NAKAO日記

「NPOちんじゅの森」代表である中尾伊早子が、活動を通して思った事を書きつらねるページです。

今年は、忙しい予感…

2013年02月21日 17時05分15秒 | 日記
ちんじゅの森通信冬号を、事情があって1か月遅れで発送し、25年度の会費をお願いしたところ、早速に会員の皆さんから送金が届いています。
最初に送られてくるのはちんじゅの森が設立されてすぐに会員になってくださった古い方たちが多く、長い間支えていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
懐かしい方からのメッセージもあり、長い冬を抜けて春がすぐそこまで来ているような気分です。

今年はいろんな計画があります。
まずは、春のホームページのリニューアルから考えたいと思いますが、とっても難しい…
ご遷宮を本にまとめ、古夜はちょっとした工夫があり、コンサートもこれまでと違った方法で開催するかも…
まだまだお知らせするほどまでには計画が進んでいませんが、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

明日から新潟で、そのまま旭川に向かいます。
今日の東京は日差しが春めいてとても暖かかったけど、さっき外に出てみると雪がちらほら…
新潟は一昨日の夜は一晩で15cmも積もり、旭川はまた冬に舞い戻ったという知らせ…
まだまだ油断できません。

今日はカキの雪鍋にしようっと♪




クールダウン

2013年02月18日 14時08分29秒 | 日記
今朝は用事があったので桜新町から二子玉川まで電車で行き、二子玉川から事務所まで歩いた。
6309歩。自宅から事務所まで歩くのとほとんど変わらない。

ここのところ、考えることが多く、また、伝わらなくてイライラすることも多いので、できるだけ移動は歩くようにしている。
歩くと、体の中に溜まっている怒りの言葉が汗と一緒に流れ出て、イライラの本質を見出すことができる。
ウォーキングによる肉体の疲れも重なって、呼吸を整え、心身ともに落ち着くことができる。

怒りを保持したままそのターゲットと会うと、強い言葉で相手を傷つけてしまうこともあるので、クールダウンが必要だということは、長い経験の中でよくわかっている。
ただ、私の場合、怒りがあるうちはまだその人に対して情熱がある証拠。
怒りがなくなるということは、興味が失せたということなのだ。

少しだけ進歩したのは、自分の感情優先ではなく、なぜ伝わらないかを考えるようになったこと。
自分が正しいわけではなく、みんなそれぞれに思惑があり、どれも間違いではない。
ただ、今の状況で何を優先すべきかを考えると、自ずと答えは出てくる。
自分の言葉は伝わらなくても、そこにみんなを導くことができれば良しとしようと思えるようになったことだ。

百人百通りの人生があり、それを否定することはできない。
その人のために良いことだと思っても、やはりそれもあくまでも私の考えであること。

おせっかいはほどほどに。他人の人生に首を突っ込こではいけない…と、言い聞かせて10年になります(^^;

三つ子の魂百まで?

2013年02月14日 13時00分03秒 | 日記
ちんじゅの森を手伝ってくれている女性の家に遊びに行った時のこと。

4歳のお兄ちゃんは幼稚園で、2歳の弟君が一人で遊んでいた。

最初は私のことが珍しくて、絵本を見せたり、二階に行ってプラレールを動かしてくれたりしていたけれど、お母さんに用事があっていったので、彼を通り越して母親と会話をするうち、母の関心を自分に向けたくて大きな声を出したり、わがままを言いだした。

それにもめげず、適当に返事をして聞き流しながら話を続けていたのだが、耐えられなくなって母親の足に絡みつき、ぐずぐずと離れなくなった。
やれやれと、彼女が抱き上げ、台所のシンクの上に腰かけさせ、同じ目線で彼の話を聞きはじめた。

ちびはとても喜んで、自分だけを見てくれている母親にしっかり向き合って、ゆっくり少ない語彙で話しはじめた。
その時の二人の姿がとても美しくて、絵描きなら、今この姿を描きとめたいと思った。
そこだけに光が射したように、輝いていた。

今も、時々その光景を思い出すのだが、昨夜も彼女からのメールを見ながらその姿を思い出していたとき、ふと、自分が3歳の時の記憶が蘇った。

母と二人で近くの郵便局に出かけて、その郵便局の中にある公衆電話で電話をかけている。
建物の中なのだけど、ドアがあって、個室になっている。母は私を抱き上げると、その公衆電話がおわかれている棚に座らせて、赤い公衆電話で父の会社に電話している。とても楽しそうに。
私が3つということは、父も母も27歳。その頃の我が家は大家族で祖父母に父の姉も同居していたし、まだ家に電話もなかったはずなので、時々母は私を連れて家を出て、郵便局に向かった。

そんなことを思い出した。

彼女と息子の姿は、私の子供のころの幸せな一コマに重なったのだろうか。
だから美しいと思うのかしら…

3歳の記憶がよみがえるなんて、自分でもびっくり!