院長記
○昨日、別の眼科に行って、その日の内に簡易手術を受けた。下瞼の淵が化膿しているので心配になって、静岡随一と言われる眼科に急いで診て貰ったら、脂肪の塊がある、麦芽粒とか何とか言われた。これは薬では治りませんと言われた。やはり見立てが違う。ここの眼科は有名で県外からも人が来る。看護師も訓練されていて、サービスが行き届いている。先生にも何処にも威圧的なところがない。これは見習うべきところである。
○作家の井上ひさしがこのようにどこかで書いていた。ともかく買って手元においてあれば手を伸ばしていつか読むことになる。蓋し真理である。
それをいいことにして、これはいつか読むぞと思ったらほとんど何でも本なら買うことにしている。この間買ってある本は「ラーゲリのフランス人収容場群島・漂流24年」(ジャック・ロッシ、ミシェル・サルド共著)、「光の受胎」(大岡信著)、「検証戦争責任」これは最近読売新聞が力を入れている先の戦争の責任を問う姿勢の一環。いずれも読みかけである。
現在は保守と革新の対立ではなく、保守と超保守との対立が政治の核心である。超保守は先の戦争を「自存自衛の正義戦争」であったと捉え、改憲を日程に載せる。
大新聞の読売には頑張ってほしい。
○以前から読みたいと思っていたフリッチョフ・カプラの本をいちどきに纏め買いして、ボチボチ読み始めている。エコロジストの立場から、社会、経済、医療などに色々すばらしい提言、分析をしている。「新ターニング・ポイント」、「非常の知」、「エコロジカル・マネジメント」、「ディープ・エコロジー考」、「タオ自然学」を購入した。最初の2書はほとんど読んだ。長期的にはカプラの提言の方向で改革されないと、日本の社会、経済、自然、文化は崩壊するしかない。
○以前買った読みかけであった「餓死した英霊たち」(藤原彰著)も続きを読む。これはすごいですよ。日本の戦死者の数は310万人と言われているが、その大半は戦場での「名誉の戦死」ではなく、飢えによる餓死であった。補給を全く無視・軽視した上層部の命令で日本軍の派遣されるところで必ず見られた現象であった。
この戦争責任を回避して、戦没者の慰霊を祭るということがいかに戦争美化であるか。靖国がいかに欺瞞であるか。
無念の死を迎えた数百万の英霊がまだ怨念を抱いて成仏できずにいる。
○昨日、別の眼科に行って、その日の内に簡易手術を受けた。下瞼の淵が化膿しているので心配になって、静岡随一と言われる眼科に急いで診て貰ったら、脂肪の塊がある、麦芽粒とか何とか言われた。これは薬では治りませんと言われた。やはり見立てが違う。ここの眼科は有名で県外からも人が来る。看護師も訓練されていて、サービスが行き届いている。先生にも何処にも威圧的なところがない。これは見習うべきところである。
○作家の井上ひさしがこのようにどこかで書いていた。ともかく買って手元においてあれば手を伸ばしていつか読むことになる。蓋し真理である。
それをいいことにして、これはいつか読むぞと思ったらほとんど何でも本なら買うことにしている。この間買ってある本は「ラーゲリのフランス人収容場群島・漂流24年」(ジャック・ロッシ、ミシェル・サルド共著)、「光の受胎」(大岡信著)、「検証戦争責任」これは最近読売新聞が力を入れている先の戦争の責任を問う姿勢の一環。いずれも読みかけである。
現在は保守と革新の対立ではなく、保守と超保守との対立が政治の核心である。超保守は先の戦争を「自存自衛の正義戦争」であったと捉え、改憲を日程に載せる。
大新聞の読売には頑張ってほしい。
○以前から読みたいと思っていたフリッチョフ・カプラの本をいちどきに纏め買いして、ボチボチ読み始めている。エコロジストの立場から、社会、経済、医療などに色々すばらしい提言、分析をしている。「新ターニング・ポイント」、「非常の知」、「エコロジカル・マネジメント」、「ディープ・エコロジー考」、「タオ自然学」を購入した。最初の2書はほとんど読んだ。長期的にはカプラの提言の方向で改革されないと、日本の社会、経済、自然、文化は崩壊するしかない。
○以前買った読みかけであった「餓死した英霊たち」(藤原彰著)も続きを読む。これはすごいですよ。日本の戦死者の数は310万人と言われているが、その大半は戦場での「名誉の戦死」ではなく、飢えによる餓死であった。補給を全く無視・軽視した上層部の命令で日本軍の派遣されるところで必ず見られた現象であった。
この戦争責任を回避して、戦没者の慰霊を祭るということがいかに戦争美化であるか。靖国がいかに欺瞞であるか。
無念の死を迎えた数百万の英霊がまだ怨念を抱いて成仏できずにいる。