんいるオーケストラの定期演奏会です。

今回同じステージに上がれなかったのは残念ですが、
客席で客観的に聴いて、いろいろと学ぶことが出来ました。
そして、考えさせられたんです。

みんなが頑張っている姿を見て、とてもいとおしく感じたのですが、
反面、「なにか物足りない感じ」も受けました。
自分がその場にいないというのもあるのかもしれませんが、
お客さんとして聴いていて、何か、物足りない。

とてもよい演奏だったとは思います。
ブラームスの1番は、ソロの出来も良かったし、コントラバスもよく鳴っていました。
でも、アマチュアオケを聴いている感じがしなかったんです。
そつのない演奏、という感じ。

プロとアマの違い。
素晴らしい演奏が聴きたければ、プロを聴きに行った方がよいと思います。
音程とか、まとまりとか、プロはレベルが違う。
ああ、素晴らしいなぁ・・・って心から感動します。
でも、アマチュアには、「一生懸命」があると思います。
自分達の実力で、お客さんに何かを発信するパワーがあるんです。
心をぐっと捕まえられるような。
音符を並べるんじゃなくて、音楽にする。
伝えたいことを、ダイレクトに客席に飛ばす。

今回客観的に聴いてみて、
もしかしたら自分もこのことを忘れているんじゃないかと考えさせられました。
大事なことは、音楽が好きで、それを聴いて欲しいという熱情。

でも、終演後のレセプションではみんなと話せてとても幸せでした。
OBの先輩や、卒業した同期たちも遊びに来ていて、
プチ同窓会を楽しむことが出来ました。

クリスマスコンサート

2005-12-05 | ミュージックライフ
またまた、訪問演奏会に行ってきました。
今回は新潟県分水町の保育園でクリスマスコンサートが企画され、
演奏者として招待していただきました。
お客様は、園児とその保護者など、およそ120人。

新潟県内の中学校で音楽の先生として働いている先輩がいます。
この先輩はOBオケでも活躍している先輩なのですが、
訪問演奏会に尽力されており、
保育園から中学校まで、さまざまな場所で訪問演奏会を行っています。
メンバーは、OBオケのメンバー。
弦楽器を中心に、声楽専攻の人やピアノ科の人にも声を掛け、
5~8人のメンバーを集めて行きます。

ただ、学校や保育園で行う場合は平日のことも多く、
土日でも社会人の先輩たちはなかなか参加できません。
なので、現役の学生がお手伝いで行くことがほとんど。
私もよくお手伝いに行っており、
今回も同じように声をかけられたので行ってきました。

私は訪問演奏会がとても好きです。
聴いてくれている人の表情がすぐ近くにあって、
みんなが楽しんでくれているのが手に取るように分かります。
それに、情操教育の一環として、とてもいいことだと思うから。

ハウルの動く城など、子供たちが喜びそうな曲を用意して。
12月ということで、クリスマスにちなんだ曲を用意して。
大人が聞いても楽しいような、有名な曲を用意して。
ときには指揮者体験をしてもらったり、
一つ一つの楽器を紹介したり、歌やピアノを聴いてもらったり。
あっという間の1時間。

朝早起きでちょっと辛かったですが、
あたたかい拍手を頂いて、とても嬉しくなりました。
来てくれた子供たちの中から、将来楽器を始める子が出てくるといいな。

上原ひろみ SPIRAL TOUR

2005-11-28 | ミュージックライフ
昨夜、新潟市内のライブハウスに行ってきました。
「上原ひろみ SPIRAL TOUR」へ。

実は、開演時間を勘違いしており、
あやうくオープニングを聴けなくなるところでした。
ものすごく急ぎ、ぎりぎりに会場に到着したのですが、
意外とゆっくりお客さんが入っており、余裕で間に合いました。
ほっ。。。

先行予約でチケットを入手できたので、席は、前から3列目。
しかもピアノ側で、確実に顔も手も見える席でした。

実際に彼女の演奏を目にすると、本当に衝撃的です。
人の指が鍵盤の上を、走る。
時には立ち上がって、特には手をグーにして鍵盤を叩く。
でも、正確。
めちゃくちゃではなくて、ちゃんと、音楽。

ベース、ドラムの2人と顔を見合わせて笑いながら弾いたり、
時には1人没頭したり。
CDとはまったく違うメロディ。
近いからこそ聞こえる、ブレスの音。
生だからこそ味わえる、あの空気。

本当に本当に、素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。

終演後、どうしても彼女にありがとうを伝えたくて、
また新潟に来てくださいという一言を伝えたくて。

楽屋口で待っていると、スタッフの皆さんと出てきた彼女は
笑顔で挨拶を交わしてくれました。
さっきまで鍵盤の上を駆け回っていた手と握手をして、
寒空の新潟で、ぽかぽかな気持ちになれた一夜でした。