ちょこばす

毎日いろんなことが起こるけれど、それを楽しめる人になることが目標です。
そんな、楽しさのかけらをちょっとずつ。

slide cafe

2005-08-31 | Cafe・Sweets
私が今まで行ったカフェの中でもかなりお気に入りのお店。
場所は、新潟市古町の一角。
大通りからちょっと横道に入ると、この看板がぽつんと立っています。
すりガラスの扉を開けると、突然目の前に階段が。
その狭い階段を登っていくと、そこがスライドカフェです。

店内はとってもこじんまりしていて、15人も入れば満席状態。
壁は落ち着いたグリーンで塗られており、床は磨きこまれた茶色のフローリング。
白いテーブルと茶色の椅子。
お店の隅に、古いカメラが何気なく飾られています。
居心地のよい、ちいさなちいさな隠れ家。

音楽はスタッフの方がその日の気分でセレクト。
作りつけの棚に、CDが整然と並べられています。

おすすめはスイーツ。毎日手作りスイーツが楽しめます。
ランチタイムが決まっていないので、おなかがへったときにプレートを注文できるのもお気に入りです。

ここに行くと、ついつい長居してしまいます。
「落ち着ける」というのがカフェのいいところだと思っているのですが、
ここはそんな要求をばっちり満たしてくれる。

人に教えたくないぐらい、独り占めしたい空気がここにはあります。
こういうお店がもっと増えてほしい。
こういうお店をもっと見つけたい。

人体の不思議展

2005-08-30 | つれづれ
「人体の不思議展」を先日見に行ってきました。
全国で展開されている展示会で、新潟ではこの夏初めて公開されています。

私は人間の体に興味があります。
ホラー映画やグロテスクな感じの映画等は大嫌いで見れないのですが、
姉が看護婦なのもあって、家族は病気のことに詳しいですし、
医療の現場のドキュメンタリーなんかは家族そろって見ていました。
生物の授業で人の体のメカニズム(内臓、筋肉、神経系などなどのはたらき)を習ったときは、本当に楽しく勉強していた気がします。
私にとっては、自分の体のことを知ること、これがとても興味深い内容なのです。
なので、今回の展示会にも絶対行こうと決めていました。

展示会では、全身から各部位に至るまで、さまざまな標本が展示されています。
中にはちょっと気持ち悪いものもあります。。。
でも、「自分にもあるのに普段は隠れているもの」が見れて、
本当に興味深い展示物ばかりでした。
筋肉のつき方に感心したり、血管の細密さに感動したり。

疾患のある臓器の標本を見たときは、自分の体をたいせつにしようと思いました。
自分を構成しているものを、大事にしてあげないと。
自分を大事にしてあげないと。

夏休みと言うこともあり、家族連れなど大勢のお客さんがいました。
医学部の学生も多かったように感じます。
ちなみに。
私の周りの人に聞いてみたところ、男性は苦手な人が多かったです。
逆に女性は興味津々。
不思議なことに、こういうのは男性よりも女性の方が平気みたいですね。

Tutti

2005-08-28 | ミュージックライフ
Tutti(トゥッティ)。
オーケストラで言う、「合奏」「全員で」という意味です。
今日、エキストラで出る演奏会の練習があり、参加してきました。
今日の練習内容はと言うと、そう、Tuttiです。
2ヶ月ぶりにオーケストラの一員となって楽器を弾きました。

でも、最初に思わぬアクシデントが。
借りる予定だった楽器と違うものが運ばれていたのです。・・・あれ?
先輩に事情を尋ねると、せっかくだから5弦で弾いて、とにやり。
5弦は1年近く触っていなかったと言うのに・・・。

コントラバスという楽器は、ヴァイオリンなどと一緒で普通は4弦なのですが、5弦のものも存在します。
これは、オーケストラで使われる楽器がだんだんと発明されていく過程の中で生まれたもので、低い音の弦が1本増やされたのです。
もっと低い音を出すことが出来るようになると、音の厚みが増すからです。
なので、5弦を使わないと出せない音が譜面に書かれていることもしばしばあります。
その分、楽器が大きい!太い!指を広げないと!なのです。

本当に久しぶりに5弦を弾いたので、恥ずかしながら指先がしびれました。。。
でも、大きい分音の響きもあって、楽器を鳴らしている感じがします。
結局本番も5弦の楽器で出ることに。
次のTuttiは3週間後。本番は5週間後。練習しなきゃ・・・。

それにしても、久しぶりのTuttiは本当に楽しかったです。
一人で弾くのと全然違う。
みんなで一緒に音楽を創る楽しさを実感した1日でした。

小さな迷路で迷子に

2005-08-27 | 旅のかけら
宿根木、と書いて、しゅくねぎ、と読みます。佐渡にある地名です。
今回の旅の目的地のひとつ。

ここは、水べりに「ゾーン」を形成している町。
普通集落が出来上がっていくときは、川沿いに家が並んだり、
川に向かって家が並ぶのですが、ここはちょっと違います。
家がきれいに整列しておらず、とにかく密集しています。
道が迷路のようになっており、隣家同士がとても近い。
高台から見たとき「美しい屋根の町」と形容されるほどです。

今は観光地としてその集落が一般公開されていますが、
現在もちゃんと人が住んでいらっしゃいます。

一歩集落に足を踏み入れると、道が曲がっていて、
この先に何があるんだろう、と想像力が駆き立てられます。
先に進むと、また迷路のように道がくねくね、枝分かれ。
坂道になっていたり、角を曲がると階段が現れたり、
あ、この道ここにつながってたんだ、と発見したり。
中には、完全に三角形の家があったり。

小さな迷路で迷子になったあとは、広い海を。
すぐ近くの沢崎という場所で、灯台の下から海を眺めました。
また、この沢崎にある集落も、小さな迷路の街並みをしています。
ここは普通の、よくあるごく一般的な集落なので、さすがに写真をばしばし取るわけには行きませんでしたが、
ここでもくねくね道を歩き、階段を登ったり降りたり。
青い空の下、そこに創られた「空間」を堪能しました。

夏空の下で

2005-08-26 | 旅のかけら
夏の旅第2弾は、佐渡にしました。
研究や実習、演奏会など、何度も何度も行ったことのある場所。
しかし、観光で佐渡に行ったことがありません。
一度だけ、佐渡金山を1時間ばかり見学したことがあるだけです。
でも、夏と言えば、佐渡が一番素敵な季節。
どうしても、特定の場所だけでなく、他の場所の魅力も知りたくなって、
強行スケジュールで行ってしまいました。
私の旅の半分は突発的行動であることを再認識。

行き慣れた佐渡汽船乗り場。乗り慣れたカーフェリー。
でも、こころがわくわくする。楽しみで仕方ない。
いつもと全然感じが違う、いいことが起こりそうな予感。

佐渡の海は本当に美しいです。
真っ青で、透き通っていて。
空の青。海の青。
田の緑。山の緑。
この色彩豊かな風景は夏の佐渡ならでは。
この景色だけで、佐渡に来てよかったと思えてしまう。

この日、予感は的中します。
本当に偶然に、佐渡に旅行に来ていた友人とばったり会ったのです。
お互いに顔を見合わせて、叫び声を上げてしまいました。
まさか旅行先で会うなんて・・・。
新潟に帰ったら遊ぼうねー、と笑顔で手を振って別れました。

夏の佐渡が起こしてくれた、ミラクル。

かき氷

2005-08-25 | 旅のかけら
先日兼六園に行った際、みんなでかき氷を食べました。
かき氷を食べたの、何年ぶりだろう。

小さい頃は、お祭りや縁日の出店でよく買ってもらっていました。
いちごだったり、メロンだったり、レモンだったり、
色とりどりのシロップに目を奪われて。
それがいつの頃か、出店のかき氷を食べなくなって。
嫌いになったわけでは決してないけれど、
でも、食べなくなって。

なので、以前よく食べたいちごを食べることに。
せっかくなので、ミルクもかけて頂きました。
旅先で、思い出の味に舌鼓。

尾花沢西瓜

2005-08-24 | つれづれ
スイカをいただきました。
山形の尾花沢のものです。
私は初耳だったのですが、ここはスイカの名産地。

宅急便で送られてきたのですが、まずその重さにびっくり。
ダンボールの底がたわむほどの重量。
そして封を切ると、今までに見たことがないほど大きなスイカ!
コンコン、とたたいてみると、とっても中身が詰まった音がする。
みんなで騒ぎながら、いざ包丁を。

ボリュームもさることながら、本当に甘くておいしかったです。
今年の夏、なかなかスイカを食べる機会がなかったのですが、
こんなにおいしいスイカを食べることが出来て、とても幸せです。
大きいスイカだったので、他の研究室にもおすそ分け。

本当に、ごちそうさまでした。

そうだ、本を読もう

2005-08-23 | つれづれ
最近本屋さんに行くのが日課になっています。
近所によく行く本屋さんが3つあって、必ずそのうちの1つに出向いています。
別に本を買うためではなく、今どんな本が並んでいるかを見たり、
自分の興味があることは何なのかを確認するためです。
書籍や雑誌を見ていて、気になるものがあったら「おっ」と立ち止まりますよね。
今自分に必要なものが何なのか、確認できる気がするのです。

学生の特権で、学内の書籍部で本を買うときは、
どんな類のものであっても10パーセント引きで購入できます。
教科書から始まって、マンガに至るまで、全部。
品揃えは多くありませんが、注文すればどんな本でも取り寄せてくれます。
ちなみにCDも割引価格で購入できます。

毎年夏はたくさん本を読んでいたのに、今年はまだ全然手付かず。
読もうと思っている本はたくさんあるのに。
もう少し時間の使い方を工夫して、
書籍、雑誌、写真集、あらゆる本を読みたいです。

自転車

2005-08-22 | つれづれ
少し前から自転車を借りています。
友人が乗らないと言っていたので「ちょうだい!」と試しに言ってみたところ、
「2年間レンタルしてあげる」との返事。
早速持ってきてもらい、今は私の部屋の前に並んでいます。
かなりボロボロで錆びている部分もありますが、愛嬌のあるやつです。

小さい頃から自転車は大好きでした。
乗れるようになったのは小学校1年生のとき。
母が赤色が好きなのもあって、赤い自転車に乗っていました。
小学校5年生のとき、大人と同じサイズの自転車を買ってもらい、
その自転車を高校3年生まで乗り続けました。

下関にいた頃、どこに行くにも自転車でした。
夏は汗をかきかき、日に焼けながら。冬は手袋とマフラーで。
雪がめったに降らないので、1年中乗ることができました。
人道トンネルを通って北九州市まで行った事もあります。
さすがにそのときは足がくたくたになりましたけど。

新潟に来てからも自転車を利用していましたが、
2回も無くしてしまい、それ以来ずっと乗っていませんでした。
その後車を持つと、自転車をまた買おうとは思わなくなりました。

でもやっぱり自転車のある生活はいいですね。
自身の健康のためにも、地球環境のためにも。
チェーンを直してもらえばもっと良くなると教えてもらったので、
近所にある自転車屋さんに行ってみようと思います。

地震

2005-08-21 | つれづれ
最近、地震が多いと思いませんか?
先日宮城で、今日は新潟で。
地震の多い国だとは言え、こんなに多発すると怖いです。

中越地震では本当に多くの犠牲が生まれました。
人命だけでなく、家屋、建物、道路、集落・・・。

実は新潟県内のあるテレビ局の報道部でアルバイトをしています。
仕事はいたって簡単で、短時間。
原稿整理や電話対応など、本当に簡単な雑務のみです。

中越地震が起きたとき、報道部は緊急体制になりました。
休み無く働く記者、カメラマン、アナウンサー。
アルバイトの私たちも駆り出され、徹夜・残業は当然。

でも、形はどうあれ、中越地震に関わったことで、
自分自身は被災していませんが、中越の人々を本気で応援しようと思うようになった気がします。
本気で分かろうとしなければ、何も伝わらない。
被災した人々にも、電波を受信する人々にも。
そして何より、そんな災害に遭ってしまった人々を、心から手伝いたいと思ったから。

おそらく復興にはまだまだ時間がかかります。
私に近い人たちも、仮設住宅で暮らしています。
忘れないでほしいのです。今も頑張っているんだということを。
そして最後に、中越の人々に心からのエールを。