増田カイロプラクティックセンター たまにひと言 

神経筋骨格・アレルギー(NAET(R))・感情の統合療法。同行ドクター斉藤友美恵の近況レポート

酸性体質を弱アルカリに。

2011年01月19日 | アレルギー・NAET
昨日の最後に「酸性体質の改善」がアレルギー除去において重要であることを述べました。
今日はそれに対して自分自身でできることを少しずつ書いておきますので、出来ることは参考にしてみてください。


酸性体質=アレルギー反応が起こりやすく、精神的にも、肉体的にも、社会的にも不安定な状態であり、全てにおいて「マイナスのエネルギー循環」を自ら引き寄せてしまう。

弱アルカリ体質=アレルギー反応は起こりにくく、精神的にも、肉体的にも、社会的にも安定しており、全てにおいて「プラスのいいエネルギー循環」を自ら引き寄せる。


どちらがいいですか?どちらを選ぶのも自分次第。

というわけで、私の自分やスタッフに対する、そして患者さん方に対する施術目的は、「酸性体質を弱アルカリ体質ににいかにもっていくか、そしていかにそれを維持するか」となります。
だから極端な話、「症状は関係ない」といっても過言ではないのです。

頭痛だろうが、花粉症だろうが、食物アレルギーだろうが、○○過敏症だろうが、うつ病だろうが、肥満だろうが…、これらはすべて単なる症状、「酸性体質がもたらした結果」なのです。
「結果(訴える症状)」だけに振り回されていたら、いつになってもゴールにたどり着けません。
ということで、私はあえて多くを聞くことはしません。基本的に、何か気になること・変わったことがあれば言って下さいね、というスタンスです。

症状を起こす原因を森羅万象からいかに絞込み、それを除去するか。
そして食事だけでは足りない、必要な栄養素を十分補う。

その結果、何を食べても、飲んでも、使っても、吸っても、どこに行っても、誰に会っても、何ら問題なく過ごせるようになるのです。

また酸性体質であれば、カイロも、鍼灸も、気功も、マッサージも、カウンセリングも、薬も、手術も…、本来の効果が出にくいでしょう。
一時的には効いても、また必ず翌日~1年以内に問題は再発します。もしくはアレルギーマーチを起こして他の症状がでます。
薬もあだになりやすく、手術後の経過もよくないです。

ということで、すべての問題を解決するための鍵は、「酸性体質を、いかに弱アルカリ化するか」なのです。


まず酸性化の条件として、以下の4つが挙げられます。

1、砂糖・果物・穀物・イモ類・酒などの糖質の日常的な過剰摂取
2、弱アルカリ化を促す塩・カルシウム・鉄・ミネラルの不足(アレルギーによる消化吸収不全、および摂取不足)、および電気製品の過剰使用による塩・カルシウム・鉄・ミネラルの過剰消費
3、体内常在感染源(ウィルス・細菌・真菌・寄生虫など)の活発化
4、過剰なストレス(身体的・精神的)


1の糖質過剰摂取には、もちろんその前提にアレルギーがあるかもしれません。
アレルギーが完全に除去されていない場合、いわゆる燃費が悪い状態ですから、余計に必要となるからたくさん食べてしまうという悪循環に陥ります。そして消化により多くの塩・ミネラルを必要とします。

甘いものは極力控えて、米も1日1食まで。餅・もち米は食べない。
米は塩を入れて炊くこと。(米1合に小さじ1の塩+ゴマ・海草など、但し塩のアレルギーがある人・ピロリ菌にやられている人はこんなに摂ってはダメです。自分が耐えられる・続けられる量に調節してください。)

お酒をやめる、もしくは糖質フリーの製品か蒸留酒(焼酎・ウィスキー・ブランデーなど)にして、おつまみで塩分・ミネラルをたっぷり摂る。(飲み会の〆は、クリームあんみつではなくラーメンに)醸造酒(日本酒・ワイン・ビール)は糖分多すぎですから、「たしなむ」くらいならいいけど、何杯も飲めばケーキ何個分にも相当しますよ。

くれぐれも甘いものがほしい・お酒がほしいと思っているのは、自分ではなくお腹の中の誰かだということを忘れないように。だまされているのですから。

2、塩・カルシウム・鉄・ミネラルは、完璧にアレルギーを除去してから、身体に十分足りているかを1~2週毎にモニターしながらサプリ量を調整していきます。アレルギーも除去して、かつたくさん摂っているのにもかかわらず栄養素量が増えない場合は、体内細菌が横取りしていますので、それらに関するアレルギー除去が必要になります。

とにかく常識の壁が邪魔をするのか、電気製品を身近で使いすぎるのか、塩が足りていない人が本当に多いです。次に鉄。
お腹の中にいる胎児期からすでに電磁波や化学物質を多用する現代において、塩・ミネラルの不足は致命的ですので、不足を効率よく解消するにはサプリメントも仕方ないでしょう。

パソコン・ゲーム・テレビ・携帯・電気カーペット・オール電化住宅・・・電気製品の使いすぎは身体の酸性度を上げるだけでなく、生体の電荷にも影響しますから、脳脊髄液や血液の流れや神経伝達などに影響するでしょう。身体が病んで当たり前なのです。
化学物質過敏症・電磁波過敏症・マルチプルの過敏症など現代医学では太刀打ちできない疾患も世界中で増えていますが、臨床経験からまず先に来ているのは「電磁波過敏」だと思っています。

3、酸性だから感染しやすく、感染しているから体液がより酸性になる。
これは卵とニワトリのような関係ですから、どこかでストップさせなければ永遠と続きます。
ウィルス(インフルエンザ・サイトメガロウィルス・EBウィルスなど)、細菌(歯周病菌・ピロリ菌・大腸菌・黄色ブドウ球菌など)、カビ・真菌(カンジダ・トリコフィートンなど)、寄生虫(トキソプラズマ・回虫など)は、外からもらうというよりは、すでに自分の身体にいます。

身体が酸性であれば、感染源にとっては過ごしやすく、離れがたい。
だからいつまでも居られるよう高い酸性度の身体を維持して、居心地の良いマイホームを保てるように頑張ります。

酸性度が上がれば、その結果、宿主である人間の心と身体は当然病んでしまいます。
特にマイナス思考・感情コントロールの欠如・異常行動・多重人格的振る舞い・幻覚(幻視・幻聴など)は、体内感染源によってもたらされると言っても過言ではありません。

また、体内常在感染源に対して抗生剤や抗真菌剤を使っても、完全除去はできません。
却って反撃を食らったり、隠れる場所はいくらでもありますから、密かに耐性菌を増やして、数年以内に違う問題として逆襲してくるでしょう。

感染源に対して自分に出来ることは、身体の中に潜んでいるみんなが好きな甘いもの・糖質を控えて、アレルギーのない塩・ミネラル・鉄・カルシウムを十分摂ることです。
小魚・海草・赤身タンパク質・塩(岩塩・海水塩どちらがいいかは個人によります。私は岩塩派かな)特に大切。

4、スポーツなどで過剰に身体を使いすぎることも、頭を使って延々と思い悩むことも、弱アルカリ化に必要な塩・鉄・カルシウム・ミネラルを異常なほどに浪費します。だから、どんなことでも嫌なこと・気の進まないことは、止めることです。止められないものであれば、間隔をあけたり、しばらく休むことです。

何事も無理やりやって、いい結果がもたらされるわけがありません。
その結果、最後は誰か他人のせいにしてしまいます。そして最後の最後に、そんな自分を責めたり、嫌になるのです。

最終的には、自分が大好きかどうか、自分を心から信じられるかどうかです。
酸性の身体では、実際それは無理があるでしょう。

どんな自分でも許せるなら、どんな他人も許せるはずです。
自分の人生、自分の歩く道は全て自分で決めるのです。
だから全て自分に起こることは自己責任。

上司が、同僚が、先生が、だんなが、娘が、義母が・・・、他人のせいだと思っているうちはまだ酸性度が強いです。
そういう思い・感情が出てくるのも、体内常在細菌である黄色ブドウ球菌・大腸菌・ピロリ菌・歯周病菌の仕業なんだということを知っておいてください。

泣いたり・怒ったり・悲しくなったり・落ち込んだり・・・そんな時のあなたは体内細菌のあやつり人間です。そういう人が長時間パソコンやテレビに向かっていたり、満月・新月を迎えると感情の起伏がさらに激しくなる可能性が高いですからご注意ください。

完璧を求めすぎて、どんな自分も許せない・認めない・受け入れない・愛せないから、その裏返しとして、どんな他人の言動も許したくないし・認めたくないし・受け入れたくないし・愛したくなくなるのでしょう。

これは酸性体質による結果としての典型的な思考パターンなのです。
ですからこういう考え方を意識的に、無理やり変えることは、自分の潜在意識に無理強いすることなので、結果として新たな潜在性ストレスを作ることになりますからご注意ください。

身体が弱アルカリになれば、頑張らなくても、勝手に、いつの間にか思考パターンが変わります。自分も他人も許せるように。
その結果、自分にとって良いエネルギー循環を勝手に引き寄せますから、そこまで行けば、ノープロブレム!の世界です。


ながながとお付き合いいただき恐縮です。
この中で自分に出来そうなことだけ拾って、つまみ食いしてみてください。
なかなかひとりで上手くいかなければ、もよりのNAET 施術者に相談してみてください。

とにかく成功への唯一の秘訣は、「頑張らない、けど諦めない」ですから。

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